怪盗さん 2014-02-08 15:03:03 |
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『・・・ほら、どうしたってよ、其処の純情少年』(ニヤニヤしながら亜紀が竜也を自分の肘でつつきつつそう言うと竜也は真っ赤なまま珍しくマヌケ面になり『えっ・・・、あ、いや・・・。か、可愛いと思って・・・だな、うん』と頬の耳の近くらへんを掻きつつエリと視線を合わせないようにしながら言い)
『・・・!?』(恥ずかしい姿をまたも女子に見られてしまった、という羞恥心と驚きが重なり動揺しており。一方亜紀と愛華は『よ~、さっきぶりだな』『あ、またあったねー』と普通に挨拶をし)
あー…はい(ニコッと笑顔を浮かべながら軽く頭を下げるとエリが自分の後ろに隠れてきて「エリと友達になってくれてありがと」と笑いながら言い
『ううん、いいんだよ~、翔はともかく僕達友達結構少ないしね~』(お礼を言われればアハハ、と笑いながら自虐すると『うっ・・・、お前より俺の方が多い・・・』と不服そうに竜也が愛華に言い)
『そうか・・・、なら良かった』(エリの頭にポンと竜也の手を置き撫でると『・・・じゃ、先生も見つけたしこれで』とだけ言うと亜紀と愛華を引き連れ何処かへ去っていき)
お、見つけたんだな(捜索中だったところ、亜紀を連れてきた竜也達を見れば安心すると『・・・おいごら、私を迷い犬みたいに言うんじゃねーよ』とイラッときたのか眉間に皺寄せ言われ軽く謝罪すると少し様子がおかしい竜也とその隣でニヤニヤしてる愛華を見れば「どうしたんだよ?」と聞いて)
『ただいま…』(エリはアジトに帰ってきてすぐ部屋に行きベッドに入ると『友達…』と呟いてまた嬉しそうに笑い。『エリ、なんかあったの~?』アジトに入り優に話しかけられると「ん?なにもないよ~」と楽しそうに話し
へぇ・・・、そりゃ良かったな(友達ができたと本人達の口から出れば嬉しそうにそう言うと『うん、だから凄く嬉しいのもあるんだけどぉ・・・フフ・・・』竜也を見つつニヤニヤしながら愛華がそういうも自分は残念ながら鈍感野郎なので全然分からず首を傾げて)
『…!!』(エリはあのままいつの間にか眠ってしまい気づけば朝になっていて『が、学校…!』とあわてて着替えて部屋から出ていき。なんとか時間に間に合い教室に入ると教室内をキョロと見渡して
『うん~、竜が起こしに来てくれなかったの・・・』(眠い目を擦りながらエリにそう言うがピタ、と手を止め相手を見ると『そういうエリちゃんもちょっと遅かったみたいだねぇ~』と言い)
『そっかぁ~・・・、あ、先生おはよ~』(此方も自分の席に着くと先生に挨拶し。挨拶をすれば敬語に直せと注意をされては軽く頭を下げ軽く謝り。そんな様子を生徒達は変なものでも見るかのようにクス、と笑っており)
…エリ遅刻してないかな…(3年の教室でHRを受けながらそう呟くと先生に『先生の話し聞いてるのか?』と頭にチョップをいれられ「聞いてましたよー…」と
『私の予想では多分遅刻していると思うわよ!』(キラン、と刹那の席の近くの優が小声で言うと刹那がチョップされるのを見て『先生!刹那ちゃんじゃなくて私にやってくださいよ!!』と手を挙げキラキラした瞳で抗議して/←)
・・・アホかお前は(その後ろの翔が本気で優をどつくと『いったぁ・・・、何も本気にしなくたっていいじゃない・・・』と涙目になりつつ翔を睨みながら言い)
『あなたたち…皆さんまとめて後で職員室に来なさい!!』(と完全に存在感が消えていた先生に怒鳴られ「あ…」と呟くと勇気が『プッ…まじか…』と笑いながら言い「転入早々呼び出しとか……」と
先生ー、俺この変態を退治しただけですよー。(職員室にて。優を指差しつつそう言うと『私は正直に私も話してたからそう言っただけですよぉ・・・、そしたらコイツが!』と翔を指差しつつ必死に抗議して)
し、喋っちゃったことにかわりはないので私は行きます(苦笑いを浮かべながら先生にそう言うと『あー…俺も行きます』といまだに笑いながら勇気が言い
『関係ないでしょ!いっつもいっつも呼び出しされて・・・。』(ガミガミ説教されるとふと先生の後ろの遠くの方に亜紀を見つけると目が合えば馬鹿にするような笑い方で此方を指差し見ていたので少しカチンときて/亜紀の表情⇒(^Д^)m9)
『だから貴方達は・・・!』(まだ説教が続いているのに段々飽きてきて。こういう時秋一だったらポーカーフェイスできてるのだろうな、と思うと少し羨ましく感じて)
・・・先生・・・、もう昼休みなんですけど・・・。(休み時間毎に呼び出されネチネチと説教されたものなのでうんざりしてきては翔が先生に向かってそう言って。すると優が二人に気づき『あ、二人共やほー♪』と挨拶し)
・・・。『・・・。』(うわー、暇だー等と思いつつ説教を聞いていると通りすがりの秋一が見えれば馬鹿にするようにクスッと笑われるも勇気と刹那まで見れば驚き可愛そうな目をされ)
『先生、いい加減飽きました』(勇気が頭の後ろで手を組ながら言うと先生が余計に怒りだし。しばらくして説教が終わると「ハァ…疲れた……」と呟いて
あの人ムカついたり相手が自分の言うこと聞かなかったらとりあえず30分ぐらい説教しないと気が済まねー人だからな・・・(刹那の呟きが聴こえればはぁ、と溜息を吐きそう言うと『ちなみにあの人の渾名はすぐに怒るから危険物先生よ』と付け足し)
……(席に座るとぐったりと机に伏せていて『刹那…?どうかした?』と勇気が自分の肩を叩くが返事はなく『具合悪い?』と自分の額に手を当て
・・・保健室行くか?(様子がおかしい刹那を見れば心配そうに声をかけて。見守る自分の仲間達も心配そうにしており口々に『大丈夫?』『早退でもするか?』と声をかけて)
『あー…いや刹那ってさ…怒鳴られたりするとよくこうなるんだ』(苦笑いを浮かべながら勇気が言うと『父親にもよく怒鳴られてたみたいでさ』と刹那の頭をポンポンと撫でながら言い
あー・・・、俺もよく怒鳴られてたわ(たはは、と苦笑しつつ己の頬をポリポリ掻くと刹那の傍へもっと近づけば「気にすんなよ、あの人は最早怒るのが趣味みてーなモンだから。」と微妙なフォローをし)
……(ゆっくりと体を起こすと少し青ざめた顔をしていて「ふぅ…ちょっと屋上行ってくる」と椅子から立ち上がってゆっくりと屋上へ向かい
『ンだよ、元気ねーな』(屋上で隠れて缶コーヒーを飲んでいると具合の悪そうな刹那を見ればそう声をかけ。『そんなに元気ねーならアタシの所に来ればいいだろ?』と言い)
『おら、貸してやる』(寒そうな相手を見れば自分の着てた少しブカブカだった白衣を脱ぎ刹那に被せるとそう言い。『・・・保健室のベッドは暖かいぞ』と休むことを遠まわしに言ってみて)
…ありがとう…ございます……(白衣をかけてもらうと顔を少しあげてお礼を言い「…少し…休んでもいいですか……?」と先生を見て緩く首を傾げ
『・・・最初から頼めよ』(ふっと笑うと『そういやフラフラしてたよな、歩けんのか?』と、小さい体の癖してそんなことを聞いてみて)
『おう、私も休憩そろそろ終わるし先行ってるな、気をつけろよ』(少し不安だがもう保健室に戻らねばならないことを思い出し刹那を後にして先へ行き)
『おい、其処にいんの分かってんだぞ』(一方保健室で。扉を開けるなり眉間に皺を寄せそう言うと「あ、やっぱバレました?」とひょこっと何処からか翔が現れれば『刹那が心配だ。様子見てきてくれ』とだけ頼み)
ハァ…(壁をつたいながら下を向きぎみで歩くと視界がボヤァとしてきてクタッと地面に座り込むと「疲れた…」と大した距離は歩いていないがそう言い
・・・。(完全に寝てしまったのが分かると少し寝顔を見ていると「・・・何嫉妬してんだろ、俺」と呟きつつ起こさないよう注意しながら向かうと保健室へ着き。とりあえず亜紀と協力してベッドへ寝かせ)
『大分落ち着いたみたいだな』(刹那の表情を見れば安心しそう言うと『で?あの格好してきたみてーだが恥ずかしくなかったのか?』とニヤニヤしながらからかうと「別に・・・って、あ、俺あの格好で此処まできたんだっけ」と思い出しては少し恥ずかしくなり)
『一人でなんでもやっちゃうから…依頼とか……』(心配そうな表情を浮かべると『依頼…本当は受けたくないんだ……』と刹那の頭を撫でながら言い
よ、おはようさん(起き上がった相手を見れば右手を軽く挙げ挨拶をすると『よく眠ってたな』と亜紀も暖かい紅茶を持ってやってきては『いるか?』と聞き)
あ…ありがとうございます…あれ…?勇気は…?(保健室をグルッと見渡すと「ここに…勇気が連れてきてくれたんじゃ……」と首を傾げては『刹那大丈夫…?』と優が顔を覗きこんできて
え…!?(びっくりしながら目を見開くと「え…ま、間違えた…の…!?」といまだびっくりしながら毛布で顔を隠し「ごめんなさい……」と
((ついに1000コメ!これからもよろしくお願いします!))
や、別にいいんだが・・・、本当に勇気のこと信頼してんだな(顔を隠す相手を可愛いと思いつつそんなことを言うが内心自分で言っていて傷ついており)
(/そういえばもう1000コメでしたね!!よろしくお願いします!)
そうか(相手の発言を聞けばそうか、と思いなんともいえない表情をすると未だに恥ずかしがっている相手を見て「誰だって間違えることぐらいあるんだから気にすんなよ」と言い)
う、うん…(やっと落ち着いたのかフゥと小さく溜め息をつくと毛布を顔から離して『刹那!もうあれ…やめなよ!』と優が心配そうに刹那の右腕をつかむと、「っ…」と表情を歪ませ
あんま無理すんなよ。また体壊すぞ(この前刹那が風邪を引いたのを思い出せばそう言うと『そうだな、自己管理はキチンとしないとな』と亜紀も賛成して)
あ…うん…(ニコッと苦笑いを浮かべ右腕をかばうようにしながら言うと「じ、じゃあ…そろそろ教室戻りますね」とベッドから立ち上がって
はい(ヘラッと作り笑いを浮かべ頷くと「あ、大丈夫だよ…」と相手に言い優と保健室を出ていって。教室にもどると勇気が心配したようにかけより『大丈夫か?さっき行ってやれなくてごめんな…』と頭を撫で
はぁ・・・。(保健室から出て教室へ向かいながらトボトボと一人溜息を吐いていたが辛気くさいのは自分に似合わないので気合を入れる為に自分自身で頬をぺしっと叩いては教室に入り)
……(机に突っ伏したまま勇気と話していると相手が来たことに気付き二人の顔を交互に見てから「んー…そんなににてるかな……」と呟いて
二人ってそんなに似てないよね…(相手の顔をジッと見ながら言うとまだ少し怠いのかまた机に突っ伏し『ん?どうゆうことだ?』と勇気が首を傾げ
んー…と(勇気のメガネをパッと取りまた二人をじっと見ると「身長…とか…髪色…かな」と言い勇気のメガネを自分がかけてみて「勇気、ダテメガネやめればいいのに」と
うん(またウトウトしながら頷くと『ん…あぁ、あんまり顔見せないようにかな…一応あんなことしてるし…』と苦笑いを浮かべ眼鏡をかけなおし
なるほどな(こんなところで聞くべきでは無かったなと反省しつつ苦笑いし言い。『刹那ちゃん眼鏡似合う~!』と何処からかキラキラした瞳で優が近寄り言い)
『うん』(メガネをかけ直して頷くと刹那がメガネをかけたまま優を見て「あ、ありがと…」と言うと『刹那ー…』とエリが教室に入ってきて
…!!(エリが来たのが分かると急に冷や汗を流し「そういえば優!ちょっとお前に聞きたいことがあってな!とりあえず此処から離れよう!」と優を半ば強引に教室から追い出し)
『んー…?エリ?』(エリを優から隠すように勇気がエリに近づくと「どうかした?」と首を傾げ『どうしよう…あいつからが来ちゃった!』と顔を青くしながら言い
『もう何なのよー、翔って秋一君と違って嘘が下手だから私には分かるのよー』(ブーブー文句を言われると「気にすんな」とだけ言えば『あの美少女でしょ?分かってるわよ』とエリの方を見れば顔が青いのに気づき『どうしたの?』と駆け寄りいつもより落ち着いて聞いて)
『あ…刹那…のことまた利用して……』(と窓の外に見える大きな黒い車をエリが指差して言うと刹那がガタッと立ち上がり「行ってきます」と薄く微笑みを浮かべながら言い教室から出ていこうとするが『刹那、今日は俺行くよ』と勇気が言い
『・・・。』(話を聞いた優が刹那達のほうへと尾行しようとすると急に振り返り『翔、アンタは秋一君と先生連れてきて。アタシ先行ってるから。大丈夫、あの子達の邪魔はしない』とだけ言うと教室から出て。自身もとりあえず秋一と竜也を連れてこようとし)
いいよ、私行く(ニコッと笑いながら勇気の肩を叩き横を通り過ぎると優が自分の前に立ち腕を広げて『刹那、行っちゃ駄目』と言い「なんで?私はお仕事なんだk『嘘だ』と優に言葉を遮られ「…どいて……」と
『え?刹那姉ちゃんの為?なら行く』(コクリと同意してくれるとすぐに保健室へ向かい亜紀を連れてきては『何だ?この状況』と遠くから見える優と刹那のやりとりを見ては亜紀が呟き)
ハァ…(なんとか優をかわして下駄箱まで来ると靴を履いて「ねぇ、学校まで来ないでって言いましたよね?」と車の中にいる自分と同じくらいの男の人に話しかけて
なんだ?(気づかれない程度に近づくと黒い車が見えて。それが見えた亜紀と優は何事か分かった顔をし亜紀が『アイツら・・・、いつも来ると思ったら何なんだ・・・?』と様子を伺い)
時雨さん、そんなことより今日の依頼はなによ(腰に手を当てて時雨をジッと見ると時雨が自分の腕をつかみ自分の顔と時雨の顔をギリギリまで近づけて『とりあえず車に乗れ…誰かが見ている』と
『なぁさっきから聞いてたんだが、ずっと学校に車を此処に駐車してんのはアンタか?此処は駐車場じゃないんだぜ、迷惑だから他所で停めてくんねーか?』
(亜紀が目は笑わず口元だけ笑って所謂営業スマイルとやらでニコニコ笑いながら時雨に近づき)
『それは悪かった次から気を付ける』(時雨がニコッと笑みを浮かべながら言うと「先生、すみませんあとでちゃんと言い聞かせます」と言い車が発進して
『無理すんなよ。・・・嫌なら嫌って言ってくれ』(最後に相手の肩をポンと叩きそれだけ伝えると見送る・・・かと思いきや亜紀のすぐ目の前に水色の車が現れ。『おせぇ』とだけ伝えれば『ほら乗れ。アイツら追うぞ』と乗り込むと「先生、運転手さんって・・・。」と聞こうとするも『いいから乗れ』とだけ言われ亜紀は助手席に、3人はぎゅうぎゅう詰めになりつつも後ろに乗って)
…(車に乗りしばらく走るとカフェらしきところにとまり中に時雨と入ると『じゃあこれ…よろしくな』と封筒を渡されて時雨が頼んだ紅茶を飲むと『今回はこんなヘマするなよ?』と自分の右腕をガッと掴み「いたっ…!」と表情を歪め
『・・・。』(そんな中。茶髪の三つ編み、ガーリーな洋服を着た可愛らしい人物がカフェへ入店してきて。席へ向かおうとすると刹那が右手を掴まれるのが見えると『・・・女の子いじめちゃダメです・・・』とか細い声だがキッと時雨の方を睨み刹那の腕を掴んでる時雨の腕を掴み言い)
『あ、別にいじめてる訳じゃないよ』(そう言い時雨が腕から手を離すと少し痺れている右腕を押さえて「じゃあ、私はこれで」と店を出るとアジトの方に歩いていき
『・・・そう・・・ですか』(女性・・・にしては有り得ない腕力と握力で握っていた時雨の手を離せばスタスタと席へと向かいケーキセットを頼み食べ終われば会計を済ませ亜紀達の車へ行くと『怖かったよ・・・亜紀ちゃん・・・』と少し涙目で車に乗り込み)
『え・・・、また何かするの・・・?』(三つ編みの人物、葵が首を傾げ問うと『ああ。ちょっと時雨とか言うヤツが気になるから見ておこうかと。あ、翔。竜と愛華に連絡があったら教えろとだけ伝えろ』と言われればすぐに携帯を取り出し竜也と愛華にメールを送信し)
ふぅ…(いつもの公園に行ブランコに座ると先程の封筒を開くと「今回は…県外……?」と呟いてから真剣に読み始めて。15分ほどで全て読み終わるとブランコから立ち上がりアジトへ向かって
『特に何も無かったな。』(少し残念そうにそう言うと『とりあえず葵、秋一と優と一緒にアイツらのアジトへ行け。秋一なら知ってるだろ』と葵に頼むと『う、うん分かったよ・・・!』と頷き優と秋一を引き連れ刹那達のアジトへ向かい)
…(アジトに来るとまだエースしかいないことに気付き『よ…おかえり…』とエースが言うと手元の封筒に気づいたのか『またか…』と呟いて
『えっと・・・、此処・・・?だよね』(秋一に教わりながら言われた通り進むとアジトが見えて。『ところで葵さん。ずっとその格好なんですか?』と聞くとやっと思い出したのか『えっ・・・?うわ、着替えるの忘れてた・・・』とかなり落ち込むと『大丈夫!あおちゃんの可愛さは健在だから!』と優が大声で励ましてしまい)
だから!!うるさいって!!(アジトの中から外まで聞こえるくらいの声で叫ぶとその声は少し震えていて『だから、なんでそれをお前が受ける必要あるんだよって聞いてんだ』と普通の声でエースが言い
『うぅ・・・、あ。さっきの子の声・・・だよね』(微妙な励ましを受け少しショックを受けていると中から声がして。何だろうと思いアジトの扉の方に近づいてみて)
だ、誰?(アジトを出ると知らない人がいて少し驚きながら言うと「ま、まぁ、いいや…私急いでるから…」と走ってどこかへ行ってしまい
『うん、じゃ、じゃあね』(手を振り見送ると『き、気になるけど・・・。“僕”もうそろそろ着替えてもいいよね?』と秋一と優に小声で言うと『は、はい是非そうしてください』と秋一が言い。『それにしても、カップル揃って可愛いって凄いわね』と呟き)
はぁ…(しばらく走ると川の近くまで来ていて川のそばに腰かけると「疲れた…」とうずくまり「馬鹿時雨……」と呟くとソッと右腕を押さえて
『よっ、姉ちゃん!』(男性服に着替えウィッグも外しいつもの男姿で歩いていると秋一が刹那を見つけ秋一を先頭に行くと話しかけ。押さえてる右腕を見れば『・・・やっぱり右腕引っ張られて痛かったよね』と葵が心配そうに言い)
ん…大丈夫だよ…?(顔をあげると秋一と知らない人が立っていて誰だろうとジッと見てしまい「えと…秋一君、その人は…?」と
((すみません、火曜日から宿泊学習があるので浮上できないかもです><ご迷惑おかけしてすみません><))
『顧問の彼氏兼さっき姉ちゃんとあtt『ごほんごほん!!』
(秋一が教えようとすると女装していたのが恥ずかしかったのか無駄に大きな咳払いをすると『えっと…、僕小林葵です。一応大学生なんだ。よろしくね』と女の子のような笑顔で自己紹介をし)
(/おお了解です!全然大丈夫ですよ、お気になさらず!)
あ、よ、よろしくお願いします……(葵を見ながら軽く頭を下げて言うと突然後ろから明るい茶色のの髪をツインテールにした人形のような子が抱きついてきて『刹那ー!ただいま!僕に会えなくて寂しかった~!?』とかわいらしい声を大きくしながら言い「いたた…雪…お帰り……」と呟くように言い
『あ、こんにちわ』(可愛らしい子を見れば微笑み葵が挨拶すると優の次に可愛い女の子にはあまり目がない秋一がポーカーフェイス時でもないのに普通に『…ちわ。』と挨拶をし)
『ん?刹那、こいつらだr(雪が秋一達を見て指を指しながら言うのを止めるように口を塞ぐと「口悪くてごめんね…」と疲れたとでも言うかのように溜め息をついて「で、なんでランドセル背負ったままなの…?」と言うと『ん?まだ帰ってないからだよ』と笑顔で返され
『気にしてねぇよ。俺雁川秋一っつって…、刹那さんの知り合い。で、俺の隣の人が小林葵で同じく知り合い…?』(語尾を少し疑問系にし紹介しつつ何でこんなにも可愛いのにときめかないのだろうと思っており)
『ふーん、刹那の彼氏じゃないんだ、ならいいや』(ニコッと言うよりニヤッと言う感じで怪しい笑みを浮かべると「雪、いっかいランドセル置いてきなさい」と言い雪をアジトまで行かせると「本当にごめんね、ちょっと口悪くて」と苦笑いを浮かべ
『いいですよー』『いいっていいって。』(二人とも大丈夫、と伝えると雪の反応を見れば秋一は何となく察しがついて。『あの子…、雪…?ってどんな子?』と聞いて)
アメリカ帰りの変な子、12歳だよ(秋一にどんな子かと聞かれると少し考えてからそう言い「今日、帰ってきたみたい」と言うと『たっだいま~!』と再び後ろから抱きついてきて
『へぇ。凄いんだね』(刹那の話を聞けば葵は感心すると刹那に抱きついた雪を見た秋一は『…君、本当に刹那さんのことが“大好き”なんだな』と言ってみて)
すごいのかな…(苦笑いを浮かべながら雪を撫でると『ん?大好きだよ?刹那は僕のだもん勇気にも、エリにも優にも渡さない……』とギュッと抱きつかれて「雪、苦しい…」と
『ふぅん。』(ポーカーフェイスでいつもの表情になっているが内心雪の将来と刹那が心配になり。やっとやってきた優が持っていた鞄をぼと、と落としわなわな震え『…やばいわ…。コレ…。』と呟いており
あ…(優を見つけると雪を隠すように後ろにやり「こんにちは、優さん」と話をどうにか逸らせないかとニッコリと笑顔を浮かべながら言い
『こんにちわ、どうぞイチャついてくださいな』
(無意識に鼻血をダラダラ流しながら右手ではグッと親指を立て、左手では鼻血を拭きつつティッシュを詰め込み←)
『誰?この……変質者』(雪がジトーっと優を見ながら誰にも聞こえないように呟くとすぐにニコッと笑顔を作り『ねぇねぇ、刹那、ちょっとしゃがんで?』と言われたためしゃがむとチュッと頬にキスをされて『早く帰ろ』と囁き
『…優さんそろそろ自重って言葉覚えようよ』(秋一と葵が優を冷めた目で見ていると優が『あ、ごめん』と言い普通になると『ごめんな、この人犯罪者もどきで。』と謝り)
『おう、気をつけてな姉ちゃん』(色々な意味で、と心の中で言い刹那達に手を振り刹那達が見えなくなると『ところで・・・、優さん。亜紀ちゃんと翔君に何かあったのかな?』と葵が真剣な面持ちで問うと『ああ・・・、ちょっとピーンチ・・・かな?』と答え)
『『『・・・・。』』』(優がつれてきた場所を見れば皆唖然としていて。『なぁなぁ~、聞いてって。なぁ聞けよおいこら』其処には酔っ払いの亜紀に捕まった翔の姿があり。「寝てたらいつの間に酒買って呑んでたんだよ」と説明すると『あ、待てよぉ~』と、何故か男装しまるで少年の姿をした亜紀がわけのわからない言葉を言い何処かへと全力疾走していき)
…(本を置いてしばらくボーッとしてから部屋を出て、公園に向かいブランコに腰かけると携帯に電話がかかってきて「時雨…」そう呟くとしばらく鳴っている携帯を見つめていて
おい待て酔っ払い!(必死になって追いかけるもあまりのスピードに追い越せるワケもなくただひたすら追いかけると公園の前で立ち止まったのが見えると翔が急いで亜紀の場所へ向かおうとし/『・・・何やってんだアイツ』実は全然酔いがまわっていない亜紀が刹那を見つけ呟くとウィッグを被り完全な男装をし)
はい…?(電話に出ると小さな声でそう言い相手たちがいることには気づいていないのかそちらは全く見ずにいて、ブランコをかるく漕ぐと「はぁ…また…?」と言い
『・・・?』(刹那の様子を伺っていると翔が見え。此方には気づいていないのかキョロキョロしながらただまっすぐ走っていたのでとりあえず公園の中へ入り)
わかったから…(電話でそう言うと突然男の子が自分の後ろから現れて自分の携帯を取り上げ『もしもし?時雨さん?』と勝手に話をしていて
『・・・?』(気づかれていないことに驚いていたが表情に出さず。すぐに刹那の傍から離れ男装セットと共に念のため買っておいたボールをついたり砂遊びをしたりしつつ外の様子と刹那の様子、主に外の様子を伺って)
『なんか…僕たちを見てる人がいるので一旦切りますね、またかけます』(男の子がわざとらしく大きめな声言い電話を切ると先生に男の子が近づいていき『君なにしてるのー?』と不気味なほどの笑顔で話しかけ
『ん?鬼ごっこしててさ。さっき此処らへんに鬼が来てたから此処に隠れてきたんだ』
(男の子の声であながち嘘では無いことを言い外の方をキョロキョロ見ると『いなくなったみたいだから行くな、じゃあな』と相手に手を振り公園から出ようとし)
『っつか逆に翔見失ったな・・・、しかも今頃酔いがまわってきた・・・。』
(今度は翔を探していると頭にぐわんぐわんと痛みがきてはくらくらしつつ歩きながら呟き)
っ…離してくれませんか…?遥さん(ケホッと苦しいのか咳をすると遥の腕を掴んでそう言い『お前、最近仲間が増えたらしいな……』と感情が無いような冷たい視線を向けられ続けながら言われ
『先生何処に居たんスか・・・って顔色悪ッ!えっとトイレ・・・。
(走っているとようやく亜紀を見つけるも顔色が悪かったのでトイレを見つけようと近くの公園に入ろうとし)
って、おい何してんだよ。理由は分かんねーけど離してやれよ!
(トイレを探しているとふと視界に苦しそうな刹那が見えては駆け寄り止めに入り)
『ん…と誰かな君』(遥が胸ぐらから手を離しニッコリと笑顔を浮かべて相手に目をやり自分は地面に座り込み首もとを押さえながらケホッと咳をしていて
誰だっていいだろ、どんな理由でも女に手ェあげんじゃねぇぞテメェ
(単細胞なので自己紹介もせず怒りを遥に撒き遥を睨みつけるように言い)
『……』(ふぅ、と遥が溜め息をつくと相手の額に思いきりデコピンをして『ちょっと落ち着きな?』と言い「はぁ…」と溜め息をついて
痛ァッ!?(かなりの痛みが額にきては額を両手で覆い驚いた表情で叫ぶと少し深呼吸をして。「た、確かにちょっと落ち着きが無かったな・・・、スマン。」と謝ると額を覆っていた両手を下ろし改めて遥の方を向き「俺はコイツの知り合いみたいなモンで、翔って言うんだ」と自己紹介をし)
『知り合い?』(遥がピクッと反応し相手を見ると「いえ、こんな人知り合いじゃないです…」と言い相手の横を通りすぎるとき「ノって」とボソッと呟いて
・・・あー、よく見ると人違いだったみたいだ。
(刹那の言葉を聴けば頭をポリポリ掻きながらそう言うと「あ、ところでトイレ何処にあるんだ?」と当初の目的を聞き)
・・・。(とりあえず聞けばトイレへ泥酔亜紀を投げ込むとメールの着信音がして。何故メアドが分かったのか不審に思いつつとりあえず『了解。でも先生が泥酔したから遅れる』と返信し)
『・・・おぇ・・・、大分マシになった・・・。』
(顔面真っ青のまま亜紀が出てくると『何か用事あんだろ?ま、直感だけどよ。私はいいから行って来いよ』と言われ早速アジトへ向かいつつ履歴からメアドを出し『今から行く』とだけ打ち送信し)
さっきのやつ…あまり関わらないで(相手に自分が読んでいた紙を渡すとそこには遥、時雨の情報が書いてあり二人は兄弟とかいてあり「とくに遥さんはしつこいから」と
道理であの時のヤツと遥?ってヤツ、雰囲気が似てたワケだ。(ふむふむと紙を読みつつ呟くと急に真剣な表情になり「関わるなっつーことは相当やべーヤツなんだな。」と確認するように言うと「ちなみにお前らとはどんな関係なんだ」と相手の方を見ては問い)
うん…(小さく頷いて相手にコーヒーを渡すと「ヤバいって言うかしつこい」と溜め息混じりに言い「私との関係…?」と首を傾げるとしばらく間を置いてから「いとこ……」と
ふぅん・・・、何にしろ、アイツらはお前が言った通りしつこいヤツなんだな。
(腕を後ろに組みそう言うと「アイツらの職業・・・というか、アイツらがお前にしてることは何だよ。アレじゃどう見ても暴力じゃねーか」と一番聞きたかったことを問い)
うん(小さく頷くと「職業は…表向きは普通の学生、裏はいろんな怪盗を操る組織のトップ」と別の紙を見せながら言い「暴力ねー…ちょっと痛いねあれは…」と苦笑して
すげぇな・・・。(感心というよりも驚きに近くそう言うと相手の言葉を聴き「そうだろ?・・・俺と葵さんが止めてよかったぜ」と後半の言葉は呟くように言って)
誰か来んのか?じゃ、これでお暇するな。(相手の言葉を聴けばそう言うと退出しようとするも出口の前で立ち止まり振り向いては「無理、すんなよ」とだけ言い)
・・・だってよー、聞いてただろ?情報屋サン。(バタン、と扉を閉め少し歩けばそう言うと何処からか優が現れては『聞いてたわよ、バッチリ。・・・あぁあの子がまさか刹那ちゃんの仲間なんてね。本当可愛い子多いわよね、羨ましい。』と言われ)
『ただいまっ!』(クラブがバタンと中に入ってくると机の上の資料を見て『あいつらに教えたんだ、二人のこと…』と呟いて資料をかたづけ始め
・・・。(皆集まれば聞いたことを録音したものを再生し教えて。『クラブってアイツのことだろ?姉ちゃん好きの子。』と秋一が言うと「え、あ。そうなのか。少し知りたいかもな」と少し食いついて。)
『一番気楽に話せられる人物が自分達のことを分かってないのはキツイよな・・・。』
(急に亜紀がそんなことを言い出すと皆一斉に同意して。『・・・また犯罪を犯さなかったらいいなぁ』と愛華がポツリと呟き)
あー・・・、すげぇねみぃ
(そう言いつつ学校に向かうと珍しく愛華と一緒ではない竜也の姿が見えて。とりあえず一緒に行こうと思い竜也の傍へ行き)
じゃあな(竜也と途中まで行くと教室に入るや否や並んで寝ている相手達を見れば笑いを頑張って堪え。とりあえずもうそろそろHRが始まるので二人に「おい起きろ」と言い)
ん…(相手に起こされて体をユックリと起こすと勇気はまだ寝ているようで「勇気、起きて」と体を揺らしてやるとやっと目が覚め「あ、雁川君ありがと…」と
・・・翔でいいっつってんだろ(御礼を言われ嬉しかったが少しムッとしそう呟くとすぐにHRが始まりキチンと席に座り先生の話を少し眠そうな顔で聞いて)
じゃあ…翔君(相手に翔でいい、と言われそう言い。HRが始まると先生が突然、今日は転入せいが2人いる、と言い入ってきた二人を見ると「時雨…遥……」と呟いて驚きを隠せないような表情を浮かべていて
『…』(時雨は相手がよろしくと言っているにも関わらずスルーして自分のところへ来て『よ、刹那』と言われ「し、時雨さん…学校かえたんだね……」と遥は相手のよろしくに『よろしくね~この間の子~』と
……(ガタッと突然席を立つと時雨と二人で屋上に向かい初め遥は相手の前の席に座り不気味なほどの笑顔を浮かべながら相手をじっと見ていて
・・・何だ?(少し不気味と感じ冷や汗を少し流しては目の前の相手に問い。すると何処からか優がやってきては『初めまして♪坂見優でっす、よろしくね~』と挨拶し)
ったりめーだろ。一応俺ら学生だしよ(腰に両手を当て当たり前だというような目で遥を見ていると勇気が現れれば「よっ、お前らそんなに仲いい方なのか?」と勇気に聞いてみて)
『普通…』(相手が仲がいいのか、と聞かれると勇気が少し考えてからそう答えると『いやいや俺ら仲いーだろ』と遥がバンバンと勇気の背中を叩いていて「ただいま…」と時雨と教室に戻ってくるとその状況を見て「なにこの状況…」と呟き
ふ~ん(相手達を見ては少し面白そうに見ていると刹那が戻ってきては『お帰りーッ!刹那ちゃん!今勇気君と遥君が仲良いのかって話になってたところよ!』と優が刹那の方に駆け寄り勇気達を見ながら現状説明をし)
遥さんと勇気って仲良かったんだ…(そう呟くように言うと時雨が席について『遥』と遥を呼ぶと遥は『んー…?』と言い時雨のほうに行き
時雨さんは…(そう呟きしばらく考えると「何を考えているんだかよくわからないけど、頭がすごくいい…あと、超俺様」と言うと苦笑いを浮かべて『あ、刹那コーヒー買ってきて~』と遥に言われ「さりげなくパシリにしないでよ……」と苦笑いを浮かべたまま立ち上がり
はい…(買ってきたコーヒーを遥に渡すと席について授業の準備を始め『刹那、今日教科書忘れたから見せて』と勇気に言われ勇気と席を近づけると「あ、先生きた」と呟き
…(授業中たまに時雨を見ると教科書もノートも開かずに頬杖をついて黒板をジッと見ており『あ、時雨君、この問題解いてみて』と先生が言うと『なんで俺がそんなことしなきゃなんねーの?』と
『・・・。』(言われた通りだ、と優が時雨の方を見ていたがすぐにはぁ、と溜息を吐き『それって3√3ですよね?』と優が代わりに答えると『!・・・そうだけど・・・』と怒ろうとしていた先生がピタ、と止まり戸惑った様子でそう言うとすぐにまた授業が再開し)
・・・。(一方自分はというと黒板をボー、と眺めながら脳内で解いてみると答えが合っていた為見えないように注意しつつ小さくガッツポーズをとっていると優からニヤけ顔で見られていて)
『・・・。』(優が何故かゴソゴソしだしたので見てみると紙が此方の方へ床をすべるようにやってきては拾い読んでみると『隣の子から冷たい目で見られてるよ(笑)』と書かれてあった為下を向き恥と怒りで何ともいえない表情になり)
…(午前の授業が全て終わりお昼になるとお弁当を持つがヒョイとお弁当を取られてしまい『弁当忘れたからもらうな』と言い食べはじめてしまい
『・・・ひど。』(優が何となく刹那の方を見ているとそんな光景が見えたのでそう呟くと翔がいないのを確認してはすぐ弁当を持って刹那の方へ行くと『刹那ちゃん、私お腹痛くって食べきれないの。残しても勿体ないからコレ一緒に食べてくれない?』と頼み)
あ…大丈夫…だよ…(ニコッと笑いながら断ると時雨が突然自分の手をつかみ自分が使っているお箸で口の中にウインナーをひとつ入れ『こいつ、これで足りるから』と
『・・・そっか。じゃあいいけど・・・。』(刹那にそう言うと時雨の方を向き『俺様気取りも大概にしておいた方がいいわよ』と少しムッとした表情で言い)
…(ウインナーを飲み込むと「急に入れないでくださいよ…」と呟いて優が言った言葉に対し遥が『ごめんね、こいつの性格はこんなんだし、刹那もなれてるから大丈夫』と笑顔で言い『俺ら従兄弟だもんな』と
『そう・・・?でも嫌ならハッキリ言った方がいいわよ』(それだけ言うとすぐに保健室に行って。向かいながら俺様キャラもいいな、なんて考えていると秋一に会い)
『やっぱ優さんにも集まりの連絡きてたんだ。』(秋一も保健室に呼び出されていたらしく一緒に保健室へと向かうと亜紀がどんより落ち込んでおり。とりあえず優が今日の出来事を亜紀に話すと『嫌な予感はしてたんだ・・・。しかもよりにもよって男装見られたヤツが此処の生徒って・・・。』とまた落ち込みだし)
……(ガラッとドアが開きエリと優が保健室に入ってくると『先生、厄介なのに目つけられましたね』とエリが言い『あの人は苦手』と優も言い
『本当だぜ。最悪だー・・・。』(エリと優が入ってくるのが分かれば深く溜息を吐きそう言えば『私は純粋に翔から逃げてただけなのによー・・・。』と口を尖らし足をバタつかせ呟き)
『まぁ、なにかあったら言ってください…』(エリがそう言うと『あ、そうだ絆創膏ください』と優が言いチョコンと椅子に腰かけては腕をまくり『さっき体育の時思いきり転んですり向いちゃって…秋一君見てたよね~…』と優が苦笑いを浮かべながら言い
『サンキュ。』(エリの言葉にホッとしたのかようやく元気を取り戻しては絆創膏と消毒の準備をし。秋一はというと『マジで!?俺丁度友達との練習で夢中になってたから・・・、大丈夫か?』気づかなかったらしく驚きそう問い。その間に亜紀が優の手当てをして。坂見の方はというとジー、とエリと優を見ており)
『大丈夫だよ』(ニコッと笑いながら頷くと『全く、どんくさいな優は…』とエリが呟いて椅子に腰掛け『あ、刹那からメール』と携帯を見て
『そっか』(ホッと安堵の溜息を吐くと亜紀が『よし貼れたぞ。あんまり触んじゃねーぞ』と言うと奥の方でジー、と少女二人を見つめてる坂見を見れば『・・・どうしたんだよお前』と話しかければ『美少女が二人もいるなんて・・・、たまんないわねって思ってね?』と真顔で言われ)
『・・・なぁ、ソレって遥と時雨のことか?そのことだったら私にも教えてくれないか?』
(坂見のことは無視しメール、と聞いてはピクリと亜紀が反応しては少し優に近づきお願いして)
『えと…』(エリがメールを開くとそこには『時雨が今から帰るみたい、私も一緒に帰れって言われちゃったから先帰るね』と書いてあり『え……』とエリが呟き慌ててガタッと立ち上がり『刹那を止めなきゃ!』と走りだし
『アイツらと・・・?』(坂見もメールの内容に反応してはエリと一緒に飛び出して。『ヤツらとか・・・。秋一、ちょっと今から代替の葵呼んでくれないか。私も向かう』と秋一に頼み亜紀も飛び出して行って。残された秋一はポツンと『・・・なんだアレ』と呟き)
『刹那!』(エリが刹那を見つけると腕をグッと掴みハァと肩で息をすると『ま、まだ…授業あるよ』と言うが時雨がドンッとエリを押して『煩い邪魔だ』と言いエリは思いきり後ろに倒れてしまい『痛……』と呟き
『何してんだよ、まだ授業あるぞ?』(亜紀が時雨たちの前に出てとりあえず自分なりに優しい口調で時雨たちに言い。優は倒れたエリの傍へ行きしゃがみ込み心配した顔で『大丈夫?』と聞き立ち上がらせようとしては時雨に向かって『サイッテー!』と言い)
『午後の授業は出ない』(時雨がシレッとしながら言うと『まぁ、俺達、あの勉強はもうしてるしね』と遥が言うと「エリ大丈夫…?」とエリに駆け寄ろうとしたら時雨が腕を掴んできて『帰るぞ』と引っ張っていき
『そうかよ・・・。で?刹那もソレでいいのか?お前も勉強はできてるほうらしいが』
(時雨と遥を止めさせるのは諦めるも亜紀は刹那の腕を掴んでいる時雨の腕を取っ払い刹那を見ては問い)
私は…いいんです、高校行きませんから……(ヘラッと作り笑いを浮かべると突然『はぁ…刹那、高校行かないからって義務教育は受けようぜ』と勇気が上から登場し刹那の腕を掴むが遥が『まぁ、もう早退届出したしね』と言い刹那の腕を引いてしょうこうぐちを出ていき
……(外に出ると時雨たちの車が迎えに来ていて時雨と遥と一緒に車に乗り込むと遥が自分のおでこに手を当てて『んー…やっぱり熱あるね…』なんて呟き/『刹那…』刹那の腕を掴んだときこっそり仕込んだ盗聴機で時雨たちの会話を聞いていると『へ……』と呟いて
『ふーん。確かにちょっと様子おかしかったからな・・・。』(同じく聞いていると納得したかのように頷き呟くと『それならそうとハッキリ言えばいいのに』と優と秋一が同じようなことを述べて)
『……』(勇気が携帯を取りだし『おい、遥刹那にかわれ』と言い「なに…?ケホッ……」とせきまじりで言うと『お前…一応動けるようにはしておけよ』と言い電話を切って
『大丈夫かなぁ、姉ちゃん・・・』(少し不安げに言うと今頃気づいたのか亜紀が『お前保健室は?』と問うと『葵さんが僕に任せていいから先行ってていいよって』と事情を話すと『アイツらしい』とだけ呟き)
『ほらおりろ』(時雨が刹那の手を引き病院に来ると『とりあえず、見てもらわないとね?』と遥も笑顔で言い無理矢理中につれこまれ、受付を済ませると順番を待つために近くの椅子へ座りぽーっとしていて
ケホッ…(小さく咳をすると愛華もいることに気付き軽く手を振ってみると『誰かいた?』と遥が言い『知り合いか?』と時雨も言い「うん、まぁね……」なんて
『・・・!』(マスクを付けても分かるほどぱぁぁ、とあからさまに嬉しそうな表情をするとぶんぶん振り返せばすぐに『ゲホッ、ゴホッ・・・』と咳き込み。それからすぐに呼ばれると中に入り)
『・・・あ』(此方も帰ろうとしているところにバッタリ会いとりあえずマスクをくい、と下に下げ『じゃ、あ、ね』と口パクをしては帰ろうとし)
『……』(愛華が刹那に見えないように遥が刹那の後ろに立つと愛華を見て笑顔で軽く会釈しては「なにかあった?」と愛華の口パクには気づいていないようで
『刹那は知り合いが多いね…』(車に乗り込み遥がボソッと呟くとずっと窓の外を見ていて『まぁ、邪魔したりしたら…どうなるかはわかるよな』なんて時雨が言い「うん、わかってる…」と
『・・・!竜』(帰り際に竜也に会うと『どうしたの?今日学校って言ってたよね?』と問うと『・・・お前が心配で』といわれるも『僕達従兄弟なんだからそんな言い方しなくても・・・。』と呆れ顔で言い返し)
…(そのままアジトには帰らず時雨の家に連れてこられるとある部屋に入れられて『じゃあしっかり休めよ』とドアを閉められ、その部屋にはつくえ、椅子、ベッドしかなくとりあえずベッドに腰かけるとフゥと溜め息をつき
『それでもキツかったら言えよ・・・って、ん?』(時雨の家の前を通り過ぎようとすると急に竜也が立ち止まってしまっては愛華も立ち止まると『シンプルな家だねー』と家を見つめながら元気に言い)
『で?どうしたの?』(竜也を覗き込むように愛華が見つめると竜也が何か呟いており。呟いてる言葉が聞こえた愛華は少し此処に居てやることにし)
『あ・・・、えっと・・・』(相手が口パクで聞いてるのが分かるとどうやって答えればいいのか分からなくなっていると竜也がサラサラと持っていた大きいスケッチブックに何かを書くと刹那に向けかなり大きい文字で『綺麗な物の観察』とだけ書かれており)
綺麗なもの…ここ、綺麗なものあったかな?(なんて呟きながら窓の外をキョロキョロと見ていると「あ…ちょっと待っててね」とまた口パクで言うと窓を開けて二階だと言うのにそこから飛び下りて
『・・・!?』(飛び降りるのが見えれば愛華はビビるも竜也は平然としており。刹那が降りれば『お前って案外天然だったりするんだな』と竜也が突然失礼なことを言い)
『わわ、裸足は痛いよっ、僕ので良かったら貸すよ?』(そう言いつつ先ほど竜也と買ったばかりのサンダルを出して。遥が出てきては愛華が『あ、さっきの人!』と遥を見ては言うも竜也はというといつもと変わらない調子で『知らねーよ。この家に見とれてたら何故か降りてきただけだ』と正直に答え)
『は?窓から飛び降りたわけ?』(遥がそう言いクスと笑い『相変わらずおてんぼ姫だな』とデコピンをして「いたっ…」と額を押さえるとエースが来て『迎え来たんだけど…刹那大丈夫か?』と言いヒョイとおんぶされ
おい竜也!(竜也達の方へ駆け寄りつつ竜也を呼び止めると『・・・何』と問われれば少し困った顔で「お前、先生に何も言わずに出てったろ、早く学校に戻れ」と言うと思い出したかのように『・・・あ。』と言い)
あー…雁川君…(エースの背中で相手にヒラッと手を振ると熱のせいでかろれつがあまりまわっておらず『刹那、寝てろ』とエースが言うと小さく頷いて目を閉じ
・・・よ。先生から聞いた。あんま無茶すんじゃねぇぞ。
(そういうと刹那が目を閉じたのを確認すれば「えっと、何かいろいろとすんません。お邪魔します」とエース達に言えば愛華に向かって「お前も無茶すんなよ、じゃあ」とだけ言えば学校へ向かおうとし)
『あ…雁川翔、ちょっといいか』(エースが相手の名前を教えてもらっていないのになぜか知っており相手を呼び止めると『明日、アジトまで来てくれないか?聞きたいことあるからさ』と
俺?まぁ暇だからいいっスよ
(振り返り相手の問いに頷きつつ答えればさっさと学校へと向かってしまい。/『アイツ会ったら速攻殴ってやらぁ・・・』指ポキしながら靴箱の前で立っており。その横には心配そうな葵が立っており)
遅くなってすまねぇ(そう言いながらやってくると気持ち悪いほど爽やかな笑顔で亜紀が『ご苦労さん』と言い翔を先に保健室へと向かわせると竜也が出てきては『よーぉ。愛華は元気だったか?あ?』と笑顔のまま黒いオーラを放ちつつ竜也に言えばそこから説教が始まり)
『お説教中失礼します』(エリが先生の後ろからそう声をかけると先生にあるノートを渡して『保険委員会の人が怒っている先生にビビって渡せなかったみたいなので代行で来ました』と
『ん?あぁすまない。っつか葵も私の代わりやっとけよ』
(エリに気づきすぐにいつもの調子に戻り受け取ると葵に向かってそう言って。『そもそも亜紀ちゃんの仕事じゃん僕関係ないよ・・・』と反論すると『それもそうだな、すまねぇ』と謝ると怒る気も失せたのか『あー・・・、もういいぞ。』と言い保健室へと向かっていき)
『説教長くならなくてよかったね』(竜也の耳元でボソとエリが言うと自分も保健室に向かい勇気も来ると『なんでお前説教されてたんだ?』と
『あの人面倒・・・。』(コクリと頷き眠たげにそう呟くと勇気から言われ『無断で学校出たから・・・。』と理由を述べると『葵さんいなかったらあと2時間は説教されてました』と言い)
『ふーん……』(そう呟き保健室へ向かうと優が突然『ねー…秋一君いるー?』と勇気に飛び付いて言い『知らないけど…なんかようあったのか?』と勇気が首を傾げると『落とし物…』と
『葵さん!今度頼むな!』(その頃残っていた葵を見かけた秋一が何やら約束をしていると何かに気づいた葵が『秋一君に用がある子がいるみたいだよー』とキョロキョロしている優をチラ、と見つめ秋一に言うと気づいた秋一が『あ、三崎どうした?』と話しかけ)
『あ、秋一君見つけた』(優が秋一を見つけ駆け寄ると『落とし物』と言いプリントを渡して『じゃあ、私今日はもう帰りますね!』とエリの手を引いて走って出ていき
『サンキュ、気をつけてな~』(落し物を受け取り手を振れば葵がほのぼのとした顔で『・・・青春だねぇ』と呟けばすぐに話は戻り『じゃあ今度の土曜にでもしようか、ね?』と言うと『楽しみにしてますね!』と言うと帰って行き)
『へへ、葵さんと特訓するんだ』(キラキラした瞳で答えると相手の呟きに気づき『じゃ、じゃあ一緒に帰ろうぜ!』と少し興奮気味に相手を誘い)
『空手の特訓!』(すぐに答えると『亜紀先生はこえぇし一応男同士だから葵さんに頼むことにしたんだ』と理由を述べると楽しみなのかとてもウキウキしており)
『空手か…』(そう呟き苦笑いを浮かべると『葵って人空手やってるんだな』と言いしばらく考えてから『それ、俺達には間違っても使うなよ』と相手の頭をぐしゃぐしゃとやりながら言い
『おう、使わないように努力する』(使うかもしれないから曖昧に答えれば『ああ、ナヨナヨしてるのをどうにかしたい為に頑張ったんだと』と葵が空手をやってる理由を述べ)
『なんだそれ』(曖昧な返事をする相手に苦笑いを浮かべて言うと相手の頭から手を離し『ふーん…俺達は怪盗だから、それなりにそうゆうのは昔からしてたな……』なんて
『さぁ…』(なんで付き合ってるんだろうと呟いた相手を横目でチラッと見てからそう呟くと『好きだから…じゃねぇの…普通……』なんて言うと相手を見て『あ、秋一ってさ、優のこと好きなの?』なんて唐突に聞き
『かな、やっぱり』(うーん、と考えつつ返事すると相手の問いに対し『・・・ったりめー・・・だろ』と一気に顔を赤くし顔を隠しつつ答えて)
『あ、やっぱり好きなんだ』(クスッと笑いながら相手の頭をポンポンと撫でると『あいつ初恋まだだしなー…しかもモテるのに鈍くて気づかねぇし…』なんて苦笑いを浮かべながら言い『ま、頑張れ』と
『ん?どうした?』(コクリと頷きOKを出してはどうしたのか問い一緒にアジトの方へと向かいつつ携帯で『遅くなる』とメールをし)
『いや、翔に渡してほしいものがあるだけ』(そう言いアジトに入ると『『おかえり』』と優とエリに言われエリは秋一を見るとすぐ自分の部屋に消えたが優は『あれ、秋一君どうしたの?』と
『へぇ』(ちょっと興味深そうにアジトへ入ると優から問われ『勇気に誘われてな』と答えれば勇気の方を向き『で?渡したいものって?』と問い)
『そっか~…あ、これどうぞ』(秋一と話ながら作っていたお茶を秋一に渡すと勇気が『これ、刹那から』と茶色の封筒を渡し『遥と時雨の情報って言えばわかるって言ってた』と
『サンキュ』(お茶を受け取り一口飲むと封筒を渡されては真面目な顔になり『へぇ。あの人たちの。』と呟くと『コレ俺だけじゃわかんねーから兄貴達に見せていいよな?』と聞き)
『ああ、兄貴が心配するからな』(コクリと頷き言うと『また明日、な?』とニコッと笑い言うと『じゃあちゃんと渡しとくから。じゃあな』とアジトから出ようとし)
『サンキュ』(相手の方へと振り返り笑顔でそう言うと優のペースに合わせて歩いて。『そこまででいいから。俺も一応男だしな』と相手に言い)
『ん…そうだよね』(ヘラと苦笑いを浮かべながら小さく頷くと『秋一君ってさ……エリのこと苦手だなー…何て思う…?』と突然不思議な質問をして
『エリって・・・、さっき俺を避けた姉ちゃんのことか』
(そういえば以前避けられても同然のことしたよなーなんて思い出しては『苦手とは思わねーよ?』とエリのことを考えてはコクリと頷きそう言うと『人見知りなんだな、とは思うな』と言い)
『そ、そっか…よかった』(ニコッと微笑みながらホッとしたように溜め息を吐くと『エリ、ちょっと冷たいかもだけど、本当は優しいから…』なんて
『だろうな。たまに刹那さんと一緒にいるときの表情は優しいもんな』
(コクリと頷くと思い出したかのように『あと一瞬だけだったけど、前見た時の表情より大分優しそうだったけど何かあったのか?』と見逃さなかったことを優に聞き)
『ん…エリはね本当はいつもあんな表情なんだよ?今はちょっと変わったけど…』(と苦笑いを浮かべながら言うといつの間にか秋一の家の前に来てしまい『ありゃ、結局ここまで来ちゃった』と
『あ・・・、途中まで送ってこうか?こんな時間だし』(気がつけば自分の家で。とりあえず女の子だし、と思い送ろうかと言うと何処からか竜也が現れると『・・・此処まで来て送ろうかって意味ねーんじゃねーの。俺ン家お前らのアジトの方面だし送るぞ』と邪魔され)
『あ…竜也さん、同じ方向なら…お願いします』(とニコッと笑いながら軽く頭を下げて『じゃあ秋一君、バイバイ』とヒラッと軽く手を振り
『おう、ってワケでじゃーな』(秋一の方を振り向き言うと秋一に向かって口パクで『ガキのクセにマセてんじゃねーよ』と言うとムカッとくるも『・・・じゃあなー』と手を振り)
『あ、優のこと送ってくれてありがと』(エリがフッと緩く微笑を浮かべながら言うと優も軽く頭を下げてアジトのなかに入りエリもアジトに入ろうとして
『ああ。まぁ別にいいが・・・、悪気はなかったみたいだぜ?その子』(と振り返り言うと後ろを向き右手をひら、と挙げては『じゃあな』と)
『ご、ごめんなさい…』(優がアジトに入ると案の定エースに怒られてしまいしゅんとしていると「まぁまぁ…いいんじゃない…?」とソファでお茶を飲みながら言い
『こんな時間に何してるのかな?』(言われると思った言葉をそのままにっこりと言われ『あ、いや。葵さんは?』とたじたじになりつつ聞くと『空手の帰り。遅くなっちゃってさ』と言われ)
ん…そういえばコーヒーもうないよ(突然思い出したかのように言うと『あ、私買ってくる』とエリが立ち上がりアジトを出ていき『1人で大丈夫かよ、あいつ』と勇気が呟き
『そうっスか・・・。俺はただ知り合いを送っただけです。気にしないでください。』
(そう言うと葵は怪しい、という表情をしては『・・・竜也君のトコ、最近お父さんが出張したんだよね?良かったら僕のトコ来ない?』と言われしぶしぶ逆方向へ行き)
『竜也君のお父さん出張なんだ…』(偶然通り掛かったエリがそう言うとコーヒーを買いに行かなきゃと店に向かい歩き出して『あ、お父さんが帰ってくるまでウチくる?』なんて
『・・・。や、いい。お前らも“色々”とあるだろうしさ』(葵の方をチラ、と見ては相手の方へと向き首の後ろを掻きそう言うと『それに、君たち一応男女だしねー』と事情をよく分かっていない葵が言い)
『そっか』(小さく頷きそう言うと『いや、ウチ男もいますよ』と葵に言い『じゃあおつかい中だからもう行くね』と言い小走りで店に入り
『おう。じゃあな』(手を軽く振りそう言えば葵も見送って。去っていったのを確認すれば『・・・どういう家庭なの?あの子の家。』と話しかけられては面倒くさそうに『・・・貴方に話すほど簡単じゃありません』と言えば歩き出し『え、意地悪すぎない?』と葵も付いて行き)
『これで全部…かな』(意外と多かった買い出しの量に驚き袋を持って店から出て、人通りの少ない方へ行くと突然何者かに口を塞がれ誰かと思い後ろを振り返ると『ん?雪…?』と
『・・・って、そういえば君着替えとかは?』(追いかけながら問うと『・・・あ。』と立ち止まり気づいては『・・・じゃあ戻ろうか』と仕方無さそうに言いまた戻り)
『もう、こんな時間までどこ行ってたの?』(エリが雪のランドセルをトンと叩きながら言うと『んー…塾』と雪が言いやっぱりな、と思いしばらく歩くと『エリ……』と男の人がエリに話しかけ
『お前、まだ生きてたんだ』(男の人が冷たい目をエリに向けてそう言うと『貴方こそまだこの街にいたのね』とエリが言い雪が『うわ…エリのにいちゃんだ…』なんて呟き
『・・・?そう?』(全くついていけない葵。説明を頼もうと竜也の方をチラ見するもふい、と顔をそらされて。可愛くない、と思えば『じゃあ何もないならこれで』と立ち去ろうとし)
『うん』(エリがそう頷いた瞬間雪がランドセルをバンッと兄に投げ当てて『いい加減にしろよ…?お前……』とまるで人が変わったかのように睨み『エリもさなにが大丈夫なわけ?そんなに手、強く握りしめてさ』と
『・・・あ、きたきた』(チラ、と葵が後ろを見ると『おい、何してんだ。もうこんな時間だぞ、早く帰れ』と警官のような人が現れては竜也が面倒くさそうな顔をして)
『っ…』(警察を見るとエリが顔を隠すためにパーカーのフードを深くかぶり警察に背を向けて兄はチッと軽く舌打ちして行ってしまい雪はランドセルを拾うと『はーい、今すぐ帰ります』と
『・・・その格好、皮肉じゃないっスか?』(警官の格好をした相手に竜也が強気で言うと『あぁ本当皮肉中の皮肉だ』とその人が言い警官帽を取れば『よっ。マジで早く帰れよ』と、亜紀が姿を現し)
『・・・まぁ、ガキだしな。流石にガキ相手に怒らねーよ、私は』(何やら自己暗示している亜紀の独り言が聞こえていたにも関わらず竜也が『そう、このちっこいのが先生。』と指差し言うと『あんだとテメェ』と睨みつけられ)
『皮肉っつったの聴こえなかったか?』(亜紀が苦笑しながらそう言うと葵が『だよね!僕が頼んでなんだけど、やっぱり凄く似合ってるよ!』と物凄く褒めてくる為亜紀が軽く殴ると『じゃあな。・・・あー、来て損した』と言い)
『おう、またな』『あう・・・、じゃあね』『・・・じゃ。』
(右手をひら、と振り言う亜紀、殴られみぞおちをおさえつつ苦笑いしながら言う葵、何もせずただ必要なことだけを言う竜也が各々に喋ると何故かボーッとしている竜也を亜紀が見ては『・・・どうした?』とニヤニヤしながら問い)
『ただいま…』(アジトに入ると「おかえりー…ってなにかあった?顔ちょっと赤いよ?」と首を傾げ『そんなことないよ、私、部屋戻るね』と言い部屋に戻ってしまい
『・・・別に。先生もそろそろ帰ったらどうです?』(冷たくあしらいそう言うと『じゃあそうさせてもらうな。じゃ。』と言えば亜紀が帽子を脱ぎネクタイを緩めながら立ち去り葵も手を振り『気をつけてね』と言い。見えなくなっては此方も歩き出し)
…?(エリの部屋の扉をじっと見つめ不思議そうに首を傾げると「どうしたんだろ…」と呟いて『ん…大丈夫だろ…多分』と勇気も言い。もうそろそろ0時になるし寝ようか、とゆう話になるとみんな部屋に戻って行き
『ん・・・、竜?・・・へぇ、葵さんのトコで泊まるんだ。楽しみだねぇ・・・そうでもない?素直じゃないねー竜は。・・・うん、僕なら大丈夫だよ。じゃあね』
(竜也からの電話を切ると真っ暗な自室でベッドに一人という状態で横になり。明日こそは来ようと思いつつ寂しさからか涙を浮かべ就寝して)
…(6時になり目を覚ますと静かに起き上がり制服に着替えて朝ごはんを作っていて『はよ…』と勇気も起きてくると「おはよ」と笑顔で返し
あー・・・、毎回思うけどやだな、この目覚め方・・・。
(いつも通り二人からの強烈な一撃/ニ撃?/をくらい終わり用意しながら呟くと『あ、葵さんと竜也!』と先に家を出た優が叫び)
『じゃあね~』(気にせず手を振り見送れば翔の方へ行き『・・・気にならない?』と耳打ちされては「女子同士のことだろ、俺は関係ねーよ」と答えれば優はムス、とした顔で『つまんないの』と言われ)
『あら勇気君・・・』(此方も着替えようと更衣室に行こうとすると着替えようとする勇気をじぃ、と見ては次ににこ、と爽やかな笑顔で『女子の前で着替えるのは周りの目的にどうかと思うわよ?』と言い)
『ん…そうか…?』(勇気が着替えを済ませて制服をたたみながら言うと「ま、まぁ気にしないで…」と苦笑いを浮かべて教室から出ていき
『?そう?じゃあね~』(そう言い優が出て行くといつの間にか刹那の視界に入らない場所で着替えていた翔が現れ「マジでやめたほうがいいぞ。あのショタコン女からガン見されるから」と言い)
一応中三まではショタに入るっつってたけどな。・・・優が。
(はぁ、と溜息を吐き同じく教室から出て体育館へ向かうと優と刹那が見えて)
『んー?今日はそうみたいねー』(優自身も知らなかった為適当にそう言うと『えっと・・・、今日なんだっけ』と頑張って思い出してみて)
今日はバスケだよ(長い髪をポニーテイルにしながらそう言うと勇気のメガネをヒョイと取って「メガネ、壊れちゃうよ?」と言うと自分がかけて『おい、返せって』と仲良さげに取り合いを始め
・・・仲いいなお前ら
(相手達のやりとりを見れば微笑ましそうに呟くと『羨ましいの?翔クン』とニヤけ顔で優から小声で言われれば「・・・うるせぇ」と反論すると集合がかかり)
『じゃあ後は翔と優と・・・』(先生が手を挙げていないのにそう言っていた為驚くもすぐに諦めて。『あとできるヤツはー・・・。』と探し出している間に「・・・何で俺らも。」と少し愚痴り)
『じゃ、俺やる』(と時雨が言うと先生が『じゃあ、それで1チームなと言い』そう言えば遥がいないと思い「遥さんは?」と聞くと『知らない』と言われて
そういえばいねぇな
(周りを見渡すも確かに話題の相手がいなくて。気になっているとボソボソ話しているのがバレ、黒い笑みで静かな声で『・・・話ぐらい聞かんか』と言われゾク、ときては何も言わず)
『とりあえず、なにかやってみろ』(と先生からボールを渡されてなにかってなにすれば…と思っていたら時雨がボールを奪いダンクをして『刹那、隙ありすぎ』と
おー、うめぇ
(思わず感嘆の言葉を呟くと此方もボールを渡されるととりあえず翔の目の前に優が現れてはフェイントをしドリブルをすると優が追いかけてきて。面倒くさくなったのかあと5mのところでシュートをいれると見事ゴールし)
ふぁ…(相手のシュートを見るとパチパチと拍手して先生が『じゃあ試合するか』と言い出しコートに立たされバスケ部と試合しろなんて無茶ぶりをされ
・・・先生、さっきから思ってたんスけど、俺ら一応文化部員っすよ?
(なんとなく先生に抗議するも当たり前の如くスルーされ。仕方ないと肩を落とすと試合開始のホイッスルが鳴り)
え、先生無視…?(なんて苦笑いを浮かべながら言うとボールが回って来たためドリブルをつくとまさかのばくてんでディフェンスを抜いてしまい相手にパスをまわして
なんで俺らが・・・。
(相手からパスを受ければ愚痴りながらまるで踊るかのように素早い動きでディフェンスを抜いて。すぐにゴール前までくるも前にはディフェンスがいて。面倒くさいと思ったのかフェイントをしつつ近くにいる相手にパスをまわし)
『ナイッシュー!』(優が拍手しながらまた持ち場に戻ろうとするとホイッスルが鳴っては『時間ないからもういいぞ』と先生から言われすぐに元いた場所に戻り)
『なにって…クールダウン…』(時雨がそう言うとタオルでゴシゴシとふきはじめて「ん…いつもやってることだから」と言うとニコッと笑顔を浮かべて
・・・だからってもうちょっとやり方があんだろ・・・(そんなことだろう、と呆れつつも思いながら言うと刹那を見ては「いや俺が気にしてんのは先・・・」と言いかけたところで先生が目の前に立ちはだかり『何してるんだ』と怒りのオーラを放ちつつ言われ)
『…』(怒りのオーラを放っている先生を見るとめんどくさそうにはぁと溜め息をついてから横を素通りしていき「あ…いや…これは…」と
先生、コイツの親切さってヤツっぽいから大目に見てくれませんか?
(此方も面倒なのだが、と思いつつ横目で時雨を見ると仕方ない、とため息を吐き助け舟を出し。その後も何とか説得すればやっと分かってもらい)
『時雨!』(突然遥が走って時雨のもとに来ると『ごめん、遅れた』と笑顔で話していて「ふぅ…ありがとう翔君」と髪をふきながら笑顔で言い
・・・俺も面倒ごとは嫌いだしな
(名前を言ってもらえたのとお礼を言われたのとで若干照れ首の後ろを掻きそう言うと何ともう終わりのチャイムが鳴り)
うん、そうだね(クスリと苦笑いを浮かべながらそう言うと体育館には既に次の授業の人達が入ってきて、エリが見えたため次は2年の授業か…と
お、愛華(愛華の姿が見えれば挨拶すると慌てて愛華が駆け寄って行き翔の前まで来れば『翔、今日頑張って来てみたよ!今回の体育の授業なら多分受けられる気がする!』と頑張って元気な姿を見せ)
『あ、刹那、ヘアゴムある?』(エリが長い髪をいじりながら言うと「あるよ」と言い髪を縛ってやり『ありがと、そういえばなんでびしょ濡れなの?』と
俺がしたワケじゃねーよ!?(変な誤解を生ませない為に片手でブンブン振り必死になりそう言うと『もうそろそろ帰った方がいいんじゃない~?翔と刹那さん』と言われれば思い出し「じゃっ」と言うと更衣室へダッシュし)
『ふーん…』(またエリがそう言うと「あ、私も戻らなきゃ」と言いエリ達に手を振り走って相手に追い付くと「ジャージありがと、なんか翔君の匂いする…」と
当たり前だろ、俺のなんだし・・・。(相手の言葉を聞けば相手を見ずに照れたようにして言うと頬を掻き「・・・早めに着替えて服乾かした方がいいぞ。」と付け加え)
お、おうそうか・・・。(自分の匂いは母ちゃんみたいな匂いでもするのか、と疑問に思いつつそう返事すると「じゃあな」と相手とわかれ着替えに行きつつ若干透けてたの気づいてんのかなと思い)
…(更衣室で着替えていると周りの人に『刹那ちゃん…透けてる…』と言われ「え…」と呟くとさっき相手に見られた?と思いながら急いで着替えて教室に戻り
・・・。(着替え終わり顔を洗いに行ってきて教室へと戻っていると着替え終わった優から『顔真っ赤~、刹那ちゃん?』と先ほど女子更衣室で話題になってたことを聞かれ「・・・うるせぇ」と)
え、いや、あの・・・(何て声をかければ良いか迷いあたふたしていると優が横から『逆よ逆!刹那ちゃんスタイルいいから目の保養よ!』と余計な言葉・・・というより翔が思ってたことを言い/←)
あー、ちょっとな(流石に勇気にそのまま伝えるのもかわいそうなので曖昧に言うと『あるある、其処にいるヤツらも刹那ちゃんのこと見てたし!』と優が指差した方には男子の集団。指された人たちは顔を真っ赤にし戸惑っていた為とりあえず翔が笑顔で腕まわしをしつつその集団に混ざって行こうとし)
・・・なんかお前のファンクラブみてーなモンができてるみてーだぞ
(満足した顔で戻ってくると後ろには少し怯えた表情で反省した様子の男子集団。その集団から聞いたことをとりあえず刹那に報告し)
・・・他にも『愛華ちゃんファンクラブ』と『エリさんファンクラブ』もあるって・・・。
(此方も引き気味に言うと携帯の音が聞こえては相手の方を見て。なんだろうと思いつつ様子を見て)
お仕事(キョロキョロと回りを見渡すとみんなには見えないようにミニカードの予告状をピラと見せて『は…?しばらくねぇって言ってただろ…』と
・・・俺らにとっちゃ無い方がいいんだけどな・・・
(此方も溜息を吐きそう言うと教室から出て行った相手達を見送れば此方も保健室へと行き作戦会議を始め)
これ以上この町ではやりたくなかったんだけど……(と呟くと自分も教室を出ていき。しばらくして準備が終わるとお目当ての物がある美術館に行き
へ…翔君の匂いがしたから…(深く被っていたフードを浅くかぶり直すとそう言い、まわりに誰もいないことを確認すると小さく溜め息をついて「今日の目当てのもののことなんだけど…」と
…お前すげーな。
(まるで子犬みたいだな、と思いつつそう言うと「何だ?ハズいからできるだけ手短に頼む」と、チェックのスカートを少し抑え気味に言い)
そうかな…?(と緩く首を傾げると「あ…うん、あの…今日はさなにも盗むつもりないんだ…だから、私たちを捕まえるフリしてもらえないかな…?そうしないと時雨さんに怒られちゃうし…」なんてボソと相手の耳元で言うと「まぁ…捕まえるならそれでいいんだけど…逃げるし…」と相手に聞こえないように呟きまたフードを深く被ると「じゃあね、スカート似合ってるよ」と軽く手を振り闇の方に消え
!勇気てめぇ・・・
(笑われては先ほどよりも赤くなり眉間に皺を寄せると「うっせぇ、ンなこと言ってっと捕まえんぞぞごるぁー!」と怒りながら追いかけるフリをし)
(/すみません風邪で寝込んでしまいましたorz 今日からまたチャットできると思います)
・・・。
(引かれていたのはわかっていたが気にせずに。すると何処からか学ランを着た人が『颯爽登場ぉ!』と元気よく現れチラ、と此方を見られては『・・・か、怪盗めぇ・・・ぷぷ・・・、こ、この僕が捕まえてやる・・・んだか・・・あーダメ翔面白すぎ・・・!』と笑い出しつつ追いかけ)
…(勇気とエリを見つけると三階の窓まで逃げていき相変わらず相手を見てはまた笑ってしまい「じゃ…じゃあ…今日はこれ…くらいにして……」と笑いを堪えながら負けを認めるトランプを破り捨てるが『かっこつかねぇな…』と勇気に軽く頭を叩かれ
あ、逃げんのかテメェ!
(三つ編みウィッグ、めがねに女子用夏服を着た翔が怒ると『翔ぉ~、君今女の子だよぉー?』と愛華から言われハ、と気づき)
あははっ…やっぱ無理……(と笑いを堪えきれなくなったのか笑い出して『はいはい、帰るよ』とエリが言うと突然『ジョーカー?まだ仕事は終わってないだろ?』と目の前に時雨が現れ
・・・笑うなっての・・・。
(独り言を呟くと時雨が現れたのが見え愛華を盾にし自分は時雨に見つからぬようそそくさと逃げ「ちょっ、俺バレる。女装してっけどバレるから愛華頼む」と言い)
『…あっそ…』(時雨が周りを見てはそう呟くと『次は仕事してもらうからな』といいどこかに消え自分たちも窓から逃げると「はぁ…」と溜め息をついて
『・・・おーい。もう行っちゃったよー』(近くに隠れてしまった翔を呼ぶとこそっと現れジト目で「・・・マジで?」と愛華を見ながら言い)
……(アジトに戻ると「あー…翔君おもしろかった」と言い携帯を開いていつの間にか撮った相手の写真を見ていて『明日学校で笑わないようにしないとな…』と勇気も言い
・・・やっぱ葵さんがやるべきだったんじゃねーの・・・?
(いつの間に着替えたのかムス、と口を尖らせそう言うとそのままの格好の愛華が『いいじゃん、あ。刹那ちゃんが写メ撮ってたよぉ』と教えてもらえば「明日ぜってー削除させてやる・・・。」と呟き)
おはよ(次の日学校に行くとクラスメイトにおはよう、と挨拶をしていて課題を提出する準備をしていると『だめた、どうやっても笑いそう』と勇気が言い
『・・・おい。兄貴。起きろ』(珍しく朝早く下に下りてこない兄。ガッガッと兄の部屋へ上がって行きガチャ、とドアを開けるのと同時にイライラした表情の秋一が起こそうとするとそこには用意を全部済ませベッドで横たわっており「・・・俺今日行きたくない」と)
・・・刹那?(渋々学校に行っていると電話がかかってきて。仕方なく電話に出ると学校の様子が聴こえ「あー。まぁ今から向かってるから」と言い)
おはよ(そう相手に挨拶をすると突然ガラッと勢いよく教室に入ってきた男子生徒が『なぁみんな聞いたか!?昨日怪盗ジョーカーが出たんだって!!』その言葉を聞くとビクッと体を揺らし
へぇー・・・。(あまり会話に混ざろうとせず適当に相槌をうつと『なんだよお前探偵部なんだから少しぐらいは気になるだろ!』と言われて。『怪盗ジョーカーってすごく可愛いらしいわよー』と優が言い)
…(見られていた?、そう思いながらみんなにばれないように窓の外を眺め興味のないフリをしているとその男子がこちらに近づいてきて自分の手首を掴み『その怪盗がこいつにそっくりなんだって!』と
へぇ。(あ、ヤバそうと思いつつ適当に相槌をうつもすぐにニ、と笑い「ウチの情報屋によると学生じゃねーみてーだけどな」と前までの情報をサラリとその男子に言い)
『えーじゃあアイツじゃねーんだ』(口を尖らせそう言われれば「っつか女子の腕いきなり引っ張るんじゃねーよ・・・」と呆れ笑いしつつ言い。その言い合いの間に優は屋上へと行きうずくまっている相手を見つければ『・・・なんかごめんね?』と話しかけ)
『大丈夫。私達がバレさせないから。』(バレたら此方が面倒だし、と思いつつそう言うと翔もやってきては「ごめんな。アイツいきなりああいうことするから・・・」と謝り)
・・・大丈夫だって。俺らはお前たちの幸せを奪うことはしねーから(撫でよう、とするも少し照れが出たのか優が刹那の頭を優しく撫でて)
『じゃあ私達みんなに大丈夫だからって伝えとくから』(優がそう言うと翔の腕を引っ張り教室へ戻って。行きがけで優から『・・・ヘタレ』といわれるも「うるせ」と返事し)
・・・。(皆に大丈夫と伝え終わり自分の席でボー、としていると突然ニヤニヤしている男子三人組が現れ『なぁ、刹那を励まさなくていいのかよ』と言われ)
…(いまいちよく授業を聞いていなかったのか先生に指されたときに「わ…わかりません…」と答え『刹那ちゃんがわからないの珍しいね』と回りの子が言い
・・・。(アイツがわからないなんて珍しい、と思っていると先生が自分に指してきては少し戸惑うもキチンと答えて)
(/あまり来れずにすみません)
はぁ…駄目だ…(授業が終わると窓際で小さく溜め息をついていて、先程の男子が近づいてくるとビクッと体を揺らすが『ごめん、なんかあの話嫌だったみたいで…』と謝られて「うぅん、気にしないで?」と
『そうか。何かさっきから翔がすげぇこえぇ顔で睨んできてて・・・』(その男子が言いかけたところに当の本人がやってきては「おい、言うな」と少し恥ずかしそうな表情で言い)
あ、え、お、おう。どういたしまして・・・?
(少し戸惑いつつも男子のニヤニヤ顔を他所に首を掻きながらぎこちなくカクンと頷きそう言うと自分も席につき)
……(席につくとノートの切れはしに『さっきはなんかあの男の子に言ってくれたみたいだね、本当にありがと』と書き紙飛行機にして飛ばし相手の頭にコツンと当て
『よく来たな。基本翔から何も言われなかったらあるぞ』
(相手が入ってきたのがわかると振り向き様に言い。もう既に保健室には部員が全員揃っていては『よしじゃあ今回は恋沙汰問題だな。簡単に言うと浮気してないかの調査みたいだ』と言い)
ちょっと先生。その調査依頼書見せて
(そう言い亜紀から依頼書を貰うと「えーっと・・・。『最近彼氏のAが人気のCちゃんと一緒にいることが多いのよ!だから見つけて、お願いね!』・・・って・・・。」とりあえず文面を読み終えると優が何かに気づき『Aって、さっき刹那ちゃんに謝ってた子よね?』と言い)
(/遅レスすみません><)
さっきの人が…(へぇ、と言うと『ごめん、遅れた』と勇気が入ってきて『まぁ、話は大体聞こえてたけど』と言うと椅子に座り
(大丈夫ですよ!)
『流石ウチの情報屋だな』(亜紀がクス、と笑いそう言うと入って来た勇気を見ては『聴こえてたのなら早い。善は急げだ』と言うと皆に無線を渡し)
『そうだな。見つけたら誰かがGPSをターゲットに気づかれないようにつけろ。つけたら速攻連絡だ』
(GPSを皆に見せながら亜紀が説明すると次に無線を出して)
『無線にAかBっていう印をつけてある。まぁ班行動だからすぐに終わると思う。A班は協力してGPSを取り付けたら気づかれないように尾行しろ。できるだけ取り付けたヤツは尾行しない方がいい。B班は保健室で待機だ』
(そう言うと亜紀は自分がいつも座っている場所に戻るとPCを立ち上げ始め)
『えっとねー、僕はBだよー、待機なんて退屈だなぁー』
(愛華が不満そうな顔してそう言うと竜也の無線を覗き込んだ愛華が『竜はAかー。まぁ向いてるよね』と言っているのが聴こえた優も自分の無線と翔の無線を見ては『私はBかー。まぁ顔知られてるしねー』と呟き。「俺はお前と一緒じゃなくて良かった」と呟いている翔の隣の秋一は『俺はBか・・・。』と呟き)
『優と勇気と一緒か!』(秋一が物凄く嬉しそうに言ってる後ろで優が『・・・B班結構素敵ね・・・』と呟き。「じゃあそろそろ行くか」と班構成もわかったしA君を探しに行こうとし)
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