春雨 2014-02-22 14:36:49 |
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俺は昔渋い男に憧れていたんだ
渋い人=コーヒー好きだという風潮があるんだが
俺は革命を起こそうと思ったんだ
そう、皆もう察しているとは思うが、ミルクだ
コーヒーがありならミルクもありなのでは?と俺は思ったんだ
俺は友達に相談したんだ
俺「ダンディにミルクを飲むにはどうしたらいいと思う?」
友「そうだな…なんかこう…ビシッと、ミルクだけクールに注文したら格好いいんじゃね?」
たしかに友のいう通りだ
店に行ってコーヒーだけ注文する奴は格好いい
だから俺はあるファーストフード店に行ったんだ、もちろん早朝にな
店に入ると勿論出勤前のサラリーマン達がいる訳だ
周りは大人、その中にダンディな中学生の俺がいる、最高な舞台だ
俺は実行した
店員「ご注文は何でしょうか?」
きた、ここで決める!
俺「ミルク…ください」(キリッ
店員「あの、ミルクはなります」
なんてサービスなんだ!俺は喜んだ
店員「ハイ、これです」
その時渡されたのは…
コーヒーに入れるちっちゃいミルクだった………
店員「ご注文はありませんか?」
俺「あ、はい…」
俺はそれを飲んだ…
虚しかった…そしてなにより…恥ずかしかった…
俺はダンディになるのを…辞めた…
俺の黒歴史
ブラックジャックとか医龍とかそういう医者に憧れていて
俺もそれっぽいことをしたくなったんだ
しかし人を手術出来る訳もないし、いい方法がないか考えたんだ
その時ふと給食の献立をみたら、明日のおかずがししゃもだったんだ
俺はこれだ!と思った
当日、俺は給食を配られたらすぐにいただきますの合図をした
そのあとししゃもの腹部にスプーンで切れ目を入れて俺自身のスイッチも入れた
俺「これより緊急手術を始める!!メス!!」
そういうと俺は自分でフォークを掴み
俺「まずはこの流産された卵をしまうぞ!」
といって無理矢理押し込んだ
俺「ハァハァ…次は切開した腹部をつなぎ合わせなければ!!」
といっておもむろに肉じゃがの中の白滝を箸で掴んで腹部に刺した
俺「繋がれ!!繋がれぇええええええ!!!」
そのあと落ち着いて
俺「手術は……無事成功しました!」
と言った
同じ班の奴等はドン引き
先生には事情聴収されたとさ
E N D
俺一匹狼に憧れていた訳よ
でまあ授業中でもまあ教室の後ろの席で寝たふりしてたのね
で、前の男子が「おい、起きねーとヤベーって!」と言って肩を叩いてきたんだ
その時の授業の先生は内の学校では有名な怖い先生だったんだ
だかしかし俺は寝たまま「うるさい!!」と言ってその手を払い退けたんだ
だかまた叩いてきたので(しかも前より強く)だから俺は一回起きて「 うるさいと言ってるだろ!」とそいつの手首を掴んだんだ
だがしかし、その手の主をよく見てみると……教師だったのだ……
その時こっぴどく叱られて以来、
一匹狼は辞めましたとさ
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