主 2014-01-24 23:02:32 |
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…あ…はは…。そ、そこまでお喜び頂けるなんて自分の美しさが怖i…。…うぅ〜…!…萌えフェイズおしまい!!次はお兄さんのターンじゃないの!?(いつもの彼なら絶対に得意の八橋で丁重に御断りしてくるだろう条件にも無反応でシャッターを切る辺りきっと聞いちゃいないだろうと作戦失敗を感じ心からの苦笑いを表に出すが、もう1ミリ位しか望みはないがきっとこれは俺への深い愛情故の興奮状態だよねそうだよね。と半ば現実逃避に近いが無理矢理自分を納得させようと試みるも我を忘れたように激しくペンを走らせる姿に、これ何か菊んとこのアニメで見た事ある…デスなんとかの様だ…。なんて連想しながらも続けられた呟きにお前じゃねぇのかよ、しかも腐れ縁かよ、そして何書いてるんだ。と突っ込みたかったがそれよりも今は交換条件の方が先で悔しさから体を震わせ今にでも昇天しかねない相手の襟元をぐいっ、と引き)
?!…フラン…シス…さん?(暫く相手の素晴らしいとしか言いようがない猫耳カチューシャとその素晴らしいフォルムの口からこぼれた猫の鳴き真似を頭の中で何回も何回もリピートし嬉しさでぷるぷると震える。だが此処で耳に届いた彼の言葉と首を絞められるような感覚に一瞬目を見開きそれからハッと我に返ったように体をビクつかせれば自分の襟元を掴む彼に気付く。そしてあたふたと目を泳がせるも今まで自分がしてきた事は彼にとっては迷惑であり只の自己満足だったことにも気付き彼を少しおびえた様に見上げ彼の名を途切れ途切れに呼ぶ。抵抗する様子も見せず彼から目線を外し『誠に申し訳御座いませんでした。己に遺憾の意を表明致します』と気まずそうに告げる)
あっ、いやごめんっ。…別に…菊が楽しいんなら、お兄さんそれは一向に構わないっつーか嬉しいことだからいいんだけど…。(つい先程まで拗ねるような気持ちが自分を支配していたのにも関わらず相手の気まずそうな顔と今にも消え入りそうな声に我に帰りぱっと襟から手を離せば、いくらなんでも構って貰いたいからって菊の趣味に嫉妬して子供みたいな事し過ぎたかな…なんて頭に過り此方もなんとも気まずそうに表情を暗くさせちらちらと相手の顔色を伺いながら困ったようにぽり、と頬を掻き、ふとカメラの片付けられた場所に目線を写してから意を決した様に息を飲み込むと『…お、俺は…俺は菊ちゃんの猫なの!ネタとか萌えとか関係無しに可愛がって…く、…ださい。』なんて最初こそ勢いは良かったが何故か最後は恥ずかしさからか頼み込むと言うよく解らない言葉になってしまいただただ心の中でテンパったやっちまったぁああぁあ!!と一人シャウトして)
…………?!
そ、其れは…、どういう意味で…?!!(自分のせいで相手を不愉快にさせてしまった、何て事をしてしまったんだ、そう考えつつ乱れた和服の襟を気まずい表情のまま静かに整える。彼も自分と同じような表情をしている、自分から何か言わなければ…!!すぅ、と息を吸い大した言葉も浮かんでこないままあの、と声を出そうと口を開けるも自分が声を出す前に彼が何かを言い出した為はっと口を紡ぎ只聞く。だが彼の口からこぼれた言葉は全くもって予想外であった。己は自分の猫である、と言った。なんなのでしょう此の胸の内にたぎる熱い気持ちは!私は此の気持ちに身を預けてよいのでしょうかと一人つらつらと考え、考えに考え考え抜いた結果何を思ったのか慣れた作法で正座をし『宜しく御頼み申し上げます』と誤解全開で)
あ、いやっその……え!?いやなにその反応嫌な予感しかしねえんだけ…ど。(自分が放ってしまった言葉はやはり相手に困惑を生ませてしまっただけだと返ってきた質問にさらに追い討ちを掛けられるようにただでさえ高い筈の自尊心を折られた様にほらやっぱり自滅したとばかりにぼっと白い頬を赤く染めるが放ってしまった言葉を後から飲み込む事が出来るはずもなく後悔に呑まれるのだが相手が何を考えているかも知らず、僅かな沈黙の間自分を罵倒していたが相手が突如取ったまるでSAMURAIの如く美しいお辞儀姿に目を見開かせるがふと嫌な想像が頭を駆け巡ったのか恐る恐る『…流石に猫がネコとかってジョークはないよね?』なんて頭を下げる相手をじっと見つめ)
……………え、っと…。違うのですか?(猫がネコとの言葉に自分はそう思いこんでいた為ジョークと言われ小首を傾げる。それからやっと自分が日本男児として恥ずべき事を口にしてしまったことに気づき今更だが正座をした侭かあぁ、と何処かのアホデレの様にトマトの如く頬を紅潮させれば恥ずかしさに相手と顔を合わせるのもままならなくもじもじと俯いていれば『わ、私ったら…!申し訳御座いません、えと…お茶、お出しします!!』と気まずい雰囲気に耐えきれなくなったのか珍しく大声で赤い顔を隠すようにしつつ言えば素早く正座の体制を解き襖を開けて茶を用意する為の部屋へと足早に向かう。なるべく感情を出さずたおやかに、それは自分が自分に決めた事なのだが今は其れどころではなく赤い顔の侭うう、なんて唸りながら)
いっ…!……いくら、俺でもそんな事だけはいわな……言えないもん!(相手から返ってきた反応にああやはり嫌な予感が的中してしまった、と感じるのと同時に俺は貴方のネコです可愛がって下さいなんて台詞を吐いていたのか俺は死にたいそして相手がそれを聞いて不審にも思わなかったのかと思えば自分が変質者のような性格を持ってるのは否定できないが髭も腕毛もある己が受身的にお頼みするのは当然慣れてないし恥ずかしいのでお茶と言う名目の元去ってしまった背中に取り敢えずそれだけはぶつけておくが失敗どころか負の連鎖だと頭に乗るきっと攻撃力を上げる効果を持つ装飾品を恨めしげに握って取ってしまえばなら他の作戦だと相手を待ち伏せするように戸の真横に立ち)
はあ…嫌われてしまったでしょうか…(彼に出すための茶を手際良く準備しながら深く溜息を吐く。こちらがタチとネコの事についてを想像しているなんて事は彼は思いもよらなかっただろう。それもそうだ、彼は自分がそんなキャラではないと分かってもらっている筈だし、まず自分でさえそんな事はほぼ考えない。しゅっしゅっと鋭い音を立てつつ抹茶を準備するもああフランシスさんは日本のお茶ではない方が良いのではないでしょうかでも私にはこれくらいしかお出し出来ない…と思うも結局点て終わった抹茶を二人分盆に乗せれば部屋を出る。直接外が見られる廊下、所謂縁側を通っていれば空気は冷たいが日は暖かいのが感じ取られる。それに対して自分の心は沈んでいた。彼が居る部屋の前まで来ると一つ深呼吸をし『お待たせしました』と何ら変わらぬ声音で告げながら入室する)
……お待ちしてまし、たぁあああっ!!!(今日こそ自分を普通に恋人として見てもらうんだ、と先程の暗い顔は何処へやら相手が戻ってきた事を知らせる声を艶やかな表情で聞けばきっと今の自分が本当の猫であるならばそれこそ尾を立てているだろう勢いでにやりと笑むと戸の開く絶妙なタイミングで両手にしていた自分に装備していた神器とも呼べるそれを相手が両手にお茶を手にしているのも想定済みなのでかわされることは少ないだろうが危ないので溢させないように、と声こそは激しく雄叫びをあげながらもスマートさを重視して素早くさくりと相手の頭へと軽やかにはめてしまおうとそれを持った手を相手の頭へと動かしながら『発想の逆転だ!これならもう勘違いなんて余地はないだろ!』なんて頭の悪そうに頷けばおまけに高笑いまで込めるなんて芸当をしてみせ)
は?うわぁあっ!(盆に乗った茶をこぼさぬように慎重に襖を開けていれば突如聞こえた相手の声と目の前に彼が迫ってくるのを見て素っ頓狂な声を上げる。あまりにも急な出来事過ぎて全てがスローモーションで見える。え?何ですか此は走馬燈って奴ですか何故に今?思考を働かせるも素早く動けずに只相手を目を見開いたまま見つめていれば感じたのは頭部の軽い締め付けの違和感。そこで目の前が通常に戻り、思考が落ち着いてくる。違和感を確かめようと頭部に触れてみればそこには先程まで彼が装着していた筈の"神器とも呼べる其れ"。たて続きに色々なことが起き現状理解出来ないまま取りあえずお茶は置こうと机の上に置けばその侭相手の方を振り向きもう一度頭に手をやる。やはりそれは"神器とも呼べる其れ"であり…。『…うわあぁあ!!駄目ですって!!私が着けたって意味無いですって!!』やっと理解出来、かっと顔を赤くすれば何やら言い訳をしつつ"神器とも呼べる其れ"を取ろうと試みる)
あぁっ、だめっ!菊それ取っちゃヤダ!こ、こうならもうネコとか気にしなくていいだろ!?だから…ほらこっちおいで…!(部屋中に響き渡るきっと正確には違うんだろうが彼の断末魔、そして右手に残る手応えに一人ふっ…と顎に手をやりながら目を瞑り全力のキメ顔をすれば相手の頭の上を確認するために目を開ければどうやらうまく行ったようだと嬉しそうに笑むのだが神々しく相手の頭の上に鎮座なされている神器がその座から下ろされようとするのを目にしては首を左右にぶんぶんと振り回して大声を上げて嫌がり、可愛がられないなら可愛がる側に立ち回ればいいだけの話のこと、きっかけさえあればきっと何とかなると自分で勝手に納得すればさあこいと言わんばかりに両手を大きく開いて)
えっ…どうしてですか…。...………?!(取ろうと試みたものの先程までドヤ顔を決めていた彼が大声を上げて嫌がった為一瞬体をビクつかせるも赤い顔の侭答えを求めて小首を傾げてみる。と、そこで彼がこっちおいで、と言いながら腕を広げた。一瞬何を始めるのかぎょっとしたように目を見開くもどうやら純粋に自分がその腕の中に収まるのを期待しているらしい。『そ、その…何というか……あの…』自分もその腕の中に入りたい、彼のしっかりした体にくっついてぎゅっとして貰いたい…未だ頭の上に神器が乗っているのを気にしつつもじもじと恥ずかしげに言い訳を探すもぶんっと首を降り赤い顔の侭じりじりと相手に近づく)
!。……菊……そう、そのままおいで。(返ってくる耳へと届いてくる困惑したような控えめな声。それを聞けばああやっぱり少し慌てすぎたかもしれない、いきなりこんな風に言われても照れ屋で奥ゆかしい相手ならもしかしたら引いてるかもしれない、なんて失敗を予測したどころか寧ろ相手に嫌な思いをさせてしまったかもしれないという不安から困ったように眉を下げるもののその予想とは反対に、少しずつの足取りではありながらもすっかり真っ赤に染まってしまった顔のまんま、自分へと近付いてくた黒猫の姿にまるで玩具を貰った子供の如く幸せそうに明るい笑みをたっぷりと溢せば『…お兄さんは菊ちゃんの事だいすきだよ。いっぱい甘やかしてあげるからおいで。』なんてそのまま目を細めながら柔和に微笑み)
わ…私…も、です。その…愛し…て、ます。(彼との距離はもう1メートルを切った。と、その時彼の口から発せられた言葉は今の自分には嬉しすぎて、そして充分すぎる言葉であった。長年鎖国を続け、特定の人としか交流していなかった自分にとって、心の底から愛されたことのない自分にとって…。つい、涙が出そうになった。日本男児が此ではいけませんね、と誤魔化す様に首を振ると手を伸ばせば届く所迄距離を詰めたどたど、と相手に言葉を返す。自分には想いを伝える勇気が無い。だから其の言葉が今の自分では精一杯であった。伝えたい気持ちを全部詰め込み、口にしたように錯覚し、かぁっと更に顔を赤くし、それでも彼に向かい手を伸ばす)
……ふふ、つっかまーえた。……これでもうお茶をだなんて逃がしたりしないんだから…。……嬉しいよ、俺の菊…。(刻々と自分に近付いてくる愛おしくて堪らない相手。それも相手から手を伸ばしながら近付いて来てくれる事なんてこんなにも嬉しいことはあるだろうか。余りにも願っていた愛情は想像をあっさりと通り越し幸せすぎる余り自分からも相手がすぐ目の前に来たとなれば思わず自分からも開いた手を伸ばしその体をしがみつくようにぎゅっと抱き寄せてしまえば途切れ途切れに差し出された言葉の花束を拾い集める様に何度もリピートし、俺なんかもしかしたらこれ泣くかもしんない。やっぱり菊俺の事相手として、普通に一人の相手として愛してくれてたんだ。疑ってごめん、試してごめんね。なんて内心で頭を下げ続けながら幸せを噛み締めて)
うぅ…なかなか恥ずかしいものですね…(自分から愛の言葉を伝えることはあまり無い為彼に抱かれたまま恥ずかしさに顔が上げられず只彼に優しく、それでもしっかりと抱きつく。彼の言った言葉に、はい、逃げません。離れたくないです。と、心の中で何回も彼に伝える。彼の声が、心音が、脳内に直接届く様に頭の中に心地よく響く。顔を上げられない侭、何をしていたら良いのか分からず只意味もなく一人数回頷いていれば今まで感じたことの無い程膨大な、大きな、言葉では決して表せない位の歓喜と幸福を感じ其の感情は意志とは関係なく二つの瞳から雫となってこぼれ落ちる。顔を見られていなくて良かった、とこんな時でも外観を気にしつつも涙を止めようと試みる)
…そう、だね。……なんかお兄さんでもちょっとだけ恥ずかしい。(相手らしい恥ずかしいと言う言葉。けれどこういった感情でさえ伝染する物なのだろうか、胸の奥に纏っている暖かく深い海のような感情と、相手の側に居たいのに、離れたくないのに冷静じゃいられなくなるこの気持ちをきっと恥ずかしいと言う感情なんだろうかと思案させられ、でも今はそんな頭で語る言葉や推測した感情よりも己にしっかりと抱き締めては話そうとしないその愛をただただひたすらに感じていたくてその頭を抱き抱える様にしながらくしゃくしゃに撫でて、撫でて、頬を軽く髪に擦り付けると『恥ずかしいけど……お兄さん、すっごく幸せ。…幸せ…。』とぽつぽつと呟けばじわりじわりと自分の感覚や身体に染み付いてゆく相手のその体温に飲み込まれていくのを自分から求める様に何度もより密着するように抱き付き直してみたりして)
え、えぇと…そろそろいいですか?(と、彼に抱きつく力を少しだけ緩める。その理由は恥ずかしいなどもあるが一番のものは今此の侭彼にひっついた侭で居ると、幸せなのだが、幸せすぎて此からの幸福も此処で使いきってしまいそうな気がしたから。そんな事を口下手な自分がうまく言葉にすることが出来る筈もなく俯いたままぐしぐしと着物の袖で涙を拭き取る。と、彼の大きな暖かい手が、自分の頭を撫でた。其の瞬間に、ふわっとした感情が襲いかかって来、心地よさについ頬を緩めてしまう。『私も…貴方と居られる事が幸せです』彼がぽつりぽつりと呟いた言葉に頷きつつそう答えれば密着してくる彼に又かぁっと頬を紅潮させ)
(/済みません!!主の急な事情により一週間から二週間ほど来られそうにありません!!それ以上来られないかも知れません…。でも、又来るのでその時は又お相手お願いします!!!)
あ…ああ、ごめんな。つい嬉しくってさ、折角菊ちゃんが淹れてくれたお茶も冷め……ちゃ、……。(自分の体を抱き締めていた心地好くも安心するその腕が緩められ少しの距離が出来たことに気付くと自分も自然に力を抜きながら続けられた言葉に散々相手にべたべたとくっついた挙句今まで遊びで付き合ってきた様な相手には感じたこともない幸福感を思い出せば急に恥ずかしくなり、空気を変えようと必死にそう誤魔化そうとしながら相手の体からゆっくりと手を引くのだが更に自分へと差し出された極上の言葉に不覚、と思った頃にはもう遅い。相手と同じように赤く熱く染まっていく顔と速く脈打つ心臓にはっとなれば素早く後ろを向いて両手で顔を隠してしゃがみ込むと『っ、ごめん、…っ。……い、いまお兄さんの、顔、……みないで。』なんて途切れ途切れに呟くと恋に慣れてきた自分がここまで動揺するなんて。と目を泳がせ)
【此方こそ反応長らく遅くなってしまいました、実に申し訳ありません…!此方はお戻りになられるまでしかとお待ちしております。待つ分には一向に構いませんので、ご無理をなさらずお時間飽きました時にまた宜しくお願い致します!】
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