主 2014-02-19 22:21:20 |
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そりゃそうだけどさ…
こんなに若々しい見た目をしてるのにジジイとか失礼じゃない!?(「こんなに美男なのにさ!」と冗談めいた口調で両手を広げながら大きな声で言った後、小さく言った相手の言葉に驚いた様に目を見開くと「何お前…、元に戻っても甘えたなワケ?」と相手の発言に嬉しさを感じながらもそれを隠す様にからかう様な口調で言った後、従業員であるウサギが作ってくれたココアを温め直しマグカップに注ぎ椅子に座っている相手に手渡しながら「ねぇ…どうして目を逸らすの?」と相手の顔を見ながら言ってみせ
自分で美男って・・・どうなんですかね(うわーというような顔で相手見て。「っ・・・そんなワケないでしょうこの白豚!!」からかう様に言われ思わず相手を殴ってしまい。ありがとうございます、とマグカップ受け取りココア一口飲み「色々思い出しただけです・・・」と呟き
うわ!めっちゃ腹立つ!!
って、ちょ…まッ!ぐほぁッ!!!?(相手の視線に苛立ちいつもの様に牙を向いていると、相手の殴りかかる素振りに反応出来ずただただ狼狽えていると顔面からモロに食らい変な声を上げながら、後ろに吹っ飛び床に転げ痛みに悶えていると、流石神獣と言ったところかすぐに回復し直ぐに起き上がると小さく呟く相手にきょとんとした後、ニヤリと悪どい笑みを浮かべ耳飾りを弄りながら近づき鬼灯の顔に自分の顔を近付けると「甘えた事とか、キスしてくれた事とか…、抱き着いた事とか思い出してたの?」とニヤける顔を隠せずに問いかけ、明らかに第二の拳が飛んでくるであろう言葉を平気で投げ掛け
チッ・・・もう少し強く殴ればよかった・・・(すぐに起き上がる相手見て舌打ちをし。相手の顔が近くなり「ちっ、がいます・・・!!」と少し頬赤くなりながら言い、今度は金棒で殴ってやろうかなんて思い手探るがいつもは横にあるはずの愛用の金棒は無く、置いてきたんだったと思い出しふぅ・・・と息付き自分を落ち着かせ「近いです・・・」と少し離れようとし
痛てて…、いやこれ以上強い力とか本当勘弁…!
つか、顔が赤くなってますよォ?(ぶつけた頭を擦りながら渋い顔で言ってみせるとうっすらと頬を桜色に染めた相手を見てドキリと心臓が高鳴るのを感じ、離れようとする相手の肩を掴むと先程より顔を近付けもう自分の気持ちに嘘は付けないなと覚悟を決めるもいざ意中の相手を眼前にして「あのさ……、えと…その、」と普段の自分からは想像も出来ない程にどもり今更になり恥ずかしさが出てきたのか段々と頬を赤くしていき「(僕は思いを告げないと誓ったのに…!!)」と自己嫌悪に陥りはじめてしまい
どうせすぐ治るでしょうが
赤くなんてなってません・・・(ペシリと相手の額軽く叩き呟くように言い。肩掴まれ少しビクリとし顔を近づけられるとさらに顔赤くなり少し目丸くし、少し黙り込んだあと相手の頬に軽く口付けて見せ少し顔逸らしながら「言いたいことがあるならさっさと言いなさいよ・・・ていうか貴方の方こそ真っ赤じゃないですか」なんて呟き
そりゃそうだけどさ…!痛いものは痛いんだよ!
いや十分赤いけど…
って…、へッ…?!(叩かれた額を顔を少し歪ませながら押さえながら、反論しようと顔を赤くしている事についてからかってやろうと口を開くと、相手からの頬の口付けに間の抜けた声を上げ、何をされたかを自覚した瞬間首から耳先まで真っ赤に染まり金魚の様に口をパクパクとさせ少し黙った後俯きがちに「真っ赤に見えるんだったら察してよ馬鹿、鈍感野郎…言えるワケないだろ…僕だって、戸惑ってるし、言って…この関係が壊れるのが怖いんだ…!臆病だと思うなら笑えよ!笑ってくれよ…!否定してくれよ!」と悲痛そうに、しかし声色に悲しさを含めるも決して涙を見せる事はなく最後の部分は投げやりの様にも聞こえるが、本心は自分が思いを伝える前にばっさりと切り捨てて諦めさせてほしいという願いが込められており
なに間抜けな声出してんですか(相手の反応にどこか満足気な顔で。「・・・はぁ・・・笑いませんし否定なんてしませんよ・・・嫌いだったらこんな事しません」小さくため息をつき少し眉潜め「一度しか言いませんからよく聞きなさい偶蹄類」悪態混じりに言い真っ直ぐ相手を見て「好きですよ、白澤さん・・・」と微かに笑みを浮かべながら言い、すぐ顔を普段の真顔に戻し真っ赤になっているであろう己の顔隠すように相手に背を向け
だっ、て…おま……不意打ちだろうが…!(満足気な相手をみて真っ赤に染まった頬を隠す様に口元を腕で覆いながら反論した後"一度だけ"という言葉にピタリと動きを止め未だ熱を持っている顔のまま相手を見つめ"好き"という言葉を聞いた瞬間くしゃりと顔を歪め嬉しさや恥ずかしさを滲ませた表情をし、目には今にも零れ落ちんばかりの涙を溜めそっぽを向く相手の腕を引っ張り己の胸に閉じ込めると「ほん、と…何で言っちゃうかな…これじゃぁ覚悟が揺らぐどころか壊れちゃうじゃんか…しかも…、お前から好きって言ってくれるなんて思いもしなかったよ」と細々としながらも、嬉しそうに言葉を紡ぎ相手の頭をそっと撫で
油断してる貴方が悪いんですよ(ふぃ、と目逸らし。腕引っ張られ少し目丸くし気がつけば相手の腕の中に収まっていて撫でられ気持ちよげに目を細めながら「貴方が言わないから先に言ってやったんですよ・・・」ため息混じりに呟きぎゅぅ、と相手を抱きしめ
油断なんかしてないしバーカ!!(子どもの様な反抗的な発言をした後、背中に回された腕に先程の言葉は嘘ではないのだと実感し、柄にもなく恥ずかしい気持ちが沸き起こり、そう言えば自分は返事をしていないとふと思い出し相手に密着したまま頭を下げ耳元に口を近付けると「僕は、この気持ちは…お前には絶対に言わないし、言えないと思ってた…でもさ、お前からそんな嬉しい事言ってくれるからさ…もう自分の気持ちを抑えられないよ」と少し辛そうで、それでいて嬉しそうな、なんとも矛盾した様な声色で言葉を紡ぎ最後に「僕だって、お前が……鬼灯が好きだ…!」と漸く自分の気持ちを伝えたかと思うと先程よりキツく抱き締め「僕を好きになってくれてありがとう…、」と相手に聞こえるか聞こえないかの蚊の鳴くような小さな声でポツリと呟き
餓鬼か・・・全く(相手の子供のような反抗的な言葉にため息混じりに言い。「まさか私が貴方を好きになるなんて思ってなかったですよ・・・自分でも吃驚です」と言いながらクスリと小さく笑い。「っ・・・ありがと、ございます」相手を抱きしめたまま相手の胸に顔埋め耳まで赤くなっていて
五月蝿い!僕から見たらお前なんか赤子同然なんだからな!(言い返す言葉が単純になってきながら無意識に自分は年老いている事を肯定し、そのあとの言葉に「僕の良さに惚れたんじゃないの?僕って罪な神様だよねェ…」と恥ずかしさを隠す様に肩をすくめながら冗談めいた台詞を吐き、自分の胸に顔を埋める相手の行動に心臓が掴まれる様な感覚を感じ、これは重症だなと内心苦笑いするも悪い気はせず、耳まで赤くなった鬼灯に「ね、鬼灯……顔みたい…、みせて?」と断られる事を覚悟にいつもより幾分か柔らかな声色で問いかけ
ついにジジイだって認めましたね(ジトっとした目で相手見て。「そうですね・・・殴っても穴に落としても死なないところに惹かれたんでしょうかね」と真顔で冗談を言い。相手の胸に顔埋めたまま角が刺さらない程度に軽くグリグリとし、相手の問いに「今顔が赤いので嫌です・・・」と恥ずかしいのか相手に顔見せようとせず
………………はっ!!
い、いや、違うし!!ジジイじゃねーし!(暫く固まった後自分の失言に漸く気付き、はっ!とした後慌てて否定した後「はぁ!?おま、なんつーSな理由だよそれ!どS鬼畜野郎!」と冗談なのか本気なのかわからない白澤は困惑した様で、甘い展開を望んでいたのか若干キレ気味に言い、きっと真っ赤であろう相手の顔を想像しながら仕返しにと半ば無理矢理に相手を引き剥がすと顔を近付け、相手の鼻先にそっと触れる程度の口付けを落とし「ねぇ…、ここにしていい、?」と先程の恥ずかしがっていた姿は皆無で、妖艶に笑い唇を親指でなぞり
はいはい、あまり騒ぐと喉枯れますよ(サラリと流すように言い。「冗談ですよじょうだ・・・っ」鼻先にキスされ途中言葉途切れ目丸くし「不意打ち・・・」と呟き。唇なぞられ少しピクリとし「好きにすればいいでしょう・・・」なんて素直に頷けず恥ずかしげに相手と目合わせられず
誰の所為だ誰の!!(思わず突っ込んだ後、相手の言葉に「僕…やられたらやり返すのがモットーだからさ…、クスクス、間抜け面だね」と目を見開き此方を見つめる相手に笑いながら言ってみせ馬鹿にする様な発言をするものの表情は優しげで言葉にも棘は無く「目くらい合わせてよ…どんだけ初なんだ、そんな青いって年でも無いだろ?」と首を傾げ純粋に相手が初々しい反応をするのに疑問の念を抱くと同時に、スイッチか何かが入ったかの様に照れたり恥ずかしがる事は無くなり、どちらかと言えば寧ろ照れさせる側になり「まぁ…、ここで嫌ですって言われてもするけどね」と言うと親指と人差し指でクイッと顎を持ち目を閉じそっと相手の柔らかな唇に己の唇を重ね合わせ
誰が間抜けだ・・・(ムッとし小さく呟き。
「仕方ないでしょう・・・こういうのは初めてなんですから」文句あるかというように相手見て。相手の唇が己の唇に触れぎゅっと目瞑り
お前に決まってるだろ、最高だったよ(喉奥で笑いながら言ってみせると初めてという言葉に目を見開き「はぁ?マジかよ…硬派硬派とは思ってたけどまさか好きな人とかいなかったワケ?」信じられない、とでも言いたげな
表情をしながら相手に問いかけると同時に、自分が鬼灯の一番なのかと思うと今まで感じた事の無い幸福感と満足感が心を満たしていき「んッ……お前緊張しすぎだろ」小さなリップノイズと共に唇をそっと離した後固く目を瞑る相手に愛おしさを感じ口元に弧を描きながら先程まで己と重なっていた相手の唇をなぞりからかってみせ
偶蹄類のくせに生意気だ・・・(小さく呟き。「仕事が忙しいので恋なんてしてる暇ありませんからね」とため息混じりに言った後、貴方と違って忙しいんですと付け足し。貴方の唇が離れそっと目開き「別に緊張なんてしてません・・・」と軽く目そらしながら言い
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