碇シンジ 2014-02-19 20:35:58 |
通報 |
あはは、ごめんごめん!冗談だよ、多分ね…(嫌だと言いながら顔を背けるまでの一連の相手の行動が余りにも愛おしく、彼の髪を優しく撫で冗談だと諭すが、つい多分と付け加えて反応を楽しもうとし。
我ながら意地が悪いなと内心思うも、己だけに見せてくれて居るであろう言動に優越感すら覚えてしまい、止められないのも確かで─「恥ずかしがる必要は無いさ!とても君らしくて心地の良い香りだけどね 」と言えばもう一度耳元に鼻を近づけ
た、多分?!…カヲル君のばかっ(許そうかとゆっくり顔を向き直そうとしていた所"多分"と聞こえた為、びっくりして声が上ずってしまい、暫くの沈黙の後に軽く相手の胸元をポカリと叩けば態とらしく不機嫌を装い)
わっ…(それでも恥ずかしいと言おうとしていたが、急に耳に熱を感じてそれが相手の鼻だと理解をすれば恥ずかしさが一気に上昇して耳まで真っ赤になり)
―…あ、怒ったのかい?(悪ふざけが過ぎたかも知れないとオロオロとし、自然と眉が下がり不安気な目つきで不機嫌になってしまった相手の頬をそっと触れてみては様子を探り「シンジ君…こっちを向いてくれないかい?」と彼の機嫌を取るように、頬を触り髪を触りと世話しなくしながら顔を覗き込み
(/後半蹴ってしまいました^^;)
別に…(頬を触れられてピクリと動くが、相手の言葉にそっぽを向いたまま答えるが突如顔を覗き込まれて此方を向くように言われると、おずおずと相手に顔を向けて「な、何…?」と掠れるような声を発し)
(/大丈夫ですよ!やりやすいようにやって下さい!)
やっと僕の顔を見てくれたね!僕の勝ちだ、シンジ君-……なんてね、君に素っ気なくされると切なくなってしまう…その時点で僕の負けだよ(此方に顔を向けられれば内心ほっとし、強がりを言っては見せるが安心感から本音を口にし負けを認め「惚れた弱みって言うやつだね、これが」と相手の顔をじっと見詰め呟くように漏らし
またそんな事い…う…(調子が良い人だと思い文句を言おうと言いかけた所で、本音を口にした相手に動揺してしまい言葉を詰まらせ)
カヲル君…僕今凄く幸せかも、こんなに思われたのは初めてだから…(相手の綺麗な瞳を見つめてると吸い込まれそうな感覚になり、相手の服の袖をキュッと掴みもう片方の手は自分の服の胸辺りを掴んで幸せそうな笑みを零し)
そうなのかい?セカンドやファーストを見ていても、君にとても感心を持っているようだけどね……(己の服の袖を掴む仕草を眺めて。そんな相手の指先に視線を落としたまま上記を述べる此方の表情は、嬉しい気持ちから来る歯がゆさと、多少鈍感な彼への嫉妬心なのか独占欲なのか分からない複雑な感情が入り混じったと言わんばかりに、眉をぎゅっと潜め訝しそうな顔を浮かべており「君が気付いていないだけさ」とぼそりと付け加え
え?…そうなのかな…全然そんな感じしないんだけど(相手が複雑な感情でいる事を全然感じ取っておらず、首を傾げて相手の事を少し下から見上げ)
でも、カヲル君だってクラスの子達からキャーキャー言われてるよ?(学校で相手のファンクラブが密かに出来ている事を思い出して、今こうしてこの関係になれた故なのか嫉妬のような気持ちがわいて唇を尖らせて上記を述べ)
やっぱり鈍感なんだね、君は…(ふぅと溜息を漏らし眉を下げ、己を見上げる無垢な瞳に誤魔化されてしまいそうになると、そんな己にも呆れてしまい一瞬目を閉じ″やれやれ″と首を振りまたすぐに彼を見て。
しかし己と同じように互いを取り巻く異性に対して、口を尖らせて指摘する相手に胸がどきりとすると同時に何故やら嬉しさに似た何とも言えない感情が湧き「-……それは、嫉妬…なのかい?」と目を丸くし彼をじぃっと見詰め
ごめん…(ため息を付いて呆れてるような相手を見れば、どんな反応をすれば良いのか分からず謝る事しか出来ず伏し目がちになり)
えっ?…えと、うん…嫉妬かも(このなんとも言えない胸が苦しくなる感情は嫉妬なんだと気付き、暫くの沈黙のあと途切れ途切れに上記を述べ、最後に照れ隠しの為おどけた様に笑い)
―……そんな顔で謝ってみたり、嫉妬だと言ってみたり…狡いな君は(謝り目を伏せたかと思えば嫉妬だと認め愛くるしく笑ったりと、クルクルと表情を変える相手の一連の行動に逐一翻弄されているのに気付き。責めてやれと思い発した鈍感との言葉も虚しい程に絆されてしまい。素直に嫉妬と認められれば、「この先が不安だよ……君に振り回されてしまいそうだな」と少しはにかみながらジュースの入ったグラスを取ろうとテーブルに手を伸ばし
ず、狡いだなんてそんな…(眉を下げて首を左右に振るが、確かに自分は急に悲しくなったり嬉しくなったりとコロコロと表情を変えているかもと、思い当たる節が多々あるためそれ以上の事は言えず)
僕はカヲル君の事を振り回したりなんてしないよ…あ、チョコも食べる?(安心してと微笑み、ジュースを取る相手を見ると先程買ってきたチョコのパッケージを開封して一粒取り出し)
安心ね…それはどうだろうか(微笑み無邪気にチョコを差し出してくる相手に溜息混じりに上記の言葉を吐き捨てると、少し位は此方にも振り回されて貰わなくてはと思い、菓子を持つ相手の手を掴みそのまま顔を近づけふいに口付けをし。
すぐに離れ、何事も無かったかのように「頂くよ、美味しそうだね」と意地悪な微笑みを向けチョコをひょいと受け取り口に入れ
?…えっ?(何の事か分からず頭にハテナを浮かべて首を傾げているとふいに相手の顔が近付き気付いた頃には既に口付けをされていた後で。キスをしたんだと理解すれば顔を真っ赤にして、この状況で相手の事は見ることが出来ずにチョコを受け取られ空になった自分の手を見つめ。
あくまでも平然を装おうと「そ、そうでしょ?僕、このチョコ好きなんだ」と視線をチョコに向けてもう一粒手に取り)
うーん……そんな風に平然とされると悔しいものだね、だったらもう一度…(普通に振る舞う相手に少し悔しさがあるものの、本心ではその平然を装う態度が愛おしくて堪らなく。
新たにチョコを手に取った彼の顔をぐいっと此方に向けるとにやにやとして、そぉっとゆっくりと唇を近づけて行き
これは…えっと…って、もう一度?(本当は平然となんて出来ないと言おうと思うが下手なりに装って振舞ってしまった為中々言い出せず、そうこうしている間にまた顔が近付いてきたので未だ慣れない故なのか目をギュッと瞑り唇が重なる時をそっと待ち)
―…なんてね、冗談さ。少しは焦って貰いたくてね(唇が重なるぎりぎりの距離で止めると、その距離感を保ったまま互いの額をくっつけ。目を閉じ口付けを待つ相手に満足すると、嬉しそうにふふっと笑ってみせ
…へ?(ドキドキしながら待つが重なる事も無く額をくっつけ冗談だと言われれば間の抜けた声を出し、目を開けると満足そうに笑う相手が目に入り恥ずかしさから顔を赤くして睨みながら「カヲル君の…ばか」と怒って言いながらチョコを口に含ませ)
あはは、怒ったかい?(悪戯に大満足した子供のように声をあげ笑うと、怒ってしまった相手の髪の毛を優しく撫でて。
とは言え期待してくれていた彼の気持ちがやはり嬉しくもあるのが本心の為か、チョコを頬張る彼をぎゅっと抱き寄せ「少し度が過ぎたね、ごめんよ?シンジ君」と愛おしそうに微笑めば、抱き寄せた腕に力を少し入れ
怒るに決まってるよ(なで受けながら、声を上げて笑う相手をチラリと覗き見て視線が合いそうになるとプイと横を見て)
もう…今回だけだからね(もう少し怒っていようと思っていたのだが、抱きしめられてしまうと先程までの事が悔しい事に全て許せてしまい自分もそっと手を回し、体重を相手に預け)
トピック検索 |