柊 郁 2014-01-26 16:03:05 |
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勿体無いな、綺麗な髪してると思うのにな~(少しキザかななんて思いながらも彼女の髪を見ながら素直に思った感想を述べて、こちらが吹き出してしまったことで失礼なことをしただろうかとも思ったが小声で注意をする相手の表情は楽しげで、そんな心配は杞憂だったなと安堵して「はは、すんませ~ん…」なんてふざけたような態度で小声で謝罪して
__そんなことないよ。ぱさぱさしてる。(自分の髪を綺麗だなんて言う彼はやっぱり可笑しい。そもそもこんな自分に話しかけるところから可笑しいと思った。不意に彼の髪を見遣れば「__さらさらしてる。」気付けば手を伸ばし彼の髪に触れていて前記を呟いていた。は、として手を引っ込ませれば「__ごめんね。つい。」と苦笑い。巫山戯た様子を見せる彼に少しだけ心が和んでは頬を緩める。)
本当?触ってみてもいい?(ぱさぱさしてるなんて俄には信じがたいことを言われるとどうにも気になってしまうようで、初対面にも関わらずとんでもないことを言い出していて、不意に伸ばされた手はこちらの髪に触れていて「ちょ、な、ななな、何をしてらっしゃるんで!?」ついつい変な口調になり思い切り狼狽えて思わずその手から逃れようと勢いよく立ち上がってしまい
__あ‐、え‐と。そんなに嫌だった?ごめんなさい。(髪に触れただけなのに立ち上がって避けられた。自分でも何してるんだろうと思ったがそんなにも避けなくてもいいじゃん、と内心不貞腐れる。少しその場が気まづくて「__もう触らないから大丈夫だよ。」と彼を安心させるかのように自分も立ち上がり本を持って移動しようとする。「じゃあね。」と片手をひらりとさせれば元にあった場所に本を返しに向かって。)
あ、すまんっそういう訳でなくて…(気になる彼女に触れられたことに緊張するあまり無意識にしてしまった反応にしまったと思った時には時既に遅く、席を立ち移動をしようとする相手の背中を呆然と見つめていて、じゃあねと振られた手はこちらへの拒絶の意志のように感じられて放心したように力無くヨロヨロと椅子に座り込んでしまう
__...。(本を棚に戻しては先程の彼の姿が丁度見える。ヨロヨロと椅子に座り込んでしまった彼からは何とも言えない負のオーラが出ていて。仕方が無しに近寄れば「__..そういえば何年生?」と普通の質問を彼に問いかける。)
絶対嫌われた…何やってんだ俺はーっ(ガックリうなだれていたと思えば急に自分の頬をグーで殴りだして先程の自分自身を戒めていて、そんなことをしても何の解決にもならないことはわかっていたが他に感情のぶつけどころが無く続けていれば再び聞こえてきた相手の声に「…はは、ついに幻聴まで聞こえてきてやんの…」なんて自虐的に呟きながら声のした方向を振り返れば「…はっ、えっと俺は2年だ!」どうやら幻聴でもなんでもないようだと把握すれば慌てて質問に答えて
__なら後輩君だ。(自分で頬を殴ったりとしている行動を見ていれば痛そう、と思うも先程みたいに触れようとはせず唯苦笑いを零すだけ。やっと質問に答えてくれたと思えばまさかの後輩。そんな風に見えない彼。「__よろしくね。」とゆるりと首を傾げては笑みを零す。)
えっと、先輩…ッスか?(つまり相手は自分にとって先輩に当たるのだろうかと考えれば同い年か年下だと思っていたせいか驚いてしまい、最後にとってつけたように敬語のなりそこないのような言葉を付け足して「あ、よろしくッス、ちなみに俺は槙島 凛っていいますっ」年上とわかったせいか急にガチガチに緊張しながら妙に畏まって自己紹介をして
__そんな敬語とかいらないよ‐?今までみたいに普通でいいから。(いきなり畏まる彼にくすくすと笑いを零しては自己紹介をする彼。此方も自己紹介しないとな、って思ったけどこのまま名前を教えなくてもいいかもなんて意地悪な事を考えてしまう。「__凛君か‐。可愛い」名前を聞けば彼の雰囲気からあまり似つかない名前。然し素敵な名前だな、と思ってはこういう字?と机に凛という漢字を指で書いて彼に尋ねる。)
((寝てしまいました。すみません
あー…うん、じゃあお言葉に甘えて(正直堅苦しいのは苦手であり、敬語も満足に扱える自信もないため相手の言葉はとてもありがたく、素直に受け入れていつもの調子で接することにして、自身の名前のことに話が及ぶと「よく言われるよ、だからあんま好きじゃないんだよなー、この名前」昔から女の子みたいだとか言われてきた苦い思い出が蘇ったようで苦笑をしていて、指の動きを目で追えば「そうそう、それ」と頷いてみせて
__でも素敵な名前だよね。(凛という名前が嫌いだという彼。そんなこと思うんだと意外な事に驚いていては何処か苦い思い出でも思い出す様に笑う彼。まずいこと言っちゃったかな、と少し反省していれば「__ごめんね?」と一言。机に書いた文字を当てる事が出来れば笑みを零して「やった」と小さく呟く。)
((ありがとうございます
いやぁ~照れるな(素敵な名前だなんて初めて言われた、それも気になる彼女に、ともすればなんだかこの女の子っぽい名前もとてもいいものに思えてきて「い、いや気にしなくていいぜ?」謝罪なんて必要ないと顔の前で手を振り、こんな些細なことでも笑みを零し純粋に嬉しそうにしている相手に「可愛いな…」ぽつりとついつい本音が零れてしまい
__ん?何?(喜んでいれば何か呟いた様な気がして彼の方に視線を向ける。はっきりと聞こえなかったからもう一度聞こうと思って。彼も此方を見ているのか視線が混じりあう。暫し逸らさずにいるも直ぐに恥ずかしくなって視線を逸らす。「__見すぎ。」と小さく呟いては彼の肩を軽く押して。)
い、いや、なんも…空耳じゃないか?(聞かなかったことにはしてくれないだろうかという淡い期待は脆くも崩れ去りバツの悪そうな表情で少し、いやかなり無理がある気がしたが誤魔化すようにしらばっくれていて、重なった視線に緊張のあまり固まってしまい逸らせなくなってしまっていれば先に逸らしたのは相手の方で肩を軽く押されて抗議をされれば「あ、いや、でもさっきのは先輩も…」なんてささやかな反論を試みて
__空耳かぁ‐(空耳と言われれば素直に納得していまい小さく頷く。深く問うても嫌がられそうだし止めとこうと思って。少し反論してくる彼。「__生意気‐。」とか言って笑いながら彼の鼻を抓ってみる。)
そーそー、気のせい気のせい(どうにか上手く誤魔化せたかなんて相手の反応を見て安堵すれば途端に気が大きくなって軽い調子でヘラヘラと笑っていて、笑いながらこちらの鼻を抓ってくる彼女に「痛い痛い!?これはマジで痛いってっ」涙目になりながら声を上げて、しかし彼女の笑顔を見ているとなんだかそんなことも些細なことに思えてきてもしかして自分はMの素質でもあるのだろうかなんて馬鹿なことを考えていて
__図書館なんだから静かに‐。(抓ると声を上げる彼。慌てて手を話してはし‐っ、とジェスチャーする様に口元に人差し指当てて。「__あ、もうこんな時間。」不意に時計を見れば既に時間は過ぎていてだんだん暗くなってきている。そろそろ帰ろうかななんて思うも彼はどうするのだろう、と尋ねようとするもやはり止めて。)
おっと、そういえばそうだった…ははは(完全にここがどこなのか忘れており、彼女の言葉に我に帰れば周りの白い目に晒されながら声のトーンを下げて乾いた笑いを浮かべていて、彼女に言われて時計見れば知らないうちにこんなに時間が経っていたことに軽く驚き「えっと、一緒に帰らないか?外だいぶ暗いし」まだまだ一緒に居たいなんて気持ち抑えられずもっともらしい理由つけてそんなことを言って
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