主* 2014-01-02 23:01:42 |
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私、意外とはっきりした性格なんですよ?(なんてにっこりと微笑みながら言うと大きな公園に入っていき、「公園ですか?こんなに大っきな公園があるんですね、」人がまばらにいるだけでここに何があるんだろうと思いながら着いて行く)
はは…覚えておくよ(相手の新しい一面を知り、タジタジになりながら苦笑をしていて「目的地はこの先だよ」と公園奥までやってきてそこにある少々急な階段を指して
はぁ…この階段こんなに急だったかな…茉莉ちゃんは平気…そうだね(長く急な階段を登るうち軽く息があがって、心配になって後ろの相手を振り返れば期待に満ちた表情を浮かべていて無用な心配だったなと考えていて、以前はこれぐらいなんとも無かったななんて思い返せば最近運動不足かもと考えて軽く憂鬱になり
私は大丈夫ですけど…悠太さんは大丈夫…ですか?(前を歩いている相手が少し息が上がっているのがわかり心配する「む、無理…しないでくださいね?」と相手を労わる)
ああうん…大丈夫、やっぱ勉強だけじゃなくて運動もしないと駄目だね…あはは(年下の女の子に気を遣わせるなんて情けないなんて考えてはどうにか持ち直して軽口を叩いて笑う程度には余裕をみせつけて
確かにそうですね、健康のためにも運動は大切ですよ?(と軽く相手を心配した言葉をかけて「あとどれくらいなんですか?階段が長いですけど…」とまだ続きそうな階段を見上げて)
ごめんね、もう着くよ(ようやく長かった階段にも終わりが見えてきて最後の一段を登り終えると周りの景色を一望できるベンチだけが置かれた高台で「ここからの景色がすごく綺麗なんだ」と説明をして
わぁ…すごい…(階段を登り終えると目の前に広がる景色に驚き喜ぶ「ここって穴場って言うんですよねっ、私こういうの憧れてたんですっ」なんて周りの景色を嬉しそうに見回して)
良かった、気に入って貰えて嬉しいよ(嬉しそうに周りの景色を見ている相手に優しく微笑みかけて「夕焼け、綺麗に見えるでしょ?」なんて自慢げに言っては赤く染まる太陽を指差し
はいっ、とっても素敵です(相手が指差す夕焼けを見つめて微笑み「悠太さんはよくここに来られるんですか?」不意に思い相手に問いかける)
以前はよく来たけど、最近はあんまり来る時間が無くて来れてなかったかな(質問に答えて、相手の見つめる先を同じように見つめては目を細めていて、「嫌なこととか悩み事もこの風景を見てると全部小さなことに思えてきて全部吹っ飛んじゃうんだよね…やっぱ単純かな?」なんて苦笑を浮かべたまま問いかけて
そうなんですか、(夕焼けをじっと見つめ、相手が嫌なことを忘れられると言った時、自分は一ヶ月後ここには居ないんだと思うと悲しくなってしまい、「いえ…嫌なことを吹き飛ばすのって大事だと思います、」自分もそうできたらいいのにと思いながら「あーあっ、私ずっと悠太さんの家で暮らしたいとか思っちゃいました」と相手を困らせないよう冗談ぽく言う)
…また何時でも遊びに来ればいいよ、この1ヶ月の終わりが今生の別れってわけじゃないんだからさ(ずっと暮らしたいなんて実現の難しい願いを冗談っぽく言う相手の言葉にも真剣に考え込んではまたこうして会いに来て欲しいなんて相手の事情も知らず半分は自身の願望も込めて言って
そう…ですよね、また会いに来ればいいことですよね、(無理な事くらい知っているが、相手に知られる訳にはいかないのでまた、来られると言い聞かせて普通に返事をするが悲しくなってきてしまい自然に涙が流れてしまう)
茉莉ちゃん、何で泣いてるんだい…?(前向きな言葉とは裏腹に涙を流す相手に軽く目を見開いて困惑していて、かける言葉も見つからないまま気がつけば相手を優しく抱きしめて頭を撫でていて
えっ…(相手に言われて手で確認すると泣いているのに気づき「あはは、おかしいですね…なんででしょう…」誤魔化そうとするが言葉が出ず抱きしめられると「ごめんなさい…もう少しだけ…このままで…」相手の胸の中でしばらく静かに泣き)
大丈夫、大丈夫だよ(何故相手が泣いているのか、理由はわからないし聞きもしなかったがただ抱きしめて涙を流す彼女を労るよう髪を優しい手つきで撫で続けていて、「泣かないで…大丈夫大丈夫…」とただただ相手を受け入れていて
ごめんなさい…いきなり泣いてしまって、もう一生分くらい泣いた気分です(沢山相手の胸で泣いて、やっと泣き止むと微笑み、語ろうとはせず「こんなに素敵な景色が見られて感極まってしまったんですかね」なんて泣いたのを景色のせいにしてみて、)
少し驚いたけど大丈夫だよ(泣き止んだ相手に安堵の表情を浮かべていて、落ち着いてみると相手を抱き締めてしまっていたことに今更ながら激しく動揺をして「あ、ご、ごめんねどさくさに紛れてこんな…」とバツの悪い表情で謝罪を口にして
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