兄貴 2013-12-31 00:11:04 |
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は、俺の方が一年多く生きてんだ、安心しろ、教えられる。
(弟が困ってる、ここをどうしてもやりたかった、高1の問題出来るかは、とても不安だが、弟のためにと、思い進んで引き受けた、
ふーん。たまには頼りになるじゃん。ありがと
(勉強出来るなんて、と意外そうに目を見開き、ちょっと偉そうに言ってみては、思い出したように礼を言い
いや、べ、別にいんだ。
(頼りになるなんて言われて、照れを隠せず、べ、別にに、なってしまい、何を言われるのか、少し怖くなり、そのまま、下に目線を落とした。
ふふっ、何噛んでんだよ
(兄が噛んだのが面白かったのか小さく笑い、そして兄の様子に気付いて、体調が悪いのかと不安になり、気分悪いの?と声をかけ
悪くねえよ、
(噛んでると言われとても恥ずかしくなり、少しだけ弟の方を向いて、一言いい、すぐ、下を向いた。
(無言落ちすいませんでした。
じゃあ、なんで下向いてんだよ
(気分は悪くないならなんで、と思い気になってそう質問しては、兄の顔を覗き込むようにして
(いえいえー、あまり気にしない方なので^^)
…。
(何か言い返す、言葉を探してみたが、思い浮かばず少しだまりこむ。覗き込んできたので、弟の顔をみて、聞こえないような、声で、照れるだろと言う。
え、何て?
(ずっと覗き込んでいると、兄の口が僅かに動いたのが見えたが、声は聞こえなかったので、何だろうと思い、耳に手を当てて聞き返し
え、あ、うん。それ、俺もお気に入りだし(本を読んでいなかったのに、唐突にそう言われて驚くが、自分が好きな本を面白いと言って貰えて嬉しくなり、笑顔になってそう言い
あ、そうなんだ
(弟は何か違和感を感じているのだろうと、思いつつ、笑顔になっている、弟の頭に軽く手を置いて、撫でてみた。心臓バクバクで
青春物でさ、俺と同い年の奴等が、すげー楽しそうにしてんだ。見てて楽しい
(頭を撫でられると、先程の不自然さによる違和感も気にならなくなり、擽ったそうに身を捩り、本を指差して楽しそうに
へえー、そうか、弟お前は、恋してないのか?
(やはり、慣れないことは、やめようと、手を戻し、楽しがっている、弟を見て自分も嬉しくなった。
んー、別にしてないかな。気になる子もいないし
(撫でられる時に少し下ろしていた頭を元の位置に戻し、少し考えてから、へらり、と笑いながら答え
うん。兄貴はどう?彼女はともかく、好きな子いねぇの?
(自分だけ言うのは不公平な気がし、ならば兄のも聞いてやろうと思って、小さく首を傾げて質問
気にしないで。俺も今来たとこだから
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