主 2014-01-19 03:29:21 |
通報 |
…!おかえりなさい、先生!(片付けを終えてリビングのソファで寛いでいると、背後から聞こえた声に振り返り相手の姿を確認しては傍まで駆け寄り勢い良く抱き着き)そんな大した事してないし、終わってからはゆっくりしてたって。
──…たく、ほんと大型犬だな、お前は。(いつもこんな風に勢い良く飛び付いてくる相手を抱き止めては、頭をわしゃわしゃと撫でながら呆れたように笑い)ゆっくりしてたならいいが…休みもあっという間だよな。
先生って俺のこと昔から犬っぽいって言ってる気がする…。(高校生の頃から相手だけでなく周りからも犬みたいだと散々言われてきた所為か、そう言われる事に対して然程抵抗は感じなくなったもののそんなに犬っぽいだろうかと疑問を抱いては撫でる掌に頭を擦り付けつつ呟き)ん、けど休みが終わる前に先生に会えたから良かった。(スリ、
犬みてェに俺にまとわりついて来ただろうが。叱れば耳垂らして悄気る、褒めれば尻尾振って喜ぶ、わかりやすいんだよ。犬以外何者でもねェだろうが。(確かにあの頃から犬扱いしていたな、と懐かしそうにふっと笑み浮かべれば近くのソファに引き寄せ抱き直し)
う、そんな分かりやすい…?けど、それは先生だからだし、先生に振り向いてもらうのに必死だったから…。(相手の言葉に反論のしようがなくいるものの、それは相手がそれだけ特別だからであったからでいてはボソボソと呟き。誘導されるがままソファに共に座り、抱き締められては背中へと腕を回し)
…だな。あの頃はお前の必死さがよく伝わってきたよ。仕事の邪魔ばかりするし最初はウザったかったが、そんなお前がやたら気になるようになって…気付けば愛しくて堪らなくなってた。(懐かしい記憶が巡り、柔らかな笑みを浮かべながら愛しげに頭を撫でて)
ッ…う、え、…ちょ、(我ながら必死だった自覚はある為に、ウザかったという言葉に悄気そうになるものの続けざまに出てくる言葉と相手の笑みに顔に熱が集まるのを感じ。直視する事が出来ずにいては相手の首元に顔を埋めさせ)嬉しいけど…改めて言われると、なんか…照れるや…、
あの頃と比べるとお前も成長したな。何処と無く落ち着いたっつうかよ。根本的な中身は変わらねェが。(相手への想いを語る時、照れて顔を埋めたりしてくるのはずっと変わらず、思わず小さく笑い。腕の中の相手は今や自分と背丈も同じくらいで、あどけなかった表情も最近は大人びて見えて。落ち着きがなく目が離せなかったあの頃の相手の成長が嬉しいような寂しいような複雑な思いに駆られつつ、今まで以上に大切な存在なのは確かで、抱く腕に力を込め髪に口付けて)
あの頃はライバル多かったし…いや、けど今でも先生はモテるだろうし油断は出来ないけど、俺のこと愛してくれてるのは分かってるからさ。(相手のことを好きなのは自分だけではなく、女子生徒は勿論、教師の中にも熱視線を向けている人物が多くいた事もあって余裕がなく騒ぎ立てていた自覚があっては言いづらそうに顔を埋めたまま呟き。髪への口付け受け、顔を上げては今目の前で優しく此方を見つめる相手は自分だけのものなのだという優越感を感じる事が出来ては顔を上げ、唇へとそっと口付けし)
──…あァ、そういや最近教頭からやたら見合い話持ちかけられるな。しつけェから丁寧に断ったけどよ。(漸く視線が合い、瞳細めたと同時に相手から唇が重なって。唇追うように何度か食んでやり、軽く吸って離しては近況を口にし。相手の存在がある以上、結婚等到底考えられないが、立場上上司を邪険にも出来ず、心底面倒臭そうに溜息溢し)
ンッ…っ、え…!何それ、初耳なんだけど…やだ、先生は俺のなんだからな…。(口付け受け、相手の温もりに幸福感が増す中で不意に聞かされた近況に驚いたように目を丸くし。男同士という立場上、自分らの事を職場で話す訳にもいかないであろう相手に見合い話が持ち掛けられるのは避けようがないことは容易に想像がつくもののやはり気持ちの良いものではなく、胸がざわつくのを感じては嫌だと首を横に振り。相手にキツく抱き着いては呟き)
わかってる。見合いなんかする気もねェし、俺はこれからもずっとお前と居るつもりだからわざわざ言う事でもないだろうってな。(慣れない環境で頑張っている相手に余計な心配をかけるのも嫌で黙っていた事もあったが、何より目の前の相手しか見えていないのは事実で。応えるようにしっかりと抱き締めては落ち着かせるように頭や背をゆっくり撫でて) …お前だけだよ、愛してるのは。
そっか…よかった、俺も先生が大好き。愛してる…先生が1番大切な人だから、ずっと一緒がいい…。(相手の言葉にホッと安心したように息を吐いては相手も応えてくれるように抱き締め返してくれて背中や頭を撫でられては心地良い温もりに身を委ね。動揺したようにざわついた心も次第に落ち着いて来ては、相手をジッと見つめながら気持ちを伝え)
ああ、ずっと一緒だ。お前が居ない日々なんて考えられねェしな…。(まっすぐに伝えてくる相手を愛しそうに見つめ返し、柔らかく笑んでは唇を重ね、しっかりと口付け。引き返せない程に相手に依存しているのを改めて思い知らされながら口づけを深めていって。やがて唇離すと相手の頭を一撫でし) …明日も仕事だろ。そろそろ休まねェとな。
俺と同じだ…俺も、今更先生が居ないとか想像付かないし、それだけ依存しちゃってるから…お揃いだ。(深くなる口付けを首に腕を回して自分からも応えるように唇を押し付けるように口付け返し。離れた唇から紡がれる言葉に嬉しさが込み上げるのを感じつつ自分もだと答え。まだ一緒に起きて話していたい気持ちもあるが、そろそろ寝ないといけない時間であるのは確かであっては相手を引き連れて寝室へと向かって共に横になり)ん、もう寝ないとだから…先生も仕事、頑張って。おやすみなさい…。(寝る前にと軽く口付け、相手に身を寄せては瞼下ろし呟き)
ん…おやすみ。ゆっくり休んで、明日も頑張れよ。(移動した先のベッドで緩く相手を抱き、幸せそうに口付け受けると此方からも軽く口づけ)…お揃い、か…。依存にお揃いなんてあんのかよ…。(相手の髪をとくように撫でながらぽつり呟く表情は穏やかで。やがて相手の温もりに安堵したように瞳閉じると身を寄せたまま眠りにつき)
ん…、よく寝たー。あ、今日も雨かぁ…。(目を覚まし、上半身を起こして伸びをしては窓の外の景色を見て、憂鬱げに独り呟き。天気が良ければ何処かに出掛けようかとも思っていたが今日は辞めることにし。隣で寝ていたであろう恋人の姿は既になく今日もしごとだろうかと首を傾げさせつつベッドから降りては朝食を済ませようと着替えを済ませてリビングへと向かい)
ただいま。…誠?もう寝たか?(仕事から戻ると寝室に向かい。明日は仕事だろう相手はもう休んでいるかもしれないと、静かに傍に寄ればそっと髪に触れ)
ン…せん、せい…?(相手を待っていようとしていたが途中で転寝しており、ベッドの軽く軋む音と手の感触に朧げに意識が浮上してはゆっくりと瞼を上げ)
起こしたか…悪い。そのまま寝てていいぞ。俺も疲れたな…一緒に寝る。(申し訳なさそうに笑みゆっくり頭を撫でると自らも隣に横になり。腕を回し抱き締め、愛しい温もりにすり寄って)
トピック検索 |