(ML)　或る化け猫の恋物語　

■或る化け猫の恋物語

隠し通せぬなら全て失って良い
そう契って人と恋に落ちた化け猫の話

恋人を亡くしたきみに笑顔を取り戻したくて
僕は彼に化けて生きると満月に誓う

泣き崩れたきみを強く抱きしめ言った
もう一人にしないよ
ああ、神様　僕は残酷だ

記憶喪失を演じてさ　でも其の笑顔の為なら
どんな嘘も罪も許される　そんな気さえしてた

ある夜　きみは切り出した
ねえ、貴方の瞳は彼とは違ってるわ
＿だけど構わないの

震えだした僕をきみは抱きしめ言った
もう一人にしないで
ああ、神様　此が罰ですね

化けの皮が剥がれ人の言葉も失って
逃げる僕の背中にきみは言った
ありがとう、と

ああ、罪深い僕を きみよどうか
憎んでおくれ

■ルール
ML対応トピ

ロル60から長め

"きみ"、男設定

"きみ"募集

先着順


■募集事項
20歳以上の成人男性キャラであること

前に付き合っていた彼を亡くしたという過去を持っていること

■プロフィール

名前　(化時)碧碕 晋　Aosaki Sin
　　　(本名)ミチル　Michiru
性格　晋で在る時は彼本人にそっくりの大人しく落ち着いている性格。
　　　ミチルで在る時はきみの幸せを第一に考え其の為になら向こうをかえりみない性格。
容姿　晋で在る時は癖がかった黒髪に優しそうな目付き、180cmと高身長。見目25歳。
　　　ミチルで在る時は只の小さな白猫。だが目は黄色と緑のオッドアイ。


ゆるゆる～っと参加者様お待ちしております-。

森山弓月 Moriyama Yuzuru

24y

そんなに目立つ訳では無かったがよく笑い親しみやすい雰囲気からかそれなりに友好関係も広い様子。しかし恋人を失ってからは負の感情を内に溜め込み気味。

身長175cm、暗めの茶髪は生まれつきで自然に斜めに分けている。髪と同じ色の瞳は吊り目気味。

(/参加希望です！ＰＦが短かったらすみません…、必要でしたから書き直させて頂きます。ロルも必要であれば回させていだきます。一応最長で800程度までは回せるかと…。
もしよろしければお相手お願いします！

(/有り難う御座います!プロフ、大丈夫ですよ。ロルは60文字以上であれば短めでも長めでも主は大歓迎です!こちらこそ宜しくお願いします^^)

こんにちは。
(一応記憶喪失って事だからな、とそう思いつつ平然を装い彼の前に立つ。彼は晋を失ってから人が変わったように塞ぎ込む様になった。その様子があまりにも哀しく、そして何処か儚げで、不本意にもその姿に魅力を感じてしまった。だが相手は人間、こちらは化け猫。想いなど伝えられる筈もなく只無駄に彼を影から見つめる日々を送っていた。そんな今日、ついに我慢が出来なくなり、彼の恋人の姿そっくりに化けて彼に話しかけてみた。こんなこと、してはいけないと頭では分かっているも、今こうして彼の前に立ち、彼を正面から見て、彼と同じ目線で景色を見渡せているのにとても感動を感じ、逆に想いを押さえきれなくなった。彼がどんな反応を見せるのか、恐怖感が襲ってくる。そのまま彼を不安そうな表情で見つめた)

(/こちらから絡み文提示致します、化けてから初めて会った、という設定でお願い致します)

(恋人が居なくなってから幾ら経ったのか、今では時間の感覚すら曖昧になりつつある。周囲には隠しながら付き合っていた恋人、そのため弱音も吐く事も泣く事すら殆ど出来ないままで。そんな己の胸の内に小さな溜息零しては携帯開き友人から届いているメールに目を通しつつ画面に映る優しい言葉に目尻下げて小さな笑みを浮かべる。他の人からみれば己はあくまで親友を失ったと思われているのだろう。それでいいし訂正するつもりも無い＿と、そこでどこにでもありふれた挨拶が聞こえる。しかしその声は確かに聞き覚えのあるもの。携帯を持つ手が小さくではあるが震え始める。頭の中に駆ける様々な可能性。震える手を強く握り締めながらゆっくりと視線をあげればそこに居たのは死んだ筈の恋人そっくりの姿。「し、ん…？」掠れた声で何とか相手の名前呼べば相手に触れようと手を伸ばしつつも視界が涙で歪んでいくのがわかった。)

(/遅れてすみません！
それではお願いします^ ^

え…と、初めまして？
(彼は予想外の反応を見せた。声を上げるでも何をするでもなく、只両の瞳に涙を浮かべて自分に手を伸ばしてくる。今すぐ其の手を引き彼を抱きしめたい、彼の涙を止めて笑顔に変えたい、そんな思いがぐるぐると脳内を駆け巡るも彼の為、自分の為と言い聞かせ痛む心で記憶喪失を演じ続ける。彼は恋人の名前を発するのが精一杯で、しかも其の声は掠れていた。そんな精神状態の彼にこんな偽りだらけの塊である自分が側に居てもいいのか、と一瞬考えを深める。だが彼は恋人を失い追いつめられ続けてきていた。彼のとなりに居てあげられるのは偽りでも自分しか居ないのだ。そう考えつつ『大丈夫ですか？』伸ばされた手をしっかりと握る)

(/宜しくです!)