ひなた 2014-02-21 20:15:18 |
通報 |
ただいまー。あー、あったけぇ...。
(地元の冬ほど酷くはないがいつもより増して雪が降り凍えるんではないかと思うほど冷える外から帰ってきて、玄関を開けた瞬間に暖かな空気に包まれると幸せそうに声を漏らしながら靴を脱ぎ。靴を並べ終えたら玄関の戸締まりをしっかりと確認し、そのまま明かりのついたリビングへとスタスタ進んで行き)
おー、おかえり。
(本日は嬉しいことに休日なので遅くに起きては昼間からずっとテレビ画面に向かってはゲームをし、きりのいいところで一時休憩を取ると眼鏡を外して数回瞬きをし。玄関からの物音に眼鏡をつけながらそちらへと顔を向け、一言声をかければ再度テレビ画面に視線を戻してゲームを再開させ)
ん。あれ、FBときっくんは?
(こちらを向いたあろまに片手をあげゆるく振れば、テレビの前にある低いテーブルに帰り道寄った行きつけのパン屋の袋をどさりと置き。どっこいしょ、と声を出しながらテレビ画面に夢中なあろまの隣へと腰をおろし、そういえばいつも騒がしい二人の影が見当たらず、疑問に思ったのか上着を脱ぎながら問いかけ)
あ?あー、なんか買い物行くとか言ってたべ。
(がさりとビニール袋の擦れる音が聞こえ、ゲーム画面を一時停止させると待ってましたといわんばかりにテーブルのほうへと身体を向け。いつものごとく勝手に漁り始め美味しそうなパンを探していると質問をされ、頭の中で記憶を遡りながら返事をして好みのパンを見つけると嬉しそうに口角をあげればビニール袋から取り出しては封を開け)
ふーん。あ、このゲーム新作のやつじゃん。
(いたら騒がしく邪魔な奴らだがいなかったらいなかったで静かになってしまうことに苦笑いし、長年の付き合いのあろまとゲームでもして暇を潰すかと自分も適当にパンを取り出せば画面に視線を向け。テレビに映し出された3D映像が最近CMでやっていたものと気付き、そばに置いてあったソフトのケースを裏表見ながら羨ましそうに呟き)
買うか悩んでたけど結局買っちゃったわ。
(予想通り美味しかったパンを表情を和らげてむしゃむしゃと頬張り、テーブルの上に乗せてあったボックスティッシュに手を伸ばすと両手を綺麗に拭き。そのままコントローラーを握りゲームを再開すると羨ましげな相手の視線に気付いたのか「今いいとこだからやらせねーよ」とジトリと相手を見ればすぐにテレビに視線を戻してストーリーを進めていき)
わかってるって。
(あろまのゲーム好きは痛いほど分かっているので流石に新作ゲームのプレイを邪魔なんてするはずがなく、興味津々に次々と敵を倒していくゲーム画面のプレイキャラクターを見つめれば手元のパンをかじって咀嚼し。食べていくうちに口の中の水分が奪われていき何か飲み物をでも取りに行くかとその場から立ち上がり「あろまも何か飲む?」と一言声をかければ冷蔵庫のあるキッチンへと向かっていき)
んー...、じゃあ麦茶。
(気が利くえおえおに遠慮なく甘えさせてもらい、数秒間悩んだ結果確か冷蔵庫にあったはずの無難な物を選び。飲み物を待っている間ゲームのリザルト画面見れば戦績は良好でほんの少し微笑み。食べ終わったパンの袋を小さく丸めゴミ箱へと投げるもあと少しのところで外れてしまったゴミクズに小さく舌打ちをし、上半身だけ動かして手を伸ばせばゴミ箱にきちんと入れ直し)
たっだいまー!おお!この部屋超あったけぇ!
(鍵を差し込み玄関のドアを開けると大きな声を出しながら足元に荷物を置いて靴を脱ぎ、適当に揃えると再度荷物を持ち上げてはリビングへと向かい。冷えきった身体にしみる暖かさに歓喜しつつ、キッチンで何かをしているえおえおに「俺もお茶ちょうだーい」と声をかけてほそちらへと歩いて行き)
ただいまー。おい野郎共!今夜は鍋だ!
(寒い中買い物に出かけ少しは疲れているはずなのに何故かはっちゃけているきっくんの後ろを歩いてはリビングへと向かい、そこそこ重量感のある両手のビニール袋を上に持ち上げたら大きな声を出し夕食のメニューを伝え。買って来たものを冷蔵庫にしまおうとキッチンへ行くとお茶を注ぐえおえおを見つけ、ビニール袋を床に置いて食材を片付けながら「俺の分も注いでー」と横目でちらりと見ては頼み)
おかえり。
(先ほどまでの静かでゆるやかな空気はどこへいったのやら、急に騒がしくなった我が家につい笑みをこぼしながら少しだけキッチンから顔を出して声をかけ。二人に飲み物を頼まれると二人分も四人分もそう変わらないかと「はいはい」と適当に返事をしてはコップに麦茶を注ぎ入れ、近くに置いてあった赤茶色のおぼんに乗せると三人の待つ低いテーブルへと運んで行き)
うるせーよ。何鍋?
(もう帰ってきてしまったのかと相変わらず声の大きい奴らをジトリと睨むように見るも食欲には逆らえず尋ね。手慣れた様子でテレビの電源を落としゲームを片付けると、まるで遊びに来た夫の友人にお茶を出す妻みたいだ、なんて想像してしまうえおえおから頼んでいた麦茶を受け取ればコップを口につけて渇いた口の中を潤し)
トピック検索 |