夏氷氷 2014-02-15 15:24:24 |
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弟は、私たちと住むようになった。
私たちは、空白の時間の事をたくさん話した。
家族3人の生活は私にとってやっと摑めた幸せだった。
だけど一瞬で崩れ去った。
小5の秋、お母さんは家に男の人を連れて来た。
その人はお母さんの彼氏だった。
いやだった。
家庭を壊されたくなかった。
だけど、そんなこと言えなかった。
お母さんはまた鬱になった。
面倒を見切れなくなった弟は、おじいちゃんの家に行った。
私はまたお母さんと2人で生活するようになった。
おじいちゃんに、「お母さんは病気だから、家事を手伝うんだよ。」と言われた。
お母さんが好きだったから素直に引き受けた。
お母さんは、家事をまったくしなかった。
いつも部屋にこもっていた。
掃除・洗濯・料理・買い物、全部自分でやった。
遊びに行く時間なんて無かった。
もちろん、部活なんて行ける訳がなかった。
1ヶ月後、お母さんは外出するようになった。
毎日、遊びに行って帰って来なかった。
晩御飯を作っても食べたからいらないと言われるようになった。
そして、洗い物が少しでも残っていると怒られた。
だけど、私は決して言い返さなかった。
おはよー
こないだ読んだよ、文章うまいね、続きが読みたいかな
ひとつだけ、これは主人公がどんどん不幸になっていくだけで
他の出会いとか、そういうのがあったほうがいいと思うよ、それじゃ続きまってます。
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