主 2014-01-19 03:29:21 |
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……。(開いたパソコン画面から相手に視線を移すと、真剣に作業するその後ろ姿を暫し見守るように眺めて。生徒であり恋人である彼が己の部屋で料理をする姿はやはり不思議な感覚で、小さな幸せからふっと笑みを溢しては料理が完成するまでそのまま仕事に取り組み)
よし、出来た…!
(卵はふんわりと軟らかくなるようにと牛乳を加えたりと母親から教わった工夫を思い出しながら作っていけば、最初の1つは卵が破けてしまったりとやや不格好になってしまったがもう1つはなかなか上手く出来上がると満足そうに笑み浮かべ。最初のは自分用にするとしてもう1つの方を相手用にしようと考えてはオムライスの乗った皿を両手にリビングへと向かい)
先生ー、出来たけど…此処で食べて良いの?
─…おう、完成か。こっちに置け。(懸命な後ろ姿を時折眺めつつ仕事を進める中、オムライスが完成したようで。パソコンを閉じればテーブルに置くよう合図し飲み物を用意しようと立ち上がった際、相手が手にしているオムライスを覗き。「へェ…美味そうじゃねぇか。…こっちは不格好だが」笑みを浮かべながら無遠慮に指摘しては、お疲れとばかりに頭をぽんと撫で)
ッ、見た目はまぁ…あれだけど、味は大丈夫だからいいんだよ。
(覆った卵に破れがある方は自分用にするつもりで相手には綺麗な方を渡すつもりではいたが、早々に失敗作の方を見られてしまえばケチャップで隠しておくべきだったなどと後悔はあるもののもう既に遅く。見られてしまったものはしょうがないと開き直れば手に持ったオムライスとスプーンとをテーブルへと置き)
大丈夫じゃねぇと困る。不味かったら続きは無しって言ったよな。(冷蔵庫からお茶を取り出せばグラスに注ぎながら意地悪く告げ。例え満足いくような味では無かったとしても、己の為に残した傷跡や真剣に取り組む姿に込み上げる愛しさから許してしまうだろう事は目に見えていて。グラスを二つテーブルに置けば「さて…早速いただくか」と腰を下ろし)
う、ぐ…不味くは無いと思うけど…。
(自分用のオムライスは形が歪であるが相手へ渡したのはそれなりの形に仕上げる事が出来、味はというと途中で味見をするのを忘れてしまい胡椒やケチャップの量はやや自信が無く。もしかしたら味が濃いか薄いかなってしまっているかもしれやいという不安があれば自信無さげに呟き、取り敢えず味を確かめないとと内心呟いては手を合わせ)
ん、いただきます。
いただきます。(相手に倣って挨拶をしては早速とばかりにスプーンで一口掬い口に運び。僅かに胡椒の量が多い気がしないでもないが、指を怪我しながらも練習した成果があってか口の中でとろける卵の焼き加減はなかなかのもので。何より相手が作ったというだけで美味しく感じてしまう辺り、自分も随分甘くなったと改めて感じ。喜ぶ相手の顔見たさもあり「…これだけ出来りゃ上出来だ。嫁に来れるな」と笑み掛けて)
(自分で食べるよりも相手の感想が気になってしまえばドキドキと落ち着かない様子で相手の反応をこっそりと伺い、上出来だと言われ嬉しさが込み上げてきつつ自分も食べようとスプーンで掬い上げるが続けて出た言葉に思わず固まってしまい。嫁という単語が頭の中で何度も繰り返されるとぶわ、と嬉しさや恥ずかしさがごちゃ混ぜになってしまい一気に赤面し)
え、嫁…?嫁って俺のこと…?
(/本体からですが…遅くなってしまいスミマセン!私用でごたごたと忙しくなってレスが遅れました…。
お前の他に誰が居るんだ?(期待通り純粋な反応を見せてくる相手を見てはくく、と小さく笑みが零れて。味見する前に止まってしまった相手の手からするり、とオムライスを掬ったスプーンを抜き取れば、そのまま相手の口許の前にと運び。口角を上げながら小さく首傾げ、「ほら」“食ってみろ”とばかりに促し)
(/此方こそ遅れたりしますしお気になさらずです!気長に楽しみにお待ちしてます^^)
…俺以外に居たら嫌だ。
(自分は男だというのに大好きな相手に嫁と言われていいものだろうかという考えはあるものの自分以外にそう呼ばれる人が居るんもは嫌だと首を横に振り。自分もひと口食べてみようかとした所で相手からオムライスを掬ったスプーンを奪い取られたかと思いきやそのまま口に差し出されると、一瞬固まってしまうが今の状況を把握できては赤面しながらもおずおずと唇を開き差し出されたスプーンからオムライスを食べ)
(/もう此れからは大丈夫だとは思いますが待っててくださって有難うございます!これからも誠ともども宜しくお願います!
都合のいい相手くらいは居るかもしれねェぞ。(素直な独占欲を含むような台詞を向けられれば当然悪い気等する筈がなく、満足そうに口許に笑みを浮かべながら意地悪な言葉をさらりと浴びせ。促されるまま恥じらい持ちつつ口にする様子に妙な高揚感を覚えながら「感想は?」と、作った本人にも興味ありげに訊ねてみて)
(/勿論ですb 此方こそこれからも宜しくお願いします!)
ッ、嫌だ…。
(都合のいい相手とは誰の事なのだろうかと考えるともしかして自分の事では…等という不安が込み上げてくれば幸せな気持ちが一気に落ち込んでしまい、つい気を緩めてしまえば涙が零れてしまいそうで俯けばそのような相手がいるのも嫌だと再度首を横に力無く振り。口にしたオムライスはろくに味見も満足にしていなかった所為か胡椒の量が若干多いようにも思えては眉を下げ呟き)
ちょっと味が濃いかもしれない…。
─…何つぅ顔してんだよ、馬ァ鹿。(俯く相手の声に先程までの明るさはなく。少しの罪悪感を持ちながらも己の一言でこうも極端に沈む相手が愛おしく、つい口角が上がってしまう。冗談だとばかりに額を軽く小突いてやれば「…ほら、俺にも食わせろよ」と少し身を乗り出し促して)
先生の冗談は胸に悪い…。
(相手の隣に自分以外の者が居たら…と想像すると胸が締め付けられるような錯覚に陥り、それでも相手から離れたくないという気持ちが強くあれば冗談だと知りホッと息を吐き。こちらに身を乗り出してくる相手を見てはスプーンでオムライスを掬い、口許へと運び)
ん、どーぞ。
…ん、(口許に差し出されたオムライスをそのまま口にすれば満足そうに笑みを浮かべながら見つめ「美味いよ」と再度、素直な言葉で誉めてやり。自分のスプーンを手にし、残りのオムライスを食べ進めながら「明日の朝食は俺が用意してやるよ。どうせお前は起きれねェだろうしな」と、ふっと意味深な笑い方をし)
ん、ありがと…。
(素直に誉められると気恥ずかしさを感じると同時にそれ以上に嬉しさが込み上げれば頷きつつ呟き。自分もオムライスを頬張り、もう少しで完食というところで明日の朝の事で自分が寝坊することを前提に言われてはそんな事はないと意地を張るように首を横に振り)
俺ちゃんと朝練は起きれてたから明日も起きれるし…多分。
すんなり起きれる程早寝させるつもりはねぇが…大丈夫か?(オムライスを綺麗に完食し「ご馳走さん」と挨拶すればグラスのお茶を飲み干し、相手をじっと見つめ。含み笑いをしながら緩く首を傾げては試すような物言いをして)
え?いや、折角先生ん家に泊まりに来たんだからそんな早寝はするつもりねぇけど…?
(相手宅に泊まりに来るのは今回が初めてで、約束をした日からこの日をとても楽しみにしていた身としては早く寝てしまう等勿体無い事は出来ないと頷くがどうも相手の言葉に何か意味深な響きを感じれば首を傾げさせ)
─…何だよ、夕食上手く作れたご褒美、欲しいんじゃなかったのか?(惚けているのか深く考えていないのか不思議そうに首を傾げる相手。恐らく後者なのだろうが、その無防備さが愛しくも憎くも感じられ、苛めてしまいたくなる感覚がじわりと胸に広がり。腰を上げ相手の隣へと移動すれば寄り添うようにして腰に緩く手を回し、口角上げたまま顔を覗くようにし)
ッ、え…欲しい、です…。
(相手に誉められて浮かれていたいう事もあり、夕飯が上手く出来たらご褒美という言葉を今更ながら思い出しては顔に熱が集まってくるのを感じ。そんな顔を相手に見られるのが恥ずかしく思えてくればコツ、と軽く音を立てて相手の額へ自分の額を押し当てれば思わず敬語になりつつ呟き)
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