主 2014-02-26 01:17:07 |
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…困ったわね。考えれば考える程、今度会った時どう接したら良いか分からなくなるなんて(庭園の中に設置された椅子に腰掛け、蓮の葉が浮かぶ水面をぼんやりと眺め幾度と無く嘆息し)
……トウ艾殿に意見を聞いてみるべきかしら。(よもや見られているとは思わず、思い付きで相手の敵視している人物の名前を呟き)
…………!!何故…旧式何だ!(王元姫の一人言にとう艾の名前を聞くと怒りの気持ちを込み上げ)
とう艾
(地図を眺めながら歩き続けると庭園に王元姫の姿を目撃する)
王元姫殿…如何なされた?こんな所で…。
トウ艾殿。(タイミング良く現れた相手に声を掛けられると立ち上がり)
いえ、少し考え事を。……あの、突然で申し訳ないのだけど、実はトウ艾殿に少し相談に乗ってもらいたい事があって…良かったらお時間いただけるかしら?(丁度良いとばかり話を切り出し)
何故…旧式が…!何時も何時も…私の邪魔を…!(唇を噛み締めながらも2人の様子を伺う)
【トウ艾】
………?ええ…どうなされたので…?(王元姫の悩み事を珍しく思いつつも問い掛ける)
ええ。実は鍾会殿の事で…元々、彼から快く思われていないのは分かっているのだけど……今、余計に顔を合わせづらくなってしまっていて、どうしたら良いのか…。
それで戦場でよく一緒になるあなたなら、何か助言をくれないかと思って。……ごめんなさい、自分でもおかしな事を訊いていると分かっているのだけど。(打ち明け、すまなそうに肩を竦めて)
…………。
【トウ艾】
成るほど…。鍾会殿…ですか。生憎自分も鍾会殿には嫌われています。…ですが、鍾会殿も良い所は有ります。鍾会殿は王元姫殿の事を悪くは思っていますまい。鍾会殿はああ見えて…優しい方です…。鍾会殿と向き合えば大丈夫かと…。(鍾会の事を考えつつも自分の意見を王元姫に伝える)
そう…かしら。(自身が嫌われていると言う相手の発言に申し訳無く思い眉尻を下げ、それでも尚助言をくれる相手の言葉を真剣な顔で聞き)
…鍾会殿の美点は私も認めているところよ。こんな事本人の前では言えないけど…厳しいようでも、兵には慕っている者も少なくないと聞いているわ。……悪く思われていない、…どうかしら、私も結構キツく言ってしまうところがあるし……そこを気を付ければ、きちんと向き合えるのかしら…。(口許に手を当て俯き気味に暫し考えてから、決心がついた様子で顔を上げ)
…ありがとう、トウ艾殿。上手くできるかは分からないけれど…あなたの言葉を参考に、頑張ってみるわ。(感謝の言葉と共に微笑して)
旧式の癖に…中々良いこと言うな…。ま、今回は見逃してやる。(忍び足でその場から去り、部屋に戻る)
【トウ艾】
いえ…自分は何も…鍾会殿と上手く行くと良いですな。(王元姫に御礼を言われ、手を横に振りながら微笑み)
いいえ、とても助かったわ。…トウ艾殿も、仕事上組む事が多いのだし…あなたも上手く行くと良いのだけど。(助言をくれた相手への当たりが緩和される事を願いつつ、手を前で揃え一つ頭を下げ)
私はそろそろ戻るわ。…話を聞いてくれてありがとう。(重ねて謝意を伝えてから、城内に戻り)
(/すみません、今回はこれにて失礼致しますね。遅レスすみません;遅くまでありがとうございました、おやすみなさいませ!)
…さてと。
トウ艾殿はああ言ってくれたけど…まだ何も解決はしていないのよね。(心構えは出来たものの具体的な方法が見つからず悩みながら回廊を歩き、ふと思い出したように足を止め)
そういえば…差入れは食べてくれたのかしら?(相手の部屋が在る方向を振り返ってはぽつりと呟き)
……鍾会殿?(執務の落ち着いた頃を見計らい、再び相手の部屋に足を運んでは深呼吸の後、意を決し部屋の中の相手に呼び掛けて)
度々ごめんなさいね。…入ってもいいかしら。
ありがとう。…失礼するわ(普段より若干しおらしく断りを入れて戸を開き、相手の背に歩み寄り)
とりあえず食器を下げようと思って来たのだけど。(先程自分が置いた茶器と器の中身を確認しようと、恐る恐る覗き込み)
あ…(完食されている器の中身にも驚くが、何よりも礼を言われた事に対して一瞬目を丸くし小さく声を上げ)
い、いえ…どういたしまして。春華殿も喜ぶと思うわ。(気恥ずかしながらもそう返せば、食器類に手を伸ばして)それじゃあ、これは片付けるわね。
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