みぃ 2014-02-25 21:10:53 |
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あれは雪が降ってた日だった...
俺は高校の願書を書くのに失敗して
学校で居残りをくらっていた
何度かの失敗と迎えの遅い親に
俺のイライラは頂点に達していた
やっと願書を書き終え親も迎えに来て帰ろうと
玄関に向かったとき、あいつがいた
ここまでいいかな?
あと、俺実は中3だよ
みぃには中2って言ってなかった?
あいつ... そう、彼女だ
驚いた俺は
「お前まだいたの?」
と言った
そうしたら彼女は
「あ、あの英語の補習でちょっと...」
と少しつまらせながら言った
ふーん...
「親来てるから、じゃあな」
そう言って俺は彼女に背を向け
苛立ちながらその場をあとにした
ここまで、いいかな?
あらら…。
多分ね彼女、佐治くんのこと会ってたんだと思う…分かんないけど
ほんで、冷たい態度とられたから、寂しくなった
的な感じかな?…いや、わかんない。
まぁまずは最後まで聞こう
それからしばらくして彼女からメールがきた
「実はさ、あのとき待ってたんだから
一言くらい言ってよ」
そうか...あいつはずっと待っててくれたんだ
俺はすぐさま謝り、この問題は解決した
...と、思われた
俺は1つ疑問に思ったことがあった
そこで彼女にメールで聞いてみた
「あのとき何で正直に『待ってた』って言わなかったの?」
軽い気持ちで聞いたものだった
だが、返ってきた返事に俺は少し怒りを覚えた
「正直に言ったら佐治に罪悪感を持たせると思ったから」
次の日、放課後一緒に帰り話をした
「あれって単に気遣いよな?
その気遣いはいらねぇよ」
少しキツめに言い放ったつもりだ
「...ごめん」
もはや彼女に謝る以外の選択肢はなかった
その日のあちらからメール
「明日、私も話がある」
次の日の放課後、二人の間には
少し重々しい空気が漂っていた
「...話は?」
その空気の中、俺は思い切って聞いてみた
...ごめん 明日早いから今日は寝ていい?汗
ごめんね いいところで汗
もちろん! 明日は続きを話すよ
今日聞いてくれてありがとね
明日は10時ごろになるかなー...
おやすみ また明日( ̄q ̄)zzz
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