主 2014-02-26 01:17:07 |
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…何でもいい…なんて、言ったら……あなたは呆れるかしら。(縋り顔を伏せながらぽつりぽつりと少しずつ言葉を口にして)
不老不死でもいい。…あなたが、傍に居てくれるなら。我儘だって分かってる…けど、もし汚名を晴らして玉座に戻ったとしても…そこに、あなたは居ないじゃない…。(突き放されるかもしれない、という不安からか相手の服を掴む手に僅かながら力が篭り)
…そうよね。自分でも呆れてしまうもの。…でも、私の望みは今言った通り。(自嘲の笑みを浮かべれば、身体を離し相手の顔を見上げ)…拒むなら…それで構わない。私はどちらでも受け入れる覚悟は出来ている。…
ん…っ!……ぁ…(相手の言う通り再度抱き着けば、首筋に突き刺さる痛みに目をきつく閉じなるべく声を上げまいと堪えるものの、血液が奪われて行くと共に徐々に意識が朦朧としてきては縋るのも精一杯になり、終わる頃にはへたり込みそうになって)
……大丈夫。(差し出された手を取りやっとの事で立ち上がるものの、血の気を失った貌は白くふらりとよろめいては相手に寄り掛かるように抱き着いて)…これで、もう…独りじゃないから…(果たしてそれは自分の事か、それとも相手の事か。胸元に顔を埋めつつ呟いて)
…鍾会殿…(口づけを受け入れ、片手を相手の頬にそっと添えては血を失ったばかりの為かどこか虚ろな双眸で相手を見詰め、目を伏せ)……あの日から…ずっと、あなたの事を想ってた…。
(/バッドにハッピーです←/そろそろ寝落ちしそうなので失礼しますね;おやすみなさいませ、お相手感謝です!)
私も…好きだ!(相手の言葉に頷き手を差し伸べ)…行こう!
(―後日。「魔女が消えた」「魔女の行方知れず」の噂が國全体に広がる中、屋敷に連れ帰り日々…共に過ごした。)…具合は?…元姫が居ないとやはり…淋しい。(相手の部屋に入り抱き締めつつ呟き)
(/happyendです!御相手感謝!)
ええ…(小さく頷き、今度こそその手を取れば人の世を後にし)
鍾会殿。(与えられた部屋にて、ロッキングチェアに腰掛け微睡んでいたところへ相手が入って来るなり腰を上げ抱き返し)
もう…毎日こうして顔を合わせているのに…(寂しいとの言葉には呆れた風を装いながらも微笑み)身体の方は、前よりも大分慣れて来たわ。…もう完全に夜型になってしまったわね。
(/おはようございます!)
…王や人間共は行方知れずの元姫を探索して居る。…今頃…何になる?(相手を抱き締めつつ呟き)………人間が来る。(足音が聞こえ躯を離せば部屋を出て)…ようこそ?…私に何の用だ?
(/御早うです!)
【王元姫】
…私を確実に仕留めておきたいんでしょう。『政犯』が行方不明のままじゃ、収まりが悪いもの。…(相手の呟きに自らの考えを返し、同じく屋敷に近付く気配を感じ取れば警戒心露わに扉の方を見、大人しく部屋で待ち)
【司馬昭】
ああ~…いや…何だ、人居たのかここ。(廃墟だと思い無断で立ち入ったのだろうか、館の主の登場には数人の護衛共々気まずそうな雰囲気の中頭を掻き)
ま、人が居るっていうんなら話は早い。…ちょっとな、訳があって人を探してるんだ。亜麻色の髪の、17か18だか…そのぐらいの娘だ。心当たり無いか?(開き直っては問い掛け)
…亜麻色の娘?…見て居ない。(視線反らしつつ髪を弄り)…大体!来る訳無い!!…貴方方「人間」が来る場所では無い。…早々に退場願おう!
【司馬昭】
お前…人間じゃないのか(相手の言葉から察すれば、どよめく部下達に先行して静かに剣の柄に手を掛け目線鋭くし)
名乗りが遅れたが、俺は司馬子上ってんだ。…ま、一応は隣国の第二王位継承者ってやつだな。
こっちの国じゃ色々ごたついてるようだが、元姫――この国の王女は俺の許嫁だ。一足遅かったようだが、俺たちはあいつの身柄を保護する為に捜している。…質問を追加するぜ?お前、『人間を食ったりしてないだろうな』…?
―…流石…「人間」は騙せ無い。…私は鍾士季です。…人間では無く…吸血鬼だ!!………ああ…人間は私が頂いた。(相手の身分知り自身も自己紹介すれば舌舐めずりしつつ微笑し)
【司馬昭】
…ってめぇ!!(怒り露わに叫んでは、控えの兵らに弓を構えるよう指揮を執り)
放て!吸血鬼を滅せよ!!(剣を抜き放ち支持を下せば一斉に放たれる弓矢。しかしそれは吸血鬼に有効とされる銀製の鏃ではなく)
…私に矢など当たら無い!!…あの方は「王女」と云う身分を捨て…私と一緒に居る事を選んだ!!…貴方方が嫌う…吸血鬼だ!!(敵の放つ矢を避け微笑しつつ云えば)
【司馬昭】
くっ…戯言を抜かすな!責任感の強いあいつが、自分からそんな道を選ぶはずが無い!(抜き放った剣の切っ先を相手に向け、階段を一気に駆け昇れば袈裟懸けに一閃し)
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