主 2014-02-26 01:17:07 |
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………っ。(相手の顔を見て驚くも両腕を腰に回し唇を重ねれば離し)…貴方は何も悪く、無い。…私と一緒に居たら…貴方も処刑去れて居た…。…貴方は…私が消えても…考えて居たのだろう?…『今』の私は…貴方の傍に居る。…後悔する必要は…無い。…私は…貴方が好きだ。(相手に呟きつつも自然と涙が頬に伝い)…私は…一人では無いのだな…っ
(/でも立派な息子だと思いますよ!←)
…もっと…あなたの事、知りたかった。あなたの事を理解したかった。…叶うなら…ずっと、一緒に居たかった…っ(口づけ受ければ堰を切ったように前世の己の感情と共に涙が溢れ)
『私は今でもあなたが好き。…私は残滓に過ぎないけど…この場所なら、何にも縛られずに済むから。……どうか、あなたの傍に置いてください。鍾会殿…』
……あ、…(自分に力を与えていたものの正体が姿を現せばいつの間にか自身は二人を眺める形で傍に佇んでおり。夢の中だからだろうかと、ぼんやり考えつつ暫し見守るように立ち尽くして)
(/トウ艾の息子ですから間違いないかと(笑)
…私は…貴方の傍に居る。…何がどう有ろうと…私の『好き』は変わら無い。(相手の涙を手で拭い)…好きだ…『王元姫殿…?』(顔を近づけ唇を重ね)
(/似ていますし!(笑))
『ん…っ』
(拭われた傍から涙が零れ、相手の両頬に手を添え瞼を閉じれば想いを伝えるように自らも口づけて。目を開き愛おしげに相手の頬を撫でては相手の上から退き、助け起こすように肩に腕を回し)
『鍾会殿。……彼女の望みを、叶えてあげて…?』
(所在無さげに立ち尽くす己の転生に顔を向ければ一応第三者という事もあり今更ながら恥ずかしそうに、視線僅かに逸らしつつ相手に頼み)
(/お早うございますー…?すみません、いいところで寝落ちしました;)
…ああ…解った。(指を鳴らし記憶の霊を自身の転生に戻せば)…これで…あの男の記憶は戻る…っう(相手に微笑みつつ言うも胸を抑え倒れ)…怨念を抱えすぎた…私の身体は…持たないな。(自身の身体は徐々に消えてい行き相手の手を握りつつ見て)
(/御早うです!いえいえ!大丈夫ですよ♪)
あ…ありがとう……っ、士季君!?(確証は持てぬが何かを行ったらしい相手の所作見れば、茫然としつつも礼を述べ。急変する相手の様子見れば恋人の姿連想し、思わずその名を叫び)
『……心配しないで。彼は私が何とかするから。(焦る自身の転生を制しては、己の膝上へ想い人を横たえその手をしっかりと握り返し)
…私の魂も、彼女の中でカタチを取り戻した…急拵えのものに過ぎない。…けど、私の力を均等に分ければ、怨念に呑み込まれる事は無いから。……お互い、そんなに長くは持たないでしょうけど…悪くはない筈。(悲しげながらも微笑湛え、自らの覚悟篭った考えて告げて)』
(/ありがとうございます!)
…有り難う。…私の望みを聞け。…あの男の傍に居てくれ。…一人は寂しいから…傍で支えてやれ。(相手に頷き頬に涙が伝いつつ云い)…私は…貴方が好きです。
(/いえいえどういたしまして!)
……言われなくても、そのつもりだわ。(泣きそうになるのをぐっと堪え、強く頷いてみせては毅然と肯定し)私は何があっても士季君の傍に居る。…それが私の望みでもあり、……前世の私たちへの、せめてもの手向けよ。
『…人生は長いし、様々な困難に直面する事もあるでしょうけど…あなた達は自分達の幸福の為に、いきてほしい。(現世を生きる二人への思いを告げては、想い人の言葉に淡い笑みを浮かべてその頬を撫でて)…鍾会殿。私も、あなたを…愛してる。』
………。(永久のようで儚い時を過ごす二人の亡霊に背を向けては、自身は恋人の居る日常へと帰還するべく朝の覚醒へと向かって)
……(ベッドの上、目覚めれば目尻から溢れていた涙を袖で拭い時計に目を遣り、健常時よりも少し早めの起床時間である事を確認すれば思わず苦笑して)
……短いようだったけど…もう、こんなに時間が過ぎていたのね。………っ……、あれで、救われたって……信じて良いのよね…?(一度拭った涙が再び頬を伝えば、暫く泣いて)
……そうだ…メール。(一頻り泣いた後、記憶を失くしていた恋人の事を思えば躊躇いがちながらも携帯を手に取り)
『差出人:王元姫
件名:おはよう
本文:朝からごめんなさい。…私の事、思い出せた?』
…………?…メールだ。(携帯電話が鳴り開き見て)
『差出人:鍾会
件名:御早う!!
…ああ…今まで何が有ったのか解らないが…思い出せたぞ!』(猫のニコニコをつけ送り)
……!良かった…(相手からの返事を見て漸く不安が拭え、安心からまた視界が涙で滲み)
『差出人:王元姫
件名:心配したんだから!
本文:無茶しないでよね。
…助けてくれてありがとう。』
…………?…ああ…(相手の返事を見て頷き)
『差出人:鍾会
件名:…すまない。
本文:…元姫の恋人なら守るのは当然だ!…私こそ…有り難うな。…好きだ!…所で今日は学校に来れるか?』
『差出人:王元姫
件名:それを言うなら
本文:私の方こそ当然。…大好きだから。
今日は病院に行って診断書を書いて貰う予定なの。まだ無理だけど、明日には出て来れると思う。
もし良かったらだけど、放課後うちに遊びに来ない?…士季君に会いたい』
…元姫…。
『差出人:鍾会
件名:…解った。
本文:…やはり離人病が治らないか?…大丈夫か?私も元姫に会いたい。…今日行くからな?』
『差出人:王元姫
件名:完全とは言えないけど
本文:良い方向に向かっている事は確かだと思う。ただ、それを証明する為には医師に書類を書いて貰わないといけないの。
心配掛けてごめんね?…士季君のこと、待ってるから。』
(送信してからまだ揃っている両親の元に向かい、朝食の席で復学を希望する旨を相談しては一通りの身支度の後母親と共に病院へ向かい、診断書を用意して貰い。帰る頃には昼を過ぎていて)
【司馬昭】
…そんなシケた顔するなって(パックのジュースをストローで啜っていたところ、相手の呟きが耳に入れば苦笑しつつぽんとその背を叩き)
そりゃあ、俺だってあいつが倒れたって聞いた時はビビッたけど…もう、復帰出来るんだろ?…心配なら学校フケて様子見に行ってみるか?そういう事なら俺も付き合うぜ(に、と冗談っぽく白い歯を見せて笑ってみせ)
(そうしている間にメールが届き)
『差出人:王元姫
件名:病院
本文:行って来たわ。学校にも連絡して、明日の朝には母に付き添って貰って先生と相談する事にしたから。…多分、一限目の授業に出席するのは無理でしょうけど、許可さえ出れば授業にも出られるようになる筈。
とにかく、今日は家で休むように言われてるから…せっかくだから病院の帰りにでも寄りたかったけど、今日は大人しく待ってるね。』
【司馬昭】
元姫からか?あいつ、何だって?(相手の携帯がメールを受信した事に気付けば身を乗り出して)
…ああ…明日…一限目の授業に出れなそうだが許可が降りれば来れると書かれてる。…今日は家で大人しくして居ると…(相手に内容を話し暫く考え立ち上がり)…私…元姫の家に行きます(御弁当を鞄に入れ持ち)…先生に言っといてくれ(急ぎ屋上に出れば階段を下り)
【司馬昭】
マジか。そういう事なら俺も…(あわよくば便乗してサボろうと画策するが、教師への報告を任されてしまえば付いて行くにも行けず、さっさと先へ行ってしまった相手の後姿見送ってはポリポリ頭を掻き)
めんどくせ…って、これぐらいはしゃーないか。…あーあ、次現国かよ…。
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【母親】
じゃあ、母さんは少し出掛けて来るから…帰りは夜遅くなるかもしれないけど、何かあったらすぐメールするのよ?分かった?(病み上がりの娘を一人にするという事もあり心配そうに念を押して)
【王元姫】
もう、子どもじゃないんだから…大丈夫よ。心配しないで。
【母親】
…そう。じゃあ、留守番お願いね。(荷物を持って出掛けようとするが、一度足止め振り返り)…そうそう。鍾会君が来たら、宜しく伝えといてね。
【王元姫】
分かったから…行ってらっしゃい。(嘆息しつつ母を見送ってから時計を目を遣るも、まだ相手が学校を出るであろう放課後までは時間もあり)
……士季君。(メールでは遣り取りしたものの実際の様子が分からず、少々不安に思えば恋人の名を呟いて)
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