主 2014-01-19 03:29:21 |
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んッ…だって先生と2人きりとか滅多に無ぇだろー…。(自分でも言葉と行動が真逆である事は重々承知していればこめかみへの口付けも加わり、頬を朱に染めるとボソボソと呟き。相手の口から"緊張"等とそのような素振りも見せない言葉が出てくれば納得いかないのか、自分ばかり緊張していたり相手宅へ来れて喜んでばかりいるような気がしてしまい、「嘘だー…」 と顔を上げるとまじまじと相手見つめ)
(そう言って貰えて嬉しいです!ではまた此れからも宜しくお願いしますね?
…まあな。(自宅への訪問をあれほど拒否していたにも関わらず今こうしている辺り、随分相手にほだされて来てしまっている事を認めざるを得ず、内心で自嘲して。信じられない、そう言いたげな瞳で見つめられれば思わずくすりと笑みが零れ落ちる。「嘘じゃねえよ、…ほら」そう口にしながら相手の頭をぐいと胸元に引き寄せ、普段よりも速い脈を刻むそれを聞かせてやり。緊張というよりは高揚感からというのが相応しいものの、相手のその都度の言動に愛しさが押し寄せる今は告げずにいて)
ッ…、お。おー…マジだ。(不意に身体を引き寄せられ突然の事に反応も遅れてしまい、されるがまま相手の胸元へと倒れ込めば自然と耳が胸に当たり、通常の人の脈拍数よりリズムが早く感じれば相手の言っている事が本当だと分かると同時にあまりの近さにつられるように鼓動が早くなるのと頬に熱が集まるのを感じつつ頷き)
お前と変わらねえだろ?(胸元に相手の温もり感じればそっと髪に触れ、指を通しながら柔らかな眼差しで見つめ。実際確かめて納得したらしい反応に思わず口元緩めては、お前だけじゃないとばかりな口振りで)
何か…先生が緊張するとか意外。(髪を梳くように撫でられては相手の大きな手の気持ち良さに頬緩め、相手の温もりの心地好さもあり幸せが込み上げると胸元に擦り寄りつつ相手見上げてはいつもクールなイメージの強い相手の意外な一面を見て呟き)
まあ、下心のせいもあるけどな。(擦り寄られる感覚はもっと甘やかしたいという思いを起こさせ、相手にこんな風に自由に触れていられる今に幸せを感じ。見上げてくる相手と視線が合えば、口元に笑み浮かべたまましれっと本音洩らし)
下心ー?へぇ、先生にもそういうのあるんだ…。(相手から意外な言葉が出されれば、下心など自分なんて此処に来る約束があった頃から胸に抱いていた事であり、何時もは相手がそういった事に対して表情に出さないこともあってか笑顔が珍しい物のように思えると間近なその笑顔を直視してしまっては頬に熱が集まってくるのを感じ俯いて呟き)
あ?どういう意味だそりゃ。じゃなきゃ自宅に呼んだりしねえだろ。(相手の返答は己にとって少々意外なもので、僅かに眉寄せ小首を傾げ、心外だというように述べて。目が合えば俯いてしまう相手の心境を知ってか知らずか「お前はいつもより大人しいな」と、瞳細めながら綺麗に染まった髪に指を通し)
そうだけど…ッ、そんな事無ぇし!あ、そうだ此れ母さんが持って行けって。(相手の言うことも尤もであり何時もの自分と違うと言われれば、恋人宅へ来れた嬉しさや緊張、加えて下心なんてものがあれば誤魔化すように勢い良く立ち上がり。持参した荷物の元へと向かってはそこに置いていた袋を持ち上げ相手の元へと戻れば首傾げ問い掛け)
これシュークリームなんだけど…冷蔵庫入れてていい?
ああ…悪いな、気を遣わせて。(急に立ち上がる相手を見上げれば移動する相手を視線で追い。手土産を持たされたと知ると相手の家族に対し罪悪感が起こり、軽く頷きつつ冷蔵庫へ向かう相手を見つめ。「…お前と同じ立場なら、お前の家族にも気軽に挨拶出来たんだがな」笑みを浮かべたままの表情を僅かながら曇らせ、ポツリと呟いて)
え、ちょ…何で先生がそんな顔してんだよ…。(リビングの先にあったキッチンへと向かい冷蔵庫を見つければ扉を開けて中にシュークリームの箱を空きスペースに入れさせてもらい。照れ隠しでつい相手から逃げるような形で離れてしまったがリビングへと戻り何を呟いたかは分からなかったが表情を曇らせて此方を見つめる相手が視線の先に見えれば慌てたように傍へと戻って相手の目の前に立っては顔を覗き込み)
…何でもねえよ。(自分はそんなに心配されるような表情をしていたのだろうか。慌てたように寄って来て顔を覗き込む相手と目が合えば、ふ、と笑みを浮かべて相手の頭をわしゃわしゃと。取り繕うに軽く伸びをすれば「さて…と。どうするよ。夜まで時間あるし、何処か出掛けるか?」と声をかけて)
え、あー…いや、夕飯は俺が作るから…今日は先生ん家に居ちゃ駄目?(表情を曇らせていた相手にいつもの調子で頭を撫でられればもう大丈夫なのだろうかと表情を伺おうとした所で、不意に相手が離れ伸びをしながら問い掛けられれば悩むように唸り。相手と何処かに出掛けるのも魅力的なのだが折角の2人きりの時間を大切にしたいからと首を横に振っては問い掛け)
あ、夕飯って言ってもオムライスぐらいしか作れないし…材料とか足りなかったら買い物に行きたい。
ふぅん…可愛い事言ってくれるじゃねえか。(返された言葉に少々意外そうな表情浮かべたかと思うと、直ぐ様満足げに瞳細め口角上げ。「確か肝心の卵を切らしてたな…。近くまで買いに行くか」思案後、提案しては早速ソファから腰を上げ、テーブルの上のキーと財布を持ち出し。相手に視線を向け、僅かに首を傾けながら何処かふてぶてしく笑みを溢して)
初デートにしちゃ味気ねェが…十分だよな?
ん、今日はそれでいい…んで明日は休みだし、どっかに出掛けたい。(可愛いという言葉は男として無縁な言葉ではありクラスメイトに誂われて言われても何もなかったように流すが、相手から言われるとと一気に顔に熱が集中するのを感じ。財布を手に取って出掛ける準備を自分も済ませれば顔を極力相手の方から逸らすようにしつつ頷き答え)
一緒に行きたい場所、考えておけよ。(“明日も一緒に過ごせる”、その事実は幸せな気分を膨らませ、恥ずかしげに顔を逸らす相手を柔和な眼差しで見つめて。相手の傍に歩み寄れば「スーパーは此処から近いからな。歩いて行くぞ」ぽん、と肩を軽く肩を叩き、先に玄関の方へ)
ん、分かった…て、待って!(此方の言葉に快く了承し行きたい場所を尋ねてくる相手に笑み零しては自然と頬緩み、肩を叩かれたと思いきや先に玄関へと向かう相手見ては慌てたように後を付いて行き、端に揃えて置いた靴を履いて緩くなった靴紐を結ぼうとフローリングに座り靴紐結び直し)
…そうしてると現役の頃を思い出すな。(玄関先にて相手が靴紐を結ぶ姿を見下ろしていると、彼が試合で活躍していた頃を思い出し自然と口許が緩み、眼差しも温かさを帯びて。感じたことを何処か懐かしげな響きでぽつりと口にしては、くしゃりと相手の髪を撫で「行くぞ」と笑みかけ外に出て)
ん?それって…先生って俺がバスケしてんの見てくれてたって事?(視線を下へと向けていた所で頭に温かい手の感触と眼差しを感じて視線を上げ、相手の柔らかな眼差しと笑みを見れば胸が高鳴り。相手が先に外へと出る後ろ姿を見ては慌てて立ち上がり相手の服の裾を反射的に掴み、保険医である相手が放課後の練習を覗くことは難しい事を考えればもしや休日の試合でも見てくれていたのだろうかと自惚れた事を考えると控えめに問い掛け)
まあ、俺もお前のギャップに惚れた一人だからな。(外へ出た瞬間裾を掴まれそちらを見やれば、控えめながらも何処か期待の色を滲ませた瞳とぶつかって。くす、と小さく笑うと玄関に鍵をかけ。再度相手を見つめれば、以前話した相手のファンである女子達とある意味同じだという事を冗談ぽく伝える事で肯定してから歩き出し)
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