語り手 2013-12-24 21:28:16 |
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反射神経すげえ…(ふわりと着地した相手の反射神経のよさにさすがに目を丸くして驚き。
相手の客かという言葉に、「あ、やっぱり寝ぼけてたのか」と1人呟き、それと同時に相手の表情に縄がほどけるまでは敵と見なされたらやばいと確信して後ろ手で縄をほどこうと試行錯誤し)
・・・んん?・・・人間、か・・・?何故此処に居る?・・・嗚呼、俺を倒す、とか何とか言っていたな・・・(はっ、と鼻で笑えばじろじろと相手を観察して
パチン、と指を鳴らし縄を解いて「さぁ、逃げるなら逃げろ、戦うならやってみろ、」と欠伸をしながら述べて
一応覚えてるんすか…まぁいいや。そんじゃ遠慮なーく(よく考えたらこの目の前の相手を倒して村へ帰ったら俺はなにもしなくてもかなり女にモテるんじゃないだろうか、ならなんだっていいから倒してしまおう…という単純すぎる思考回路の先に出た答えに従うと決め。
魔物たちを倒してきたとき同様にラスボスも一気に切り倒すかと腰にもう一本差していた刀をすらりと抜いて一気に相手に切りかかり)
ほぉ、・・・お前中々良い性格しているな、ふむ、女好きか・・・
(その場から動かずにただ相手をじっと見つめると、最低限の情報が分かるのか、知った情報を反復して楽しそうに笑みを浮かべて
「まぁ、確かに抱くのに女は都合が良いしな・・・」と呟いては思案しつつ、ひらりひらりと避けつつ
え?俺言ってないですけど…(いやまぁその通りなんだが、と思いながら相手に思考が読まれたことで驚き思わず攻撃していた動きを止めて怪訝そうな顔つきで相手の顔をじっと見つめて)
・・・さて、俺はこれからする事がある。そしてお前は俺を倒せない、俺もお前を殺したくは無い、と、言う事はだ。(人差し指をヒュッ、と振れば相手の身体を持ち上げて
「お前が此処に来る必要は無い。これをやる、」と首飾りを渡せばどうやらそれが魔王討伐の証となるようで、
「此れで女にモテるだろう、・・・ぁあ、だがもし・・・村に飽きたら、また此処に来ればいい。まぁ次来た時は・・・くく、」と含んだ笑みを浮かべてはパチン、と指を鳴らし相手を村の中心へ強制送還して
「嗚呼、悪いな、服だけ送るのを忘れていた、」気づいた様に相手の服を拾ってはくっくっ、と笑い家に直接送ってやり、
は、はぁ…(相手の言うことがよくわからないまま首飾りを受け取って。
まぁここも村より楽しかったかもな…と内心思いながら「暇だったら来てやりますよ」と上から目線で言葉を返して。
強制送還で村へ帰されたはいいが「…あれ、俺服着てなくね?」と勇者や女にモテるどころの話ではないことにすぐさま周りの反応で気がつき慌て、「あんのクソ魔王…次は絶対ぶっ殺してやる!」と怒りを露にしながら急いで家へとかけ戻り)
くっくっ、・・・面白い男だな、(思い出してはくつくつと笑って「あれで女を好きだという、・・・は、何も自分の事を知らんのだな、」と面白そうに笑っては、
透視魔法で相手を愛おしそうに見つめ「・・・面白い・・・いや、可愛い男だ。」再度確認するように見ては名残惜しそうに映像を消して部屋を出て
(/すみません寝落ちしてました!)
…いや、ほんとだって!魔物とか魔王がいたんだって!!(服を着て外へ出て塔であったことを説明するも、そんな非現実的なことがあるわけがないし、もしそうだとしたら帰ってこられるわけがないと勇者扱いどころか冷たい視線で見られ
「あー、モテるどころじゃねえ…」とイタイゲーマーのレッテルを貼られて1人ため息をついて)
((大丈夫ですよー、そして諸用が御座いますので、一応置きレスをば。
・・・、御前等・・・(冷ややかな目で魔物を見つめれば、「・・・消え失せろ、」と蒼い炎を炎上させて跡形もなく消しては鬱陶しそうに前髪を掻き上げて
「はぁ・・・、マシな勇者が現れるとは、思ってなかったんだが・・・」と考えてもう少し上等の魔物を置くべきだったか、と考えつつ城の奥の広間へ向かい
(/了解です!)
なんで俺痛いゲーマー扱いなんすかね…(ため息をつきながら1人帰路につき一言呟いて。
それにしてもすげえ綺麗な顔した魔王だったな、と1人部屋で思い出してどくんとした鼓動に「俺は女が好きだっつの!」と宣言するように言って打ち消して)
((只今戻りました!遅くなり申し訳無い・・・
・・・・ほぅ、・・・悪くない、(何処かの某台詞の様な事を述べて玉座を見遣れば、其処は如何にも支配者にこそ相応しい、と語っている様な荘厳な作りで、
何故かソファの様な形になっており「はっ、・・・女を侍らせろ、と言う事か、」と鼻で笑えばコート(ほぼマント)の様なものを翻し、玉座に君臨すれば、
スッとその長くすらりとした脚を組んで、肘掛に頬杖を突き、其処に頬を乗せれば
立派な色気十分、魔王様の出来上がり。といった様子で「さて、まず何から始めようか・・・」と誰も居ないその玉座で一人ほくそ笑み
(/こちらこそ遅くなりました…!!)
…つーかアイツがこの村の支配者だとしたら討伐の首飾り何の意味もなくね…?(魔王から受け取った討伐の証という首飾りを手でもてあそぶようにしながらふと思い付いたことを呟いてみて。「アイツが支配者だとしたらこの村どうなっちまうんだか…」ともはやどうでもよさげに首飾りをその辺に放り投げて部屋をごろごろとして)
((大丈夫ですよ、気長にお待ちしておりますので、
ッ、・・・?ビジョンが途切れた・・・?(どうやら首飾りから勇者の様子を見れる様で、急に思考の片隅で見えていた勇者からの目線が途切れた事にチッ、と舌打ちしては
「まァ良い、先に掃除だな・・・」と呟けば頬杖をついたまま右手で指を鳴らせば見目麗しい美少年が現れて「はい、ご主人様、」と跪いたのを見て掃除という命令を下し
(/ありがとうございます!)
あーあ、明日から俺余計ナンパつらくないっすかこれ…(痛いゲーマーレッテルを貼られては昨日までのように簡単に女の子ゲットはかなわないと思い嘆きのため息をつきながら傍らに散乱しているRPGやら冒険モノやらのゲームをちらりと見やり、「勇者が優遇されるのって現実じゃねーのな」と呟いてばふっと布団に飛び込んで眠り)
よォし、いい子だ・・・・(城内を掃除し終えたという少年の頭を撫で、膝に乗せ愛でていれば
ふとこの城内は静か過ぎやしないかという事に気がついて指を鳴らせば幾人かのメイドや執事(何故か全て男)が現れて
俺はハーレムの王様…(よほど夢の内容が幸せなのか、むにゃむにゃとつぶやく寝言に時折笑うような声が混じり、眠りに落ちたその顔はだらしがないと形容するのがぴったりなほどに緩んでいて)
この城の管理は御前達に任せた、(ひら、と手の甲をひと振りすれば「はっ、」と現れた使用人達が傅きそれぞれ仕事をする為に部屋を出て、
「さて・・・、そろそろ次の手だ、」等と不吉な一言を言いクツクツ、と悪戯に笑って指をパチン、と鳴らせば相手の夢に実体ごと入り込んで
え?あ、あれ…?(夢の中。自分のまわりにいたはずのたくさんの女の子の姿が遠くなり、その代わりに目の前に現れた魔王の姿に、「え?なにこれ不吉な夢?」と明らかに不満そうな表情を浮かべて)
さて・・・幸か不幸かはお前次第だな・・・、(ふと微笑んでふわりと浮いては背を向けてカツ、カツ、と暗闇を歩き始めて
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