主 2014-02-26 01:17:07 |
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何となく…な。…前もやって居た気がするんだ。気のせいだと思うが。
そんなもの…信じてませんよ。…と言いたい所ですが最近変な夢を見るんです。(司馬昭に夢の話をする)…と言う事なんです。どう思います?
【王元姫】
…おかしな鍾会君。前も、って……まさかとは思うけど、それも夢の話なんじゃ…(何故か一瞬感じた懐かしさに、口許手を添え若干言い淀み)
【司馬昭】
へぇー、俺とお前のそっくりさんが殺し合いねぇ。(相手が語る夢の内容に面白半分の相槌打ち)でもよ、夢なんて適当なもんだろ?俺だって、あの兄貴が「頂点を目指す!」とか言って馬乗って戦場走り回る夢見るぞ。お前らの生徒会長の兄貴がだぞ。いくら乗馬やってるからってぶっ飛び過ぎだろ!(自身の見た夢を笑いながら話してから、ふと幼馴染に視線を移し)
…夢といえばさ…そういえば元姫、お前も一時期変な夢のせいで眠れないって言ってただろ。あれからどうなんだ?
【王元姫】
え、ええ…大丈夫よ。今は、ちゃんと眠れてるわ。(問われればぎこちなく返し、丁度予鈴が鳴ると鍾会の席を一旦離れ)…ほら、子上君。席に着いて。
(司馬昭に促し、去り際思い立ったように振り向いては鍾会の頭を軽く触れる程度に撫でて行き)…お返し。
(/お早うございます、昨日は挨拶前に寝落ちてしまい申し訳ないですー汗)
夢…?よく分からない。だが…どこか懐かしさを感じる。…………っ!!恥ずかしいから止めろ!(子供じゃ無いと言いながら恥ずかしげに目線を逸らす)
そうなんですか?それも不思議な夢…ですね。…やはり何か関係有るのか?(一人で呟き予鈴が鳴ると席に着き、欠伸をする)
(/いえいえ大丈夫ですよ!寝落ちは御互い様です♪)
【司馬昭】
勉強のし過ぎで疲れてるんじゃねーの?そう何でも気にしすぎるなって!(相手の背を気安く叩いてから席に着き)
【王元姫】
お返しだもの。(しれっと言い残しては自分も席に戻り、教師が入って来るのを待ち。)
(普段通りに授業を受けながら、どうにもまだ眠たげな相手が居眠りしていないかちらと脇見で確認しては、思い付いたようにスマホを取り出し机の下で慣れた手つきでメールを送信し)
『差出人:王元姫
件名:お昼
本文:たまには一緒に食べる?』
(/ありがとうございますー、そう言って頂けると幸いです)
そうですね。…私は疲れてるのかも知れません。有り難う。(司馬昭に御礼を言い、夢の事は忘れようと考えた)
ん…?…元姫。(鞄の携帯電話が鳴ったのに気づき、メールを見た後打ち、相手に送る)
『差出人:鍾会
件名:了解!
本文:良いぞ。屋上で食べないか?
『差出人:王元姫
件名:Re:了解!
本文:OK. 鍾会君は購買?』
(ゆるい猫の絵文字など文間に挟み、返ってきたメールに返信し。そうしている間に新たに書き足された黒板の字を書き写そうと前を向けば、目の前の席の幼馴染が居眠りの体勢に入っているのを見つけ爪先で椅子を軽く蹴って起こし)
『差出人:鍾会
件名:購買で買うぞ!
本文:今日は作り忘れた。購買で選んで買う。』(ニコニコ猫をつけ足し、相手に送信する。先生の話がつまらないのか
黒板の文字に集中していた。)
ん………?黒板が…見えづらく…な…って……。(視界がぼやけ見えづらくなり気を失う)
……かわいい。(受信の振動に再度画面を起動させれば、まさか相手から絵文字が返って来るとは思わず真顔のままぽつりと呟き)
『差出人:王元姫
件名:Re:購買で買うぞ!
本文:分かった。私はお弁当持ってきたから、先に待ってるね』
(るんるんと楽しげな猫のキャラクターを文末に付け送信してから、これでは自分が余程楽しみにしているようではないかと今更ながらに思うも深く考える事は止め。メールに気付いただろうかと相手の方に視線を向けると、先程までは確かに起きていた筈がいつの間にか眠っている様子で、起こしたくとも届かぬ距離にどうしたものかと思いつつ、取り敢えずノートは取っておき)
………ん。此処は…何処だ?元姫?司馬昭さん?…何も見えない。(夢なのか光一つ無い暗闇の中で一人…立ち尽くして居た。)
ん?あの姿…元姫…!!(鍾会の見る王元姫は学生服では無く武装した姿だった。)
「ーー 、」
(武装した『王元姫』は相手の存在に気付くと淡く微笑み掛け、恐らくは名を呼び掛けるように口を動かすが声が届く事は無く、それでも招くように片手を其方に差し伸べ)
(しかし次の瞬間、相手の前に居る者は幻のように消え、代わりに着崩していながらどこか貴公子然とした出で立ちの『司馬昭』が対峙しており。普段軽口を叩いているクラスメイトと異なり、より大人びて険しい顔付きの彼が向けているのは掌などではなく、装飾の施された大振りの刀であり)
「ーー 、 」
(やはり声は聞こえぬが、その口の動きから相手の敗北を突き付けるものだという事は容易に読み取れるであろう)
(刀の切っ先を突き付ける男の向こう、いつの間にか現れた『王元姫』は相手に背を向け佇んでおり何かを呟いているようだが、不思議と目の前の『司馬昭』よりも明瞭とした声で)
「ーー……なら。
私も………に、……てた。」
【王元姫】
……鍾会君。ちょっと、鍾会君!(授業が終わって尚、苦しげに魘されている相手の様子に只ならぬものを感じては、強引に肩を揺らし起こしにかかり)
【司馬昭】
…なぁ、こいつもしかして具合でも悪いんじゃないか?(魘され続ける鍾会に己も心配になったのか、席を立って)
【王元姫】
…最近ずっと眠れてないって言ってたし、もしかしたら…(揺すっても目覚める気配の無い相手に狼狽えながらも幼馴染を見据え)
…子上君。彼、保健室に運んでくれない?
【司馬昭】
え、俺?(思わず自分指差し)…さすがにめんどくせー、とは言えねぇっぼいし…しょうがねぇ、なっと!(脇に腕入れれば背負うようにして担ぎ上げ)
……………っ(夢の中で魘され続けて居た鍾会は一つの【答】にたどり着く )そうか。そう言う事…だったのか。私は…司馬昭殿を裏切り…闘ったんだ。私は…全てを手に入れるつもりだった…。だから…王元姫殿や司馬昭殿は…私に【あの夢】を見せたんだな。然し…争う事など…無い。必要無いんだ。過去は捨てよう!私は…私の答を導き出す。だから…終わりにしよう。(鍾会は立ち司馬昭から離れる)…有り難う。
【司馬昭】
っと!何だ、起きたのか?(自発的に離れる背後の気配に振り返り)
【王元姫】
…良かった、目が覚めたのね(付き添って保健室へ向かっていたところ、急に動きを見せる相手に驚くが一先ず安堵の息をつき)
ずっと辛そうだったから、保健室に連れて行こうとしていたところなんだけど…無理しないで、少し休ませてもらった方がいいんじゃないかしら?
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