夏原 雪 2014-01-03 23:10:17 |
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原稿、終わったら…いっぱい甘えさせてやるからなー(やっと寝る気になった相手をしっかり抱き締めると、此方もゆっくりと夢の中へ堕ちて行き、静かに寝息を立て始め)
ん…楽しみにして、る…(目瞑ると徹夜続きで疲れていたのか、直ぐに睡魔が襲ってきて気持ちよさそうに小さく寝息立てながら眠り始めて)
…数時間後…
…んーっ…(朝の日差しがカーテンの隙間から漏れ入り、眩しそうに眉間に皺を寄せながら、眠い目を擦りゆっくりと目を覚まし、首を横に傾ければ隣に眠る恋人の姿…。未だ、微睡む眠気の中で抱き締めれば頬を刷り寄せ)
んー…ミミちゃん…?(ぐっすりと眠っていたものの、頬擦り寄せられれば薄ら目開き暫し相手を眺めているも、実家で飼っていたうさぎの夢を見ていたのかうさぎの名前を呟けば、嬉しそうに笑いながら抱き寄せ)
俺は…ミミちゃんじゃねーし。ミミちゃんって誰だよ…(嬉しそうに抱き締められ、何処の女と間違ってるんだ…と勘違いをしたのか不機嫌そうに、寝起きの掠れた声で言えば押し返し離れクルリと体を反転させ相手に背を向けて)
んー、ミミこっちおいでー…(未だ寝惚けているのか間違いに気付かず、甘える様な声で声掛けながら両手を伸ばし相手を引き寄せそうと手ばたつかせていて)
はぁ…。意味わかんねー(未だ間違ったままじゃれて来る相手から離れるべくベッドから這い出し相手の姿を眺めながら、近くのクッションを投げつけて)
んむ…あれ、夢…?(クッションをぶつけられれば目が覚めたのかバッと顔上げ、先程の自分の行為を思い出せば慌てた様に起き上がり相手の傍に寄れば「怜っ、ミミってのはね?実家のウサギでさっ…」と誤解を解こうと相手の後を追いかけて)
へー。うさぎでも、ウナギでも好きにしろよ…(後ろから追い掛けて来る相手を見遣り、未だ不機嫌な表情のまま 呟き)あ、俺…今日出掛けるから…。(かなり嫉妬深い為、イライラし始めると中々機嫌を治さないのはいつもの事で、バタバタと出掛ける準備をし始め)
ウナギじゃないってばぁ…(不機嫌な様子の相手に困った様に眉下げるも、出掛けると聞けば「そんなの聞いてないっ、誰かに会いにいくの?」と不安そうに相手の腕を引きながら引き止めようとしていて)
まぁ…俺にはどっちでも関係ねーし(朝の身支度を終えると、掴まれた腕を気にしながらも服を着替えて、軽く髪をセットし)昼頃には戻る、それまでに仕事終わらせておけ…(行き先は告げないものの、昼からはお前の時間を空けておけ…とばかりの台詞を吐くと財布と車の鍵をポケットに仕舞い、出掛けてしまい)
出掛けるなんて聞いてないよ...(家から出て行ってしまった相手見ると寂しそうに呟くも、早く仕事を終わらせてしまおうと椅子に腰掛け机に突っ伏しながら気怠そうに原稿を書き始めて)
うさぎが欲しいのか…?アイツ…(車を暫く走らせ出掛けた先はペットショップでハムスターやうさぎなど小動物のゲージの前で屈み眺めて呟き)後でまた来るかな…(と下見のつもりで値段を確認すれば頷き、店を後にし)
ん...あともう少し...(暫くすれば担当が原稿を取りに来るも、まだ終わっていない様子で手伝って貰いながら何とか相手が帰ってくる前までには、と原稿を書き進めていき)
昼飯どうするかな…(何を食べようか?と考えながらスーパーで材料を選び買い物をすれば、再び車を走らせ家に戻ると恋人の仕事の邪魔をしないよう静かに入り、キッチンに直接向かい作り始め)
…出来たーっ(帰って来た相手には気が付かず、担当に手伝って貰い何とか完成させれば大きな伸びをし直ぐ脱力するも、キッチンから微かに匂いがすれば体起こし、どたばたとキッチンへと駆けて行き)
出来たか…?(ドタバタと聞こえる足音に振り向き、姿が見えれば首を傾げながら微笑みつつ、ダイニングテーブルに昼食のパスタとスープを並べ、席につく様に即し)
あー、俺が作って待ってようと思ってたのに!(何やら作っている様子の相手に不満げに呟くものの、机上に並べられた美味しそうな料理を見れば直ぐに口角緩め「好きー」と告げながら勢いよく抱きついて)
今日は、疲れてんだろ?また…明日作ってくれなー(相手の残念そうな顔を見てそう述べるも、内心は “出来れば あまり食いたくないんだよなー” などと考えており)食ったら、出掛けるぞ…。(抱き付いてきた勢いに軽くよろけつつ抱き止め、相手の席にゆっくり誘導し座らせると、頭を撫で)
じゃあ明日は暇だし朝昼夜3食作ってあげるっ(相手の考えなど梅雨知らず、いい事を思い付いたという様にそう告げるも、出掛けると言われれば椅子に腰掛けながら「さっき出掛けたんじゃなかったの?」と首傾けながら問い掛け)
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