三國部屋【御相手募集】

…ああ…少し頭痛いが…大丈夫だ…。…有り難…う…(うつらうつらな眼で見て眠り)…ン…元…姫…。

…寝不足が原因なら、少し仮眠を取って楽になると良いのだけど……とにかく、今はゆっくり休んで？（椅子を引きベッドの傍に腰掛ければ相手が寝ている間も手を握っていられるよう体勢を作り）…やっぱり、昨日緊張させ過ぎちゃったのかしら…。（相手の寝顔を見守りながら心配そうに呟き）

…………っう。(暫くすると目が覚め頭痛を片手で抑え)…元…姫…っ

…士季君？（相手に呼ばれれば椅子から腰を浮かせ相手の顔を覗き込み）どうしたの？…頭、痛い？

【鍾会】

…さあ今こそ…復讐するのだ！！

……………っああ…！！(相手の言葉に頭痛が酷くなり俯き)…クッ…ククククッ

士季君…！？（叫ぶ相手に咄嗟に手を強く握り締め、片手で相手の肩を支えるが急変する様子には思わずたじろぎ）何…？どうした、の…？

(相手の腕を掴み押し倒し両手で首を締め)…クッ…クククク…っ

！？……っく、（予想だにせぬ相手の行動に目を見開き、息苦しさの中咄嗟に首を締める手首を懸命に握り返し抵抗し）しき…君、……どうし…て…！

…貴方に『復讐』する為ですよ？…王元姫殿…私は貴方が憎いんですよ。…司馬昭殿の許婚で居る貴方がね…っ！！(両手で強く首を締めつつ云い)…貴方には…消えてもらいますよ？

違…、私は子上君の許嫁なんかじゃ……！っぐ…（訳が分からぬまま首を振って否定しようとするもままならず、更に強まる力に息を詰め）…わたしは……あなた、の…、…（目に涙を滲ませ必死に訴えようとするが絞められた状態では声も出ず、酸欠と圧迫される血管に徐々に意識は朦朧と）

…ククク…っ！？(相手の首を締めるも頭が痛くなり手で抑え)…チッ…っ

…！……けほっ…（片手が離され幾分か力が弱まれば首元に絡まる指に手を掛け一本一本外させようとして、僅かながらも呼吸の余裕を取り戻せば咳き込んで）…士季くん、……私は…あなたのじゃ、ないの…？（肩で息をしながら朦朧と相手を見上げ）

…何を…！！…貴方は司馬昭殿の許婚だ…っ！！…私は…貴方と一緒に居たかった！！…王元姫殿…貴方は…司馬昭殿と共に行く路を選んだ…っ！！…それが…赦せない…っ！！(頭を抱えつつ叫びつつ云い)…貴方は…私が消しますよ…っ(口元を吊り上げ微笑し)

あなたは……、そう。…私の知っている士季君ではないのね。（半ば意識があやふやだからだろうか、不可解な相手の言葉をすんなりと受け止めればぽつりと、焦点の定まらぬ目で見詰めつつ呟き）……その人はもう死んでいるわ。…この前、あなたに殺されたばかりじゃない。

…違う…！…そんな筈は…無い。(相手を見ながらも叫び両手で耳を塞ぎ)

ううん…多分、あなたとの…心残りを、果たしてしまったから……消えちゃった、わ。（淡々と空虚を口にしては、指輪をした手を握り締めつつ目を閉じて）……でもわたしは…あなたには殺されてあげられない。…命をあげるのは、一人だけよ。

…クッ…ククク…貴方は愚かな方だ…私は…一人…の筈…だが…私は…大切な人を手に入れた…でも…解らない。…大切な人が何処に居るのか…私は…結局一人だ…(俯きながら泣き言の様に呟き)

ええ…愚かね。…あんな手段を取る他に……あなたに触れる方法が、無かったのだから（いつか見た夢の断片を思い出し口にしては静かに呟き）夢の中のあなたは…もう一人の私と、一緒に消えたように思えた。…それでもこうして残っているのだから…もしかしたら、あなたが憎んで、……愛してくれた…彼女も、何処かに残っているかもしれない。

（/おはようございますー。すっかり寝落ちしてしまいました；遅くまでお付き合い頂いたのにすみません！）

…ああ…貴方を消すには…その方法しか無い。…私は結局…愛されて居ない…。…なら…私は…貴方を殺めこの世の全てを負の感情を与えてやる！！(微笑しつつ指を鳴らし怨霊を集め相手に当て)…どうだ？苦しいだろう？

(／いえいえ！此方こそ有り難うございます♪)

…う…っく、…！（防御手段はおろか守護霊に当たる存在すら既に失っている身、藻掻げども逃れる事叶わなず蹲れば苦悶の表情浮かべ）……っ…ふふっ…、……（恐怖と苦しみの中、気でも触れたかのように肩を震わせて笑い）