さき 2014-02-17 15:18:39 |
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あのときは遊んでばかりだった小学生気分が抜けなかったんだ。2歳年上の兄についていく大人しい子供だった。
難しくなる勉強、これからの選択、全く考えてなくて、先生が教科ごとにいるから緊張も増して、
町から小学生たちが集まってくることもあって、ビクビクしていたんだ。
夏休み入るまでにそんな現実に嫌気がさしてて、自分をうまくコントロールできてないのにかかわらず
部活を休んだり、今までできてた宿題も残してしまって、そのたびに先生に怒られる始末。
兄も兄で大変だったらしく、だんだんといい加減で無気力になっていってた。
文化祭や体育祭にも出なかった。
決め手は兄の担任。なんかだるくて休みたいと思って、じゃあ俺も休もうと思ってたら無理やり
連れて行って、ふざけんなと反論する力も勇気もなく、もうヤダと思ってそのままずるずると卒業まで家にいたよ。
不登校になって初めて、自分を見つめたと言っても過言じゃない。
自分がどうしようもないぐらいに守られていた存在だったこと、自分の気持ちを素直に言わなかったせいで、あんな学校にいてもなにも変わらない!と親に言えないくらい何もできなかったことを
知って、それからは必死にあがいたさ。
で、上記に至る。高校に入る理由は単純だ。そうしないとまともに働けないということ、
そしてなにより、自分の中にある感情を相手にぶつけられないことさ。
このままでいいわけあるか! 俺は幸せになるんだ!ってな。
なにせ母子家庭でさぁ、その分背負わなきゃいけない部分もあったんだ。
だから君は、とにかく今の状態を親なり友達に話すといいよ。
俺みたいに、一人で立ち上がらないといけないわけじゃないだろうから。
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