匿名 2013-12-28 23:20:34 |
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ご家族の方は…?(恐らく相手の一家は妖怪退治の家系かもしれない、下手したら相手は大丈夫でも親族に祓われてしまうのでは…という不安から相手からはぐれないようについていきながら尋ねて)
出張でしばらく居ないんだ、そうでなきゃこんなこと出来ないしな(相手はきっとこちらの家族にも同様に命を狙われることを危惧しているのだろうとわかればその心配はまずないことを告げて「いくら妖怪との約束でも俺は守る。お前に危害が加わるようなことはないようにするつもりだ…当然、化けの皮が剥がれるまではだけどな」実際はもう殆ど疑ってはいないのだが相手にプレッシャーをかける意味でもまだまだ疑っているという姿勢は崩さずにいて
そ、そうなのですか…(自分の不安を払拭し、約束は守ると言ってた相手に、恐怖対象の人間とはいえ少し安心したのか表情を緩めるも、「私は人間に危害など加えないので…信じてほしいです…」と弱々しい口調ながらも信じてほしいのか強調するように言葉を返して)
俺さ、この目で確かめたものしか信じない主義なんだよな(信じてくれなんて言われては突き放すように上記述べて、家に戻る為には街中を通らなくてはいけない、再び街中に戻ってくれば何人かはやはり耳に気がつくのかチラチラ見ていて「やっぱり少し目立つな…」と呟いては「それさ、仕舞えない?」と相手の耳を指差し駄目もとで聞いてみて
現実主義派の方なのですね…(突き放されたのがわかったのか少し俯き気味になりながら言葉を返してから、「し、しまうのはやったことがないのでできるかどうか…」と自分も何人かの視線に気づいているためキョロキョロと不安げな視線であたりを見回しながら答えて)
非現実に片足突っ込んだような生活してるからな…せめて気持ちだけでも現実的にってな?(そう述べては非現実の筆頭とも言える妖怪である相手をジッと見つめていて、「…よし、急ぐぞ」元々仕舞うことが出来るなんて答えを期待していなかったため、特に落胆した様子も見せずに相手の手を握っては周りの視線から逃れるべく走り出して
(/遅れてすみません!)
非現実って…やっぱり私たち、ですよね…?
(相手の視線に気がつき、控えめながらに苦笑を浮かべながら答え、「へ?は、はい…!」と相手に握られた手に人間恐怖症ゆえかビクッとするも走り出して)
他に居るか?(相手の問いかけに皮肉じみた笑みを浮かべて、暫く走り続けて人通りの多い町中を抜ければ「とりあえずこれで安心か…」と手を繋いだままで呟き
い、いないですね…
(はじめて笑みを見せた相手に走る足は止めずになんとなく見入ってしまい、「すみません…私のせいで…」と人目が少なくなり走るペースを落としてから申し訳なさそうに言っておずおずと手を繋ぎ返してみて)
こうするってのは俺が決めたことだし別にお前は悪くないんじゃないか?(自分のせいだと謝る相手へと上記述べて、手を繋ぎ返されると「なんだよ?」とぶっきらぼうに問いかけて
そうでしょうか…
(それでも自分が気まぐれでここに来たせい…と思いながら答えて、相手に手を繋ぎ返したことを問われると、「え、あ…ごめんなさい!」と慌てて手を離して)
まあなぁ、実際俺はこうして面倒ごとを抱え込む羽目になったし(相手がそれでも自分のせいだと言いたげに煮え切らない反応を返せば否定せずに上記述べて、慌てて手を離されて謝罪を受ければ「別に…」と興味無さそうにしながらも離された手に少し惜しさを感じていて
そうですよね…ごめんなさい…
(俯き気味に謝りつつも、面倒ごとと言いつつも自分を払わずにいてくれた相手に内心感謝とやや疑問を持っていて。
「な、なんか人間って怖い生き物だと思っていたのですがその…温かいのですね」としどろもどろになりながら微笑を浮かべて)
((遅れてました!すみません!!
お前、変な妖怪だな…(人間を温かいなんていってみたり、相変わらず襲ってくる気配も無い相手に眉を顰めて「しかも……いや、なんでもない」しかも外見は美人だなんて敵である妖怪に対して素直に言える訳もなく言葉を濁し
妖怪の方たちによく言われます…
(いつものように妖怪たちに言われていることと同じことを言いながら眉をひそめる相手に苦笑を浮かべながら言葉を返してから、「そういえば…お名前は、なんていうのですか?」尋ねて)
しかもさ、感じる気配が妙に薄いというか…妖怪臭さがあんまりないんだよな(今までずっと疑問に感じていた違和感についてふと触れてみて、これまでに祓ってきた妖怪の中には力の弱い下級の妖怪も数多く居たがそれでも独特の気配や雰囲気というものは持っていたものだが彼女の場合それが極端に薄すぎるのだ、これではまるで妖怪のなり損ないのようだなんて考えていて、名前を聞かれれば「名前を聞く時はまず自分から…と、まあいい妖怪に人間の常識を当てはめようとした俺が間違ってた、俺は神崎 春樹だ」と皮肉をたっぷりに自己紹介をして
それはそうかもしれないです…。私、人間と妖怪を半分ずつ受け継いでいるので…
(家系によるものなのだろうか、そこまで見抜いていた相手に内心驚きながら苦笑を浮かべたまま言葉を返し、「あ、いや…すみません。私は咲夜です。よろしくお願いしますね、神崎さん」と自分の非常識さを指摘されあわあわとしながら自分の自己紹介をしてから微笑を浮かべて)
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