【BL】片思い中。

え、来るって。(相手の言葉に嬉しそうに笑顔見せては「えっと、高野くんちの向かいの家の隣の隣。無理してまでこなくてもいいけど。」と相手に急いで返信するとホントに来るのかな。と窓の外見ながらそう言って。

…近いな、(眠気には負けそうだが自分から言ったことだ、それに相手の家は思ったより近い場所らしい。ゆっくりと体を起こすと制服のままだったことを忘れていたため上下ｽｳｪｯﾄに着替えて。財布と携帯だけ持つと自室を出て。玄関に着くと｢これから行くわ｣とだけ送り、家の鍵を閉めのそのそと歩き出して。)

((すみません。寝落ちです←

え、ホントに来る。(相手からの返信見れば自然と頬緩ませて、しかし直ぐに緊張する。と呟いては「わかった。」とだけ返して自分が今まで使っていたベッドの布団を整えて相手を待ち。

((大丈夫ですよ。冬眠じゃなかったんですね！←)

えっと…、向かいの家の隣の隣、(教えてもらったまま呟くと指を指し家を確認しながら進んでいき。たぶんここだろう、という家の前で止まると表札を確認しこく、と頷いて。ｲﾝﾀ-ﾎﾝを押すと一歩下がって応答を待って。)

((危うく。ってとこでした←

来た、速いな。(インターホンの音が聞こえると相手だとは限らないものの何故か相手だという確信があり勢い良く階段を駆け下りて「はーい、今開ける。」と言いながら扉開けて。

((私はさっきまで寝てました←)

来たぞー。外寒い、(扉が開くとひらり、と手を振り自分が薄着のせいもあるのだが寒い、なんて漏らして。相手の姿が見えると自然と頬を緩ませて。)

((入れ違いのような形で寝てしまった←

わざわざすみません。入ってください。(相手の格好に苦笑漏らすもそれは自然と嬉しそうな笑みに変わり、相手を家の中へと案内すれば「今日も誰も居ません。」と自嘲気味に笑って。

((ありますあります入れ違い←)

お邪魔しまーす、(嬉しそうな笑みを浮かべ前記言いながら家の中へと入ると初めて来るからだろうか、興味津々といった様子で辺りを見回して。｢親御さん仕事か？｣と。)

((綺麗に入れ違いw

どうぞどうぞ、何にもないですけど。(相手見据え目を細めてそう言うと階段を上って。「うーん、たぶん。いつ帰って来てんのかもわかんない。」なんて苦笑洩らしてはここが俺の部屋。と自室の扉開けて相手待ち。

((けど結局あの後寝ちゃってましたw)

なんか材料あるか？ないなら買ってくるけど、(あ、と小さく声を漏らすと自分の前を歩いている相手に尋ねて。｢ふーん、なんか大変そうだな、｣と。軽く頭を下げ相手の部屋へと入って。)

((なら結果オーライってことで←

うーん、わかんない。米は炊いてあった。あとは冷蔵機の中見ればわかる。(後頭部掻きながら苦笑洩らしてはそう言って。「まぁ、学校行かせてもらってるし別にいいかな。でも、たまーに寂しくなるね、たまに。」と適当に腰を下ろして目を細めて言って。

((ですねー。)

んー、まぁご飯あればいいか。冷蔵庫の中見てから考えるか、(こく、と一つ頷くとへらり、と笑ってみせて。｢親御さん忙しいとやっぱ大変なんだな、｣と苦笑いを浮かべると指先で頬を掻いて。)

俺も何か手伝う。(その場から立ち上がりんじゃ、下に行こう。と自室の扉開けて階段を降り。「俺飯作れないから、そこは大変かな。」と苦笑洩らしてはま、大丈夫。と付け加えて笑顔作って。

んー、じゃあ頼むな、(誰かと料理をすることが嬉しいようで頬を緩ませると大きく頷いて。相手に続いて階段を降りていって。｢無理しないようにな、｣と眉を下げて笑って。)

任せろ！(相手の言葉に振り返って親指立てて目を細めては大きく頷いて勢い良くそう言ってキッチンへと足を運んで。「はーい。」とひらり、手を上げてはつられるように眉下げて笑い。

((ごめんなさい、遅れました…。)

おう！、(相手の真似をするようにぐ、と親指をたてるとなんだか楽しそうに笑っていて。ｷｯﾁﾝへとつくと｢なんか食べたい物あるか？｣と相手に尋ねて。)

((今日はまだ眠くないので大丈夫です←

高野くんが作ってくれるならなんでもいー、(相手が自分の真似をするのを見るとにへら頬緩ませて目を細めて。「冷蔵庫の中適当に使って。」と冷蔵庫の中見ながら言って。

((私はやらなきゃいけないことあって寝れないのです…)

それ困るー。んー、じゃあｵﾑﾗｲｽでいい？鶏肉ないからかわりにｳｲﾝﾅ-になるけど、(冷蔵庫を開けると必要な材料を取り出してﾃ-ﾌﾞﾙに置いていって。相手に一応尋ねてはいるがもう本人の中では作ることが決定してるらしい。｢いろいろ借りるぞー、｣そう言いながらﾎﾞｳﾙを手に取って。)

((大丈夫ですか？無理はなさらないようにしてくださいね。

うん！俺、そゆの好き！(相手のオムライスという言葉にパッと表情明るくしてはなんとも曖昧な表現だがよっぽど嬉しいのか自分自身あまり気にせず。「どうぞ。俺に手伝えることあったら言ってください。」と頬緩ませながら言って。

((気にかけていただきありがとうございます…！ 遅くなってしまってすみません、)

そりゃよかった、(そういうのがどういうのかはわからないが相手が喜んでいるのでまあいいか、と一つ頷いて。｢じゃあそのﾎﾞｳﾙに卵を2つ割入れてください、｣と自分は野菜を切る準備をして。)