バレンタインが近づいてきたんだが・・・

俺のスペック

大学二年
ふつめん　身長低目　ほそみ
いわばどこにでいるような大学生だ。

去年の11月に俺、学科の好きな子に告白したんだ。。
俺さ、告白とか初めてで何言ったらいいのかわかんねぇし、どうやっていえばいいのかもわからなかった。。

うむ、聞いてやろうではないか(・ω・`)

その日は大学の学科飲み会で、俺はあらかじめ好きな子に告白しようと決めてたんだ。
その子は伊東美咲ににてるから今後伊東とする。
伊東はとにかく美人でいろんな奴に好かれる本当にいいやつなんだ。
大学でも気軽に話しかけてくれたり、挨拶してくれたりと女神のような存在だった。

学科の飲み会も終盤に近づくにつれ、正直俺は告白するという事実から逃げたかったのか、告白する前からヤケ酒気味に飲みすぎてしまったんだ・・・

書き溜めとかないから返信おそめかも。
みててくれてありがとう！うれしいぜ！！キラッ

おうよ！シャラッ←

ヤケ酒気味に飲んでる俺は、横目に伊東をずっとみていた（気づかれてたかも）
俺は相談としてずっと友人に相談していた。もちろん今日告白することも伝えていた。
こいつは浜田に似てるから今後浜田にする。
浜田は俺が飲みすぎているのを心配して、何度か声をかけてくれたんだが、酔った俺はどうも気性が悪く「うるせぇ！お前に俺の気持ちがわかるか！！」などと、告白する前から相当荒れていたらしい・・。

ちなみに記憶はほとんどない。笑

話を戻す。

飲み会終盤になり、そろそろお開きかな？って言う時に俺は正直ビビッてたｗ
このまま終わってしまえばいう必要もないし、明日以降も普通にお話したり挨拶してもらえるかもしれない・・・などと、自分にとって都合のいい妄想ばかりを繰り返し、告白から逃げていた。
今思うと、なんて優柔不断で情けない奴なんだ・・・泣

しかし、そんな時、吉報が訪れた。

なんと、浜田の奴が二次会をすると言い出したのだ。
男女8人でカラオケに行く予定を立ててくれた。（もちろん伊東も）なんていいやつなんだ！！
浜田はただでさえ告白してOKもらえるかもわからないやつなのに、酔っぱらっている状態で告白しても絶対無理だろうということでセッティングしてくれたらしい。
やっぱり持つべきものは友だなと、俺は思い泣いた。

浜田いいやつだな・・・！

カラオケでは初めは普通に順番に歌い始めた。
俺は男としかカラオケに行ったことがないため、もちろんアニソンしか知らないｗ
いい歌だから紹介するつもりで「君の知らない物語」をうたったのだが、
季節は冬。俺はさほど歌がうまくない。みんな知らない・・・。
という最悪の連鎖で2番が始まるころにはもう歌を止めたい気分だった・・・

歌い終わりはんとな～く、しらけムードになってしまったとき浜田が
オレンジレンジとかいう盛り上がる曲を入れてくれたためムードは壊さずに済んだ。

そのときだ、俺の横に伊東が座ってきたんだ！！！！！！！

伊東「さっきの歌って化物語の奴だよね？あたし好きなんだー！俺君も好きなの？」
おれ「あっうん、好きだよ。アニメだけどね。ふひっ」
みたいな感じで正直気持ち悪くしゃべっていたと思う。。笑

しかし伊東はずっと話しかけてくれた。
伊東「あたしもアニメすきー！ほかのシリーズは見てないんだけどはじめのシリーズはTVでやってたから見たんだよねー！面白すぎて夜更かししたのもいい思い出かも。笑」
おれ「うん、俺もテレビのやつみてたんだ」

みたいな感じで緊張して俺はまともに話せなかった。
というより、もともと俺には女子と話す免疫なんてない(笑)

伊東は話が盛り上がらなかったせいか、自分の曲が流れたからか、席を外れ俺とは遠いところに行ってしまった。たしか月9で流れてたmiwaっていう歌を歌っていた気がする。

歌もうまく、歌ってる姿も可愛いなんて...ますます告白する勇気はなくなる。

時間が半分くらい進み、カラオケに持ち込んだ酒が回り始めたころになんか暴露大会みたいな感じになった。
ちなみに、男4女4っていう組み合わせな。

カラオケそっちのけで割り箸でくじを作り、赤いしるしがついているのを引いたら、スマホのアプリにある罰ゲームをするみたいなものだった。
なかには、好きな人をいうや、一番最近の彼氏or彼女をいう、童貞か処女か、などど非リア充の俺には無縁の言葉がたくさん並んでいたんだ。

ゲームが進み俺の横にいたA男が、一番最近付き合った女の名前をいう。
というくじを引いた。
みんな盛り上がって、「だれだれーｗｗｗ」「はやくいえよーーーｗｗｗ」
と、はやしたてる声がたくさん上がる中、A男は同党と伊東を指差した。
最初はえっ？みたいな感じでみんな笑っていたんだが、どうやらガチらしい。。
伊東もうなずき、俺以外のみんなはめっちゃ盛り上がっていた。

どうも大学一年の夏に付き合っていたらしく、付き合った期間は2ヶ月でA男が告白したらしい。
ふったのは伊東ということで安心したのだが、二人は花火大会とかいろいろデートもしたらしい。
嫌がる伊東を気にせず、酒がまわったA男はぺらぺらと自慢をするかのように話し続けた。

みてるひといないかな・・・？(^_^;)

まわりの女子も乗るように話を聞き続け、それでそれで？？！！と、話を待ちわびているようだった。
二人は付き合った期間が2ヶ月なのにもかかわらず、一人暮らしのA男の家に何度かお泊りもしているらしい。

見てる！

二人は一緒のベットで寝て、A男の車でドライブをしてカップルライフを満喫していたのか・・・
などと、俺は最悪な妄想を悶々と繰り広げていた。


A男は泊まった時の話をしはじめ、ついに夜何をしたかをいい出だした。