ずっと貴方と…*【nl】

そういうものなんですっ、(ビシッと不思議そうにしている相手に言い、「やっぱり少し不安ですね…」相手は分かっていないかもしれないが天然タラシぽい部分が見えて、相手が自分の先祖であることもあり心配する)

う～ん…気をつけるよ(具体的に何に気をつければいいかはよくわからないがとりあえず相手の心配を少しでも解消しようと上記述べて、そんな話をしているうちにパフェも殆ど終わりに近づき｢後残りは食べていいよ｣と勧めて

はい、気をつけてくださいね？(相手は本当に分かっているのか心配だったが、何かあったら自分が一ヶ月の間ならなんとか出来ると思い納得し、「いいんですかっ？じゃあ…」と嬉しそうにパフェを食べ終えて「ご馳走様でした」と手を合わせると満足そうに微笑む)

はは、茉莉ちゃんはしっかり者だねぇ(しっかりと念を押してくる相手に苦笑をして、曖昧なまま返事をしたことが見抜かれているようでたじろいで｢美味しかったね？｣とパフェを完食した相手に同意を求めるよう微笑みかけて

そうですか？んー、友達にはそんなこと言われた事ないのでなんだか新鮮です(と初めてしっかり者と褒められて満更でもないような表情を見せ「はいっ、こんな素敵なお店を教えてくださってありがとうございます」なんてお辞儀してお礼を言い)

うん、茉莉ちゃんみたいな娘をお嫁さんにもらう人が羨ましいよ(きっとしっかり者の彼女は夫を助ける良き妻になるだろうななんて心の底から感じていれば上記を素直に述べて、お礼を言われれば｢そんなに気に入ったならまたいつでも連れて来てあげるよ｣なんて言って微笑み

ふえっ…//お、お嫁さん…なんてっ、まだまだですよっ…(いいお嫁さんなんて言われて相手が相手な為にかおを真っ赤にして否定し、「ゆ、悠太さんこそ…いい旦那さんになりそうですっ、相手の方が羨ましいですね」と此方も思った事をそのまま口にして)

そっかまだ学生だもんね、でも気になる人ぐらい居るでしょ？(確かに学生のうちから結婚というのは早いかもしれないと考えては質問を変えてみて、自身へと話が及べば｢そうかな…なんかそう面と向かって言われると照れくさいなぁ｣とまんざらではなさそうに笑顔を浮かべていて

気になる人…ですか…(考えても自分の時代には友達と呼べる人しかおらず、ふと相手をじっと見て「ま、まさか…」と勝手に事故完結して「そ、そういう悠太さんは…いないんですか？」と誤魔化すように聞き返す)

まさか…？(自己完結している相手に不思議そうな表情を向けて、自分のことについて話が及ぶと｢自慢じゃないけど全然女っ気ないんだよね、こんな風に女性と出掛けるのだって家族以外では茉莉ちゃんが初めてだし｣なんて恥ずかしそうにしながら素直に言って

い、いえ…な、なんでもないですっ(まさか、自分が相手を意識してしまっているなんて事は言えるわけもなくなんとなく誤魔化し、「へ、へぇ…私が初めて…」少し優越感を感じて微笑んでしまい)

そう？まあいいけど…(誤魔化すような相手の態度に腑に落ちないような表情を浮かべるが本人が言いたくないならと大人しく引き下がって、｢少しダサいよね、この年になってこんなこと言ってるなんて｣と自虐的に言っては苦笑をしていて

そ、そんなことないですっ、わ、私だったら…その…自分が初めてなんて嬉しいです…(自虐する相手を否定して恥ずかしがりながらも相手に自分の思いを伝えて「だ、だからそんなに自虐的にならないでくださいっ」と相手を心配して)

ははは、ありがとう僕って単純だからそうやって言われるとすぐいい気になっちゃうよ(どうやら相手に気を遣わせてしまったかなと考えれば失態を取り戻そうと明るい調子で上記述べて優しく微笑みかけては｢そういう訳だからとっておきの場所連れて行ってあげるね？｣と相手へと提案をして

い、いい気になってもいいと思いますっ(勢いで言ってしまうがハッとした時、何を言っているんだろうと思い顔を真っ赤にするが相手の言葉に首をコテンと傾げる「とっておきの場所…ですか？」どんな所だろうと考えながら)

うん、ありがとう自信ついたよ(冗談めいた様子で微笑み、何気なく相手の頭を優しく撫でていて、どうやらその場所に相手が興味を示したようだとわかると｢行ってからの楽しみだよ｣と詳しくは語らずにいて｢とりあえずここは出ようか？｣と座席を立とうとして

もう…本当なのに…(と相手に気づかれないくらいの声でボソリと呟くとなにもなかったようにして「そんなこと言われると期待しちゃいますよ？」と相手をニヤリと意地悪笑みで見て、相手が立つと自分も続いて席を立つ)

ん、何か言ったかい？(相手は何かを呟いたようだったがよく聞き取れず、思わず聞き返してしまい、期待しているなんて言う相手の言葉に急にハードルが上がったような気がして｢あ、うん、喜んでもらえればいいけど…｣と少し自信が無さそうに言葉を紡ぎ

悠太さんって鈍感ですよね？(なんて意味ありげに言えば相手の質問には答えずに「こうゆうのをサプライズって言うんですかね？」なんてワクワクしながら目的地もわからず相手に着いて行く)

随分ハッキリと言うねぇ…(鈍感かなんて自分ではわかるはずも無くて、そう思われるような部分が何かあったんだろうかと自身を省みながら苦笑をしていて｢うん、確かにそうかもね｣こういうのを俗にサプライズというのかなんて考えながら大きな公園に入っていき