主 2014-02-26 01:17:07 |
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…どうしたの、急に改まって。(わざわざ言い直す相手にきょとんとした顔になり)
でも、そう言ってくれるなら…また明日も作るわね。(微笑み告げて、弁当を食べ終えてから腕時計を見れば小さく嘆息し)
…もうこんな時間。そろそろ学校に戻らないと…
いや…別に…何でも無いんだ。ただ…過去の言葉が移っただけだ。そ、そうか…少し寂しいが…また会えるから大丈夫だ!…明日も楽しみにしてる。今日は有り難う!(王元姫の頭を撫で微笑み)
そう。…後で(互いにある程度前世を引き摺っている事に納得し頷けば、立ち去る前に一度振向いて)…学て校終わったら本、新しいの持って来るから。何か読みたいのがあれば探してくるから、メールでリクエストして。
……また後でね。(撫でて来た手に軽く自分の指絡めてから、そのまま離した手を軽く振り病室を出て)
…そういえば…鍾会君のご両親は海外に出張中なのよね(病院から出ると一度立ち止まり建物を仰ぎ見て)他にお見舞いに来る人もあまり居ないでしょうし…私がなるべく会いに行ってあげないと。(想い人を支える決意を新たに呟いては放課後までの我慢と自分を納得させ、午後の授業を受けに学校へと戻り)
ん…?今…何時だ…?(布団の中から出て携帯電話を取りだして見ると夕方を示して居た)…もうこんな時間か…。
(王元姫にメールし送信する)
『差出人:鍾会
件名:小説の事で…。
本文:推理小節が読みたいのだが有りそうか?有ったら持って来てくれ!頼んだぞ!』
…メール。(授業が終わり、鞄に入れる荷物を整理していたところで携帯が振動すればすぐさま受信画面を起動し)
『差出人:王元姫
件名:リクエスト
本文:任せて
授業も終わったから、何冊か私のお勧めを探して持って行くわね』
(座って絵本を読むパンダの絵文字を添付して返信し、すぐさま荷物を纏めると図書館へ向かい数冊の推理小説を借りて病院へと向かい)
…鍾会君。私よ(病室の前に辿り着けば、コンコンと小さくノックして中に声を掛け)
また来たわ。…その、私が来たいと思って来ているものだから…(扉を開け中に入ると半ば指定席となった椅子に腰掛け、面と向かって礼を言われると些かこそばゆげにしつつ鞄を開き)
それはそうと…ほら、新しい小説を持って来たわ(文庫本の推理小説をまた三冊、テーブルの上に並べて)この人の作品、どれもトリックや登場人物の心理描写がユニークで……あ…読んだ事あったりはしないわよ、ね?
良かった、鍾会君も読書家みたいだから被ってたらどうしようかと、…(相手の返答を聞きホッとした表情を浮かべる間、突然の口づけに対応出来ず目を開いたまま固まり)
あ…うん……こちらこそ…?(赤くなる顔に思考まで沸騰しているのか、微妙にズレた言葉で返しては目を泳がせ)…ええと……先生の問診、時間はまだ先…よね?
そ、そう。…(回答を得ると俯き何かを迷うように暫し黙り)
…あの、…ぅ……ううん。やっぱり、何でもない…!(勇気を出して何事か言おうと顔を上げるものの、そこから言葉が出ず徐々に意気が下がればポニーテールが跳ねる勢いで首を振って撤回し)
か、隠し事という程のことでもないし、(口許に手を当て横を見つつ、未だに迷っている様子で少し悩み)
………。…そっち、座ってもいい?(ちら、と相手のベッドの空いている部分に目を向けては、小さな声で恐る恐る尋ね)
…うん。(許可を得ると立ち上がり、スプリングが弾まぬよう静かにベッドに腰掛け)
……体、痛みは大丈夫?…何と言うか……た、たとえば抱き締めて、傷に障らないかな…って…ちょっと心配だからあまり無理は言うは無いけど……(悩み過ぎた所為か最早自分で何を言っているかも若干危うい状態で)
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