「――――――――――――…?」
(何って……俺はお前の【執事】だろ?)
『ねえねえ、いっつも―――さんといるけど…もしかしてー、恋人ぉ?』
(はっ!?ち、ちげぇよ馬鹿!【ただの幼馴染】だっての!!変な勘違いしてんじゃねぇよ!)
「―――――――……」
【私にとって貴方は、そんな物ではないというのに。】
~ストーリー~
昔からの【幼馴染】の二人。小、中、高と学校も同じならクラスも同じ。
…そんな、二人の秘密。
実は少女はそこらの大手企業なんて目でもないほどのお家柄のお嬢様であり、少年は小さい頃にそのお嬢様の要望で執事として働くことになった専属執事。
学校ではそれを隠しあくまで【幼馴染】、家では【執事とお嬢様】として過ごしてきた二人。
いつからか、お嬢様の中に現れた、確かな感情。
歳を追う事に深まっていく、胸を締め付けてくるこの感情を支えていたのは二人の間に存在する【特別な関係】、【一番近い関係】という【変わらないはずの事実】。
その【事実】は変わらないはずだった。
つい、先月。
高校のクラス替えをして早々、執事に【初恋】が訪れるまでは。
変わらないはずだった【事実】
変わらないはずだった【関係】
変わらないはずだった、あの人の――――――
>レス禁
>1、ルール、募集内容
>2、主プロフ