語り手 2013-12-24 21:28:16 |
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・・・・んぁ・・・(何かが侵入した、という感覚が身体を無意識に神経を刺激するも
意識が完全に寝る体勢な為、起きる事は無く元々寝返りさえ打たないらしく「、ん・・・」と艶のある吐息混じりの寝言を吐いただけで動かず、
一方で侵入者を感じ取った魔物(ゴーレムやガーゴイル)が慌てた様に「ァグゥウアアア・・・」と咆哮しながら勇者を探し
え、なに。なにかいるの?リアルRPGとか冒険ゲー的な感じ?結構すごくないっすか?(窓から侵入するとともに聞こえてきた魔物や怪物と思わしきものたちの咆哮が聞こえるも、いつもやっているゲームの感覚でしか現状を捉えていないためまったく屈することなく刀で豪快に部屋をぶち破って廊下へと出て。
部屋を出ると同時に視界に現れた魔物を見るも、「おいおいまじかよ…すげーなここ」と怖がるどころかリアルゲームのような現状としか捉えないため死への不安も魔物への恐れもなく、次々に現れる魔物を楽しそうに倒しながら塔の上へと進んで行き)
・・・・、ぃ、・・・あちぃ・・・(顔を顰めているも目が覚める事は無く脱衣の魔法が無意識に発動してしまってネクタイが緩まり、黒のワイシャツやジーンズが程良く脱げて
その頃魔物達も一般人では無いと気づいたのか、おろおろとし始めて
主人に近づけてはならないとゼアの居る部屋を中心に守りを固めるがそれが逆に居場所を教える事になっていて
その部屋のむこうがこの塔の主の部屋なわけか(おろおろとしはじめた魔物たちが1つの部屋を中心にして守りを固め出したのを見ながら1人呟き。
「…ってことはこれ倒したらラスボス登場ってことですかね?おお、すげえ」と1人で分析し勝手に1人で盛り上がりはじめ、完全に魔物に自分が倒されることなど端から考えているはずもないため魔物たちの固まっている場所へ自ら突っ込んで行って清々しくなるほどのはやさで魔物たちをなぎ倒していってその姿勢のまま部屋をぶち破って部屋の中へと侵入して)
(/大丈夫ですよー!)
・・・・、んん・・・、(煩い、と思考の端で考えつつも未だ意識が戻って来ない為に眠りたい気持ちが勝って弧を指で描けば
扉が閉まって鍵が掛かり、勇者が中に居る事を知ってはいても特に気にする様子は無く眠り続けて
((有難う御座います!
あれ、ラスボス熟睡してます?(部屋の鍵がかかったことに一瞬たじろぐも部屋の中へと入り眠っている相手を見て首を傾げながら一言呟き。「…っていうよりなんつーかっこしてんですかね」と相手の格好を見て一言呟き、ここで相手を切りつけるのはさすがに後味が悪いと思ったのか相手に近くにあった毛布をかけてやりながらぼーっと寝顔を見つめて)
んぁ・・・、・・・ぁ・・・?(気配が近い事に、流石に目を覚まさなければならないと理性が語りかける半面で眠りたい、面倒臭い、と思いとりあえず意識がゆっくりと此方に戻って来て、
それでも尚機嫌悪そうにむくり、と起き上がってはさらさらだった髪が癖毛になり、ふわふわになるのも構わず相手を見れば
取り敢えず人間だと分かったのでおよそ寝起きとは思えない程の瞬速で相手の腕を引き、抱き締めてまた倒れ込み
あ、起きた?…って、うわっ!?(相手が目を覚まし、さてそろそろ倒せるかと考えたとほぼ同時にして急に抱き締められたことにかなり動揺して。
「ちょ、俺アンタの女とかじゃないから重ねて抱き締められても困るんですが!」と抱き締められては武器の刀も使えないためここにきてはじめて焦り、相手に聞こえるように大声で言いながら暴れて)
煩い、・・・もう少し静かに話せ。(目を瞑ったまま顔を顰めつつ、それでも咎める様な口調では無く、
飽く迄言い聞かせる様にそう言っては手袋を消してぽんぽん、と相手の頭を撫で、緊張や不安を和らげる魔法をゆっくり、じんわりと掛けていき
すいません。…ってそうじゃなくてとりあえず離しましょうよ。俺男ですよ?(魔法や相手の言葉が効いているのか、次第に暴れるのをやめて落ち着いた口調で言い。
抱き締められた隙間から顔を出して相手の顔を見て、結構綺麗な顔立ちな人なんだな、と1人思い)
・・・断る。・・・眠い・・・(くぁ、と欠伸をすれば寒いのか、更に相手を強く抱き締めた上に毛布を二人共包める様に頭まですっぽりと被って
「話したければ此の儘話せ・・・」と聞いているのか否かあやふやな口調で相手の額にキスを落として
…!?あの、俺あなたを倒しにきたんですけど…(額へ落とされたキスに驚き、「いや、男にされても困るんですが!」と返しながらなぜか文句を言うような口調で一応手短に用件を告げて。
「…って、これ聞こえてんのかな」と呟きながら腕から抜け出そうともぞもぞと動いて相手の額を軽く叩いてみて)
そうか・・・、なら、倒すか?(未だ目は瞑ったままで、するりと絡めていた腕を解いて相手を自由にしてはそのまま何事も無かった様に眠りにつこうとして
えーと…これだと張り合いないんすけど…(とここまで魔物を倒してきて眠る相手を切りつけて終わりはかなり嫌なのか不満顔でベッドの上に正座して刀の平たい部分で相手の頬をぺしぺしと打ちながらぶつぶつと言葉を返して)
・・・はァ・・・・、我が儘だな、(溜息をつけば面倒臭そうに身体を起こして、
ひょい、と即座に刀を奪って指でトン、と相手の肩を押せば相手の手首を縄が後ろ手で拘束してその上に覆い被さり
え、はい…?(寝起きとは思えない相手の刀を奪った早さに呆然としている間にすでに両腕が拘束され明らかに動けない状況に。
「もしかして俺ピンチですかね?」と状況が掴めず未だにへらっとした笑顔を浮かべつつも視線は奪われた刀をどう取り返すかちらちらと見ながら思案していて)
んぁ・・・?知らん・・・(奪った刀を異空間に飛ばせば後はどうでも良い、とばかりに相手の上にばふり、と乗っかって
「抵抗してやったぞ、・・・俺を倒すんだろう?」と相手の耳元で囁いてから眠たそうに相手の肩に顎を乗っけて
うっ…(耳元で囁かれた声に不覚にもドキッとしてしまい、『俺が好きなのは女だ!』と頭をぶんぶんと振って否定して。
「どーするかな…」と考えを巡らせてから思いついたのか、自由だった足で思いきり相手の腹を蹴り飛ばして起き上がり/←)
・・・?(何をコイツは頭振ってるんだ、と疑問に思いつつも行き成り蹴られたので驚い・・・たかと思えばふわりと着地して、
「くぁ・・・、何だ、客か・・・」とようやく意識が覚醒した様で相手を見据えては何時もの余裕と支配に溢れた表情になり
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