短気でちょっと口の悪い男子とやる気なさげでちょっとツンデレな女子

(/そうですね、そちらからお願いします！あ、あと訂正で絃成君の髪長さは首までです！)

(/では此方から!絡み文出したら落ちますね。訂正了解です!宜しくお願いします！)

げ。（嫌な奴にあった、とでも言わんばかりに顔を歪め自分では小さく声を洩らしたつもりであろうがまるっきり相手に聞こえるくらいの声の大きさで。まるで他人かのようにマフラーに顔を埋めぷい、と顔を背けてそそくさと歩きだし。

(/了解です！では此方も落ちますね！よろしくお願いします！)

ああ？なんだよ実久…相変わらず不機嫌そうな顔だな、似合ってるぞ（相手の失礼な態度に少しムカッといきて相手に失礼なことを言う。実際は笑顔が似合ってるなんて仄かに思っているけれどそんなことは微塵も口にも顔にもださず隣を歩き）

ふん、それはどうも。それより何さりげなく隣歩いているのよ。通報するわよ（鼻を鳴らしつつ相手の言葉にさらにむす、とした表情をし皮肉たっぷりにお礼を述べ。隣を歩く相手など見もしないで鬱陶しそうに呟き、手に持っていたスマホで1、1、まで電話番号をかけ

どーいたしまして…って何通報してんだよバカ！相変わらずバカだな！俺が好き好んでお前のとなりなんか歩くか！（相手が通報しようとしているのを見て慌ててとめる。互いのことをバカと言い合うなんて日常茶飯事になりつつある←。「俺もこっちの方に用があるんだよ！」と言い）

はぁ？馬鹿はそっちでしょ!本気で通報するわけないじゃん。…後々ダルそうだし（馬鹿という単語に反応し相手に反撃し。ふぅ、と長く溜息を吐き己にとっては投げ捨てるように聞こえた言葉に「そ。じゃ、あたしの半径3km以内に近づかないで」と遠回しに消え失せろとでもいいたげに歩くスピードを速めつつ言った言葉にいくらなんでも酷かったかと後悔し

はぁ？そんなに離れたきゃおまえが離れろよバーカ（相手から本気で言われたのかと内心心配になりながらもムキになって此方も歩く速度を速めて相手を追い抜き。「…どこまで一緒なんだよ」追い抜くが何故か追い越され、そして追い抜きまた追い越され。そんなことを続けているとちゅう不機嫌そうに──装って──言い放ち）

えぇ～？萩希から離れないってことはもしかしてぇあたしと離れたくないのぉ？ぷ（口や目でにやにやウザったらしい声と笑みを洩らすも、馬鹿らしいくらいに一緒の考えを持っていた事に気づき「…本当だ。ふぅ…もうだるいしどうでも良いや」とぽつり。歩くスピードを落とし相手の隣を歩き、横目でバレないようにちら、と顔を見るととても小さく微かな声でごめんと謝り。きっとこんな声じゃ聞こえないなと素直に謝れない自分が嫌になり

ああ？わけわかんねーこと言ってんじゃねぇよバカ。おまえみたいな可愛くもない女と一緒に居たいなんて思うかっ（ちっ、と舌打ちしながら顔をそらす。しかしその顔は気のせいかほんのりと赤くなっていて。「もしかして目的地も同じか？災難だな…」相変わらず不機嫌そうな風をして言い、そしてチラッと横目で見れば相手の口の動きや仕草から謝っているのだとわかり。昔からかわんねーやつ、と思い思わず苦笑して）

え、あぅ…っ、否、そ、そんな本気にしないでよ!（微かに頬を赤らめているを見ると相手の否定の言葉など聞き取りもせず、此方まで恥ずかしくなり顔が熱くなるのを自分でも分かり。「あたしの目的地は暖かい家よ。早く炬燵で暖まりたい」なんて遠い目してわざとらしく寒そうにしては苦笑する相手に何笑ってんの、と軽く脚を蹴り

は！？本気になんてしてるわけないだろ！そっちこそ勘違いすんな！（結局顔は益々赤くなる結果になり、つもよりネックウォーマーを顔に被せて「いってーな…とっと帰れ帰れ」と言いながら相手の方を見ず口を尖らせながらそんなことを言う。自身も自宅、相手の隣の自宅に向かっているのでここからもずっと一緒に帰るのだろう。そう思うと少し嬉しくなり）

あんたが赤くなるからでしょ!?あたしが勘違いしてる訳無いじゃない（真っ赤になった顔なんぞもう無視して指をさし。今更ごまかせないものだがなんとかごまかそうとし。「うっさい!此れがあたしのいつものスピードなの」と理由を付けて離れようとせず。ましてや家なんか隣なんだからわざわざ離れる必要性が無いと判断し

うっせーな！寒いからちょっと赤くなったんだよ！ふん！こっちだってお前みたいな奴に勘違いされるなんて願い下げなんだよっ（訳の分からない言い訳を返しながら素直じゃないことを言い放つ。「ふん、勝手にしてろよな…」と相手が離れないことを咎めたりはせず。寧ろ内心は嬉しいのだがどうにも素直に言い表せないようで）

あー、はー、そーですかぁ（此の話題に飽きたのかイキナリ面倒くさそうに答え。ほんの少し悲しくなった気持ちは一切出さずに。「あんたに言われなくても勝手にするし」と頬を膨らまし拗ねたように返して

…気まぐれなやつだな。つーか本気にしてるって言ったら、お前どうするんだ？（面倒くさそうな相手を見てふああと欠伸をしながら気まぐれを装って尋ねて。「勝手にしろ勝手にしろ」相手の表情を見て少し不安になりながらもそれは見せずに不機嫌そうに言い返し）

その場で痴漢です、て叫んでやるわよ（ここで赤くなったら負けだろう、さらりといつもの表情で言い。内心は何でそんなこと聞くんだと心臓がバクバク言っており。「もう、うるっさいわぁ!」と心底鬱陶しそうに女子とは思えないほど派手に舌打ちをし

…可愛くねーやつ（少しムスッと膨れっ面になりながらも心の中では溜め息をついて。「うるさいのはそっちだろ」とイラッときたのか語気を強めながら言い）

そんなのとっくに知ってるわよ（ほんの少しだけ曇りの入った声で言い。誰に言われようが関係ないがすごく嫌な気持ちになりきゅ、と唇を締め、俯き。「良いし、うるさくたって」と相手とは裏腹に拗ねたような感じも強い言い方でも無くふ、と口から洩れたように弱々しく言い

………もし、本当に本気だったら、どうするんだ…（俯いた相手を見て、申し訳ない気持ちになって。それで自分も沈んだ気持ちになり相手に少しだけ自分の気持ちを伝えてみようかな、と思い。「…俺も別に構わねぇ」と小声でボソっと呟く。相手と居れる、今はそれだけで良いと思い）

きっっっも。止めてよ、あたしのペースに巻き込まれないでよ（さっきまでの落ち込んだ気分とはうって変わり心底嫌そうな顔をして。確かに暗い気分にしたのは自分だがだからといって告白されたいとかそういう類では無い。自分の中の好きという気持ちに気付けずそんな悪態を内心でこいて。「あんた何なのよ。矛盾しすぎ」と小さく聞こえた呟きに此方もぼそ、と一言。