恋蘭々。［坂田銀時募集/nl］

あ、すいません…！
ありましたか…？
(タオルをしっかり巻き直して押入れの中を探している相手の隣にちょこんと座って)

あー、俺の古い服しかねぇ。

っか、恥じらいを持てっ！

とりあえず、これでいいならこれを着ろっ！

(「また買い物に行かねぇとな」と言いながら、服を渡す)

恥じらい…？何でですか…？
(キョトンと首を傾げて服を渡されれば「銀時さんの服で十分ですっ！」と嬉しそうに受け取れば自分の鞄から裁縫道具を出せばあっという間に丈が膝上程の可愛い着物になり)

あのね〜、年頃の女の子なんだから持つべきなんだよ〜、分かる？

…わざわざ膝上にしなくても、いいんじゃねえか？

(ふぅとため息をつきながら、相手を見る

持つ…？
うぅ〜ん……えと…何を？

膝上の方が可愛いじゃないですかっ！
(膝上の方が可愛いと言い張り「でも急いで縫ったのでほどけたりしないか心配ですね」と何食わぬ顔で言って)

恥じらいっ！

全く、最近の若い子は。

可愛いとかいう問題なのかっ！
せめてほどけないようにしろよっ！

(ビシビシとツッコミを入れつつ言う

は…恥じらい…ですか？
良く分からないけど分かったってことに
しときますっ！

大丈夫です！
…ほどけたら………まぁ大丈夫です！
…っていうかお腹空きました…
(ほどけないようにと言われると適当に答えてお腹をさすりながら言って)

分かってくれよっ！

それは大丈夫なのか？
俺もへったな

(少し不満もありつつも、腹がへったのでそっちに意識を持ってかれている。

ですよね…
何か食べに行きませんか？
お金ならあるんでっ！
(「大丈夫ですよ〜」と何食わぬ顔で答えると鞄から大量の札束を出して)

そんだけ金あるなら、小さい家でも帰るんじゃねぇか？

(ちょっと引きながら

買えるだな

……？
そうですかね…？
まぁボロボロの家でしょうけど…
(不思議そうな顔をするものの「これからここに置いてもらうのでほんの気持ちです！」と札束を相手に差し出して)

いや、流石に受け取れねぇよ。

自分のために使え。


(驚きながら言う

そうですか…？
じゃあそうしますっ！
(遠慮もせず札束を裾にしまうと「…もうお腹空いて我慢出来ません！」と言えば相手の腕を掴んでどっか食べに行きましょうとドアを開けて)

そうしてくれ

ってうおっ！
(驚きながら腕を引かれる

…ここ車とか無いんですか？
(外に出るとピタッと止まり歩くのが嫌なのか相手に問いかけて)

原チャしかねぇよ。

(原チャを指差す

原チャ…！
これが…へぇ…！
載せて下さいっ！
(初めて見るらしく目を輝かせてぴょんぴょん飛び跳ねて相手にねだり)

初めてなのか？

まぁ、いいが。
しっかりのれよ。
(一応相手にはヘルメットを渡す

初めてです…！
(ヘルメットを受取りスポッと被ると突然ギュッと抱きつくように掴まり返事をして)