語り手 2013-12-24 21:28:16 |
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(/ありがとうございます!)
あーあ、明日から俺余計ナンパつらくないっすかこれ…(痛いゲーマーレッテルを貼られては昨日までのように簡単に女の子ゲットはかなわないと思い嘆きのため息をつきながら傍らに散乱しているRPGやら冒険モノやらのゲームをちらりと見やり、「勇者が優遇されるのって現実じゃねーのな」と呟いてばふっと布団に飛び込んで眠り)
よォし、いい子だ・・・・(城内を掃除し終えたという少年の頭を撫で、膝に乗せ愛でていれば
ふとこの城内は静か過ぎやしないかという事に気がついて指を鳴らせば幾人かのメイドや執事(何故か全て男)が現れて
俺はハーレムの王様…(よほど夢の内容が幸せなのか、むにゃむにゃとつぶやく寝言に時折笑うような声が混じり、眠りに落ちたその顔はだらしがないと形容するのがぴったりなほどに緩んでいて)
この城の管理は御前達に任せた、(ひら、と手の甲をひと振りすれば「はっ、」と現れた使用人達が傅きそれぞれ仕事をする為に部屋を出て、
「さて・・・、そろそろ次の手だ、」等と不吉な一言を言いクツクツ、と悪戯に笑って指をパチン、と鳴らせば相手の夢に実体ごと入り込んで
え?あ、あれ…?(夢の中。自分のまわりにいたはずのたくさんの女の子の姿が遠くなり、その代わりに目の前に現れた魔王の姿に、「え?なにこれ不吉な夢?」と明らかに不満そうな表情を浮かべて)
さて・・・幸か不幸かはお前次第だな・・・、(ふと微笑んでふわりと浮いては背を向けてカツ、カツ、と暗闇を歩き始めて
はい…?(相手の言葉の意味がわからずに首を傾げるも、離れる相手がなんだかんだ気になるのか「どこいくんですか魔王様?」とわざとらしく丁寧な言葉を使いながら後ろからついていき)
・・・お前の夢だろ・・・?お前が全て決められる。(振り向かずに歩き続ければ「まぁ、此処で**ば現実でも死ぬがな。」と真顔の壗そう述べてはまたスタスタと
…まじっすか?(ここでの死と現実の死とは直結すると聞いて一瞬意外そうな表情を浮かべるもすぐに明後日の方向を向いて、「俺の真相心理様!ここの魔王様が**ますよーに!」とわざと相手に聞こえるように祈りだし)
・・・あぁ、一つ良い事を教えてやろうか?(なんて、如何にも胡散臭そうな綺麗で、且つ優しい笑みを浮かべれば
「お前が本当に俺に死んで欲しければ、俺はとっくに消えてる。まず夢に入れないしな」と言い切って欠伸をして、また歩いて。
…知らないっすね(相手の笑顔にまたドキッとしてしまった自分に気がつくと苦虫を潰したような顔をしながら吐き出すように答え)
なっ…!?(触れた唇に手をあてながらばっと相手から離れどきどきするのを隠すように、「いや俺女が好きなんすけど…てかあれ?魔王様そういう趣味?」と取り繕いながらそう尋ねて)
ほぉ、お前の唇、甘いな。それに、柔らかい。
(女より、と呟いてクスクスと笑い、「俺は両方イケるな。・・・まぁ一番は、お前だがな。」じっと相手を見つめて、手を伸ばし声には出さず唇の動きだけで「おいで、」と言って
いや、女のがいいっつの(くすくす笑う相手を横目に答え、「ようするにバイなんすねー…うるさいっすね魔王様」と一番と言われたことに内心ドキッとしつつも冷たくあしらうような言葉を相手に返して素直に近づき)
俺にはお前の方が可愛い、(ふ、と微笑むもあまり多くは語らず、
「そうか?俺にとっては、お前が一番愛しいからな、」と優しく囁いて近付いた相手の手を掴めば引っ張り、腕の中に抱き締めて
…変わった人っすねー(相手の微笑みを見て意味もなく直視できずに視線を逸らして。
「わっ!?…本気で言ってんすか魔王様?」と抱き締められたことに驚くもそのまま素直に抱き締められ、相手の胸に顔を埋めて)
・・・さぁな。だがお前が可愛いという点では間違いでは無いな、
(素直な相手に機嫌を良くしたのか相手の頭を優しく撫でて「此処はお前の夢だからな・・・お前が望めば何でも出来るぞ?」と悪魔の(正しくは魔王の、)囁きをして
何でも…?(なでる手を払うことすらもはや頭にはなく、むしろその手にすり寄るようにしながら相手を見上げて首を傾げて尋ねてみて)
あぁ、望む事なら、な。
(別に女を呼んでも良いんだ、と囁きながら相手の首筋をするりと撫でて「俺を消しても良い、」と微笑んで
そ、そうか(首筋をなでられビクッとするも『どうせ夢だし現実の魔王が夢の中で俺がしたことを知るわけがない』とあくまでもここを夢の中で相手を自分の夢が作り出しただけの人物と割り切ってほとんど衝動的に相手を抱き締めて)
・・・?、甘えたがりだな、勇者とやら、
(クスクス笑いながらも馬鹿にする笑いでは無く可愛い、という笑いで頭をぽんぽん、と撫でつつ額にキスを贈って
は?んなわけないだろうが(額にされたキスに少し焦るも、あえてむっとした表情を浮かべて相手の足を自分の履いていた靴の踵でぐりぐりと踏みつけ)
ほぉ、悪戯が過ぎる様だな・・・お仕置きして欲しいのか、
(ひらりと踏まれる前に避ければ、「素直にしていればもっと愛してやったのに、」と肩を竦めて相手の膝裏を軽く蹴飛ばしながら腰に手を遣り支えて、そのまま姫抱きにして
仕置き?勘弁してくれ(避けた相手に冷たい視線を向けるも急に姫抱きにされたことにあせり、「おろせ!」と騒ぐも落ちるのは怖いのか手は相手にぎゅっとしがみついていて)
もう遅い。・・・素直じゃないのが悪いんだろう。
(にんまりと悪どい笑みを浮かべれば突然現れたベッドに相手を降ろして唇に軽くキスをして
「これはお前の夢だって言っただろう?・・・お前の望む事しか起きない。」意味は分かるな?と鋭く、且つ甘い様な視線で相手を見つめて
あ?俺すげえ素直だと思いますけど(意味がわからない、と言いたげな表情をするもキスをされてばっと顔を背けて
「いやだから俺は女が好きなんすけど…」と言いつつも相手の視線がわかっているのか視線を外しながら言い訳のように答えて)
・・・まぁそれも良いだろう。
(クツクツと笑えば顔を背けた相手の耳をあむ、と甘噛みして「じゃあ何で女が出てこないんだろうな?」と意地悪そうに笑いながらも相手の指を自分の指と絡ませて抵抗出来なくさせて
うっ…噛むんじゃねえバイ!(耳を甘噛みされてビクッと反応し、顔を赤くして吠えるようにして言葉を返してから、「…知らね。魔王様がなんかしてるとかじゃないんすかねー?」と自由な足で相手を蹴りながら抵抗しようと手に力をこめて押し返そうとし)
おいおい、可愛く無いな・・・
(溜息をつけば興味を失った様に拘束を離し「まぁ俺が入り込んだのは事実だが、お前の深層心理が反映されているのも本当の事だ」と事も無さげに言えば距離を開けてごろ、と横になり
あいにく男だからな(離されたことに安堵の息をついてから、「じゃあ女が出てこねえの魔王様のせいってことっすね」と勝ち誇ったような声で返して)
男でも可愛い奴はいる、
(くぁ、と欠伸をしては目を瞑って「いや?お前が女より、『俺』を望んだっつー事だ。・・・俺は夢に入り込めるが内容までは干渉出来ないんでな。」そう言ってはシュル、と片手でネクタイを緩めて
そうなのか…(ふーんと興味なさげに相槌を打ちながら「…知らね」と相手の答えに言い返す言葉を失い冷たく答えるもごろごろとして相手に近づいて「仕返し」と言って相手の耳を噛んで見て)
というか早く出して欲しいモンだな・・・
(目を瞑ったままぽつりと呟いて耳を噛まれれば「お前は構えば恥ずかしがるクセに構って欲しいのか」切れ長の目を薄らと開いては相手を見つめ、クッと口角を吊り上げては
…?出れないんすか?(魔王の意思で夢に入ったのなら出るときも勝手に出るのだと思っていたため不思議そうに尋ねて
「…いや反応おもしれえかと思ったんだけど…つまんね」と冷静な相手を見て肩を竦めて)
・・・だから言っただろ、これはお前の『世界』だ。お前が帰してくれねぇんだよ、
(ふっ、と口許を緩めて挑発する様に笑えば自力でも帰れるというのに上記の様な嘘を吐いて
「生憎生娘じゃねぇからな、それとももっとして欲しかったのか、」と相手を抱き寄せて唇が重なりそうな距離で見つめながら低くそう囁き
…べつにそんなつもりねえし(実際帰られるのは嫌だと少し思っていたため図星をつかれたと思ったのか気まずそうに相手の挑発する様な笑顔から視線を外して
「うるせえな違うに決まってんだろ」と囁く声にドキッとしつつも冷たくあしらうように言い返して)
分かった分かった、だが帰れないのは事実なんだから仕方が無いだろう
(はぁ、と溜息をつき「やはり素直じゃない男だ、それでよく女を好きになれるな」とクツクツ喉で笑い、然程気にして無い様子でまた目を瞑り
俺が目覚ませばいいんだよな?(ため息をつく相手に帰りたいのかと内心複雑な気分になるも問いかけて見て、「女には全力投球素直で落とすんで」と返して)
お前が俺から離れたいならな。
(何時もの鋭い口調では無く、段々とゆったりしてきては相手の言葉を聞いて
「そうか・・・つまりお前は・・・俺に対して意識しているという事に、なるな・・・」なんて茶化してみるもこの世界に来てまだ日が浅い為か眠気が襲ってきて
…俺はどっちでもいいが(帰りたいならそれの方がいいのではと考え直しながらポツリと言葉を返して
「いやいやいや!男には興味ねえってつもりで言ったんですけど!」と返すも眠そうな相手を横目に見て)
そうか・・・なら・・・もう少し、一緒にいようか・・・
(珍しく優しい口調でそんな柔らかい台詞を呟いてはスゥ、と眠りに入った様子で寝息が聞こえ始めてどうやら相手が居る事に多少安心している様で
あ、ああ。…って、寝てんのか?
(隣から聞こえる寝息に相手を見るとすでに眠っており、安心したようなその様子に思わず頬を緩ませ、近くにあった毛布を相手にかけてやり)
ん・・・、・・・グ、レイ・・・、
(ぼそりと呟いてはその名前に少しふんわりと微笑んで無意識に相手を抱き締めて、何時もの閉じ込める様な抱擁では無く優しく真綿で包む様に抱き締めて
夢…みてんのか…?
(自分の名前を呼びながら微笑む相手をみて尋ねるわけではなく1人呟いて、相手に抱き締められると同じように優しく抱き締め返しながら相手の髪をなでて)
・・・・、
(事実半分意識がある訳で、甘やかせば素直なのか、と考えつつ可愛い相手にやんわりと頬を緩ませて髪を撫でられれば気持ち良さそうに
…(相手のやわらかい髪をなで続けていると、夢の中にいるはずなのに自分まで眠くなってきてうとうととしはじめて)
・・・、眠れ、
(ぼそ、と呟けばその言葉に魔法を乗せて、相手に睡魔の魔法を掛けて眠らせて、するりと相手の腕から抜け出せば
城に戻るか、と伸びをしてから名残惜しそうに相手の頬をする、と撫でたかと思えば一瞬で消え、代わりにまた美女達が現れ
(/お返事遅れてすみません!!)
…ん(閉じていた目を開き上半身だけゆっくりと起き上がってゆっくりとした動作で伸びをして
「…夢、か」と1人残念そうに呟き、寝る前に床に放り投げた窓から入る光を反射させるその首飾りをぼーっと見つめてため息をついて)
((此方こそ遅れてすみません、
・・・彼奴が堕ちるまで、あともう少し、か
(クスクスと微笑みながら「さぁ・・・堕ちて来い、俺のモノにしてやる・・・」首輪を片手で遊びつつ、頬杖を突いて呟き玉座に座りながら
(/さらに遅れてすみません…!!)
はぁ…。…なんつー夢みてんだ、俺…
(ぼーっとみていた夢の内容を思い出し、額に片手を当ててため息をついて立ち上がり、床に転がっている首輪を拾い上げて、
「…来てもいい、っつってたよな…」と手に乗せた首輪を見つめながら呟き)
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