匿名☆ 2014-02-24 20:16:57 |
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律『菜々ーダイジョブ?』
いつの間にか放課後になっていたらしい。
目をあけると心配そうに律や未羅が私を見ていた。
私『あっダイジョブだよー。』
律『まじ?よかったぁぁぁ』
友情っていいなー
ふと窓を見るとあのジュースがおいてあり、ふと私は思い出した。
私『あぁぁぁぁぁぁぁぁ!?』
未『どっどしたの?』
私『い〜や…』
律『えーなになに?』
私『あっううん!じゃあ私帰らなきゃ!』
未『えっこれから』
律・未『ご・う・こ・ん』
私『はっ!?私帰る!』
次の日
私はあの健だかというやつが何者かを知りたくて探した。
まぁ2人には話したら好きなのとか茶化されそうだったので、一人でこっそり探した。
1つ1つ教室を探してみたが…どこにもいない。
はっと思い保健室にいってみた。
するとそこには健がいたのだった。
夕日に染まるシャツが眩しい。
私『たっ…健!』
健『あっ色気なしw』
私『なっ!最悪!人の名前で読んでよね?』
健『はいはい。菜々様w』
私『健ってどこの組?』
健『おい!菜々と同じなんだけど』
私『はっ!?まじ!?』
健『まあお前は前の端だからなー
俺正反対だしー。』
私『気づかなかったわ』
健『俺はこんなに知ってるのになー』
私『あはは。私は男恐怖症だからー』
健『えっ!?』
私『でも健はなんか違うなー』
健『俺が女だとでも?』
私『いやいやまさかー』
このまま時が止まれば良い。
そう感じたときだった。
律『ねー。菜々好きな人できないのー』
私『何回言うの?私好きになるなんて…』
ないといいかけて健の顔を思いだし私は顔が赤くなるのがわかった。
律『いやーいるんだろー?』
私『えっ!?えっ!?』
律『もう菜々かわいいんだからー
こんなに照れちゃってー』
私『ぅぅぅうるさいなぁぁぁぁ!!』
未『未羅はねー…未羅はねー…』
律『あんたに言ってないわー』
未『けちー』
今日はいつもより楽しい。
私はそう思った。
こんなただのお話がこんなに楽しいと思ったのはいつぶりだろう。
たぶん…いやきっと、暗闇の世界から私はでようとしているのだ。
律『えっ!?まじで!!』
私『えっえっ?』
なにも聞いていなかった。
少し幸せの空間にいすぎた。
私『なにが?』
未『えー菜々聞いてなかったの?
ひどいよー!!』
私『なになに?』
未『私ね…』
きーんこーんかーんこーん
未『ごめん!!後でね!!』
なんなのだろう。
未羅の顔が赤いようなそんな感じだ。
授業になった。
ふと私は健に目がいっていた。
健は私に気づき、にこっと笑ってくれたようだった。
私も笑いかえそうとすると…
健の隣に座っている、未羅が健を見ていた。
いつもと違う目で。
それはもう好きがだだもれしている。
ふと胸がチクっと痛んだ。
未羅は健が好きなのだろうか。
もし付き合ったら…
チクっチクっ
こんな気持ち初めてだった…
そう勇とはまた違う気持ち…
これはいったい恋なのだろうか…
いやそんなことはないだろう。
だって私には恋をする資格はないのだから。
ズキっ
チクよりもっと重く痛くなってしまった。
健の事を考えると幸せな空間が消えてしまう。
なんでなのだろうか…
先生『菜々!お前はぁぁぁぁ!』
先生の話をまるで聞いていなかった。
もうかなりの時間が過ぎている。
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