赤司征十郎 2013-12-24 20:36:56 |
通報 |
いえいえッスよ 、そう云って貰えると嬉しいッス 。
( 己の作った料理を美味しい 、と云って貰えるのは凄く嬉しい 。作って良かった 、と心から思えるから 。己もぱん 、と手を合わせ 「 御馳走様ッス 。」と云い立ち上がれば己の皿と坊ちゃんの皿を重ねてキッチンに持って行き 。/、
なにか手伝おうか?(一旦甘やかすともとに戻せないのが自分の悪いところだと十分理解しているがやはり甘やかしてしまい、『涼太だけにやらせるのもきがひけるし。』と付け足し、
いや 、大丈夫ッスよ 。赤司っちはゆっくりしてて下さいッス!
( ふるふる 、と首を振り口許に微笑浮かべ 。皿洗いは直ぐ終わるし 、此の寒い時期に坊ちゃんに皿洗い等を手伝って貰うのは悪い 。「 直ぐ終わるッスから 、」と付け足して皿を洗い始めれば 。/、
でも…、(相手に制止されれば、少し考えて、『ちょっと待ってて、』と自室へと走っていき、相手の手を思ってだろうかハンドクリームを手にして戻ってきた、皿洗いはもうすぐおわるだろうか、終わったらちゃんと塗ってあげないとな、なんて考えながら相手の横に立っていて。
ハンドクリームッスか? 赤司っち優しいッスね- 。
( 走って何処かへ行った相手を ぽかん 、とし乍待っていれば何かを手にして戻って来た 。何だろ 、と思いつつ 、皿を洗う手を止めずに隣にやって来た坊ちゃんの手に在る物を見て 。洗い終わったのか 、皿を食器用のタオルで丁寧に拭いて食器棚へと片付け 。/、
終わった?(食器を棚へと戻した相手の手を引いてソファへと座れば、ゆったりと少し首を傾けて問い、『お疲れさま、水冷たかったでしょ?』と心配そうに相手の手を見つめ。
ちょっと冷たかったッスけど 、もう慣れたッスよ 。
( 隣に座り 、心配そうに己の手を見詰める坊ちゃんに安心させるように微笑み掛ければ 。ほんと 、可愛いなあ 。なんて 、口にしたら赤司っちは照れて顔真っ赤にさせるんスかね 。/、
無理しないでくれよ?(相手の微笑みに安心したように表情を緩めるもそれでも色々と心配らしく、心配そうな顔のまま相手の目を見て、『そうだ、これ塗るんだった、』とふと思い出したように言えば、自分の愛用しているハンドクリームを適量とれば、ゆっくり丁寧に相手の手へと塗って馴染ませていき、そこで感じた相手の手の冷たさに驚いた顔をすれば、塗り終えてから、相手の両手を自分の両手と指を絡めて繋ぎ、少しでも暖かくなります様にと想い。
.. 有難うッス 。
( 其れでもまだ心配してくれる相手の事が 、愛しくて堪らない 。しかも確か 、今坊ちゃんが己の手に塗ってくれているハンドクリ-ムは愛用の物だった筈 。ぽつり 、幸せそうな顔で呟いて 。塗り終わった後 、何を考えたのか指を絡ませて手を繋ぐ相手 。もしかして 、己の手を暖める為にだろうか 。「 .. ほんと 。優しいッスよね 。」繋いだ相手の手を ぐい引っ張り 、抱き寄せて 。/、
優しい、かな?(相手の言葉に、首を傾け問い。抱き寄せられれば大人しく抱き寄せられて。『僕はただ、大好きな涼太に無理をしてほしくないだけだよ』と微笑んで。
其れが優しいんスよ 。
( 相手の肩に軽く顎を乗せ 、囁くようにぼそり 、呟いて 。そッと目を伏せ 、暫くこうしていたい 、なんて我儘が浮かび 、ぎゅッと抱き締め 。/、
僕からすれば、涼太のほうが凄く優しいよ。(肩口に頭を預ける相手に、優しげな表情を見せながら暫しの間撫でていて、抱き締められれば『どうしたんだい?』なんて意地悪そうに問い。
( / すいません! 私用が重なり中々来れませんでした ... )
そうッスかね? .. 有難うッス 。
( へへ、なんて笑みを零せば撫でられるのが心地良くて目を細め。亦意地悪な問い掛けをする坊ちゃんに 「 暫くの間、こうしてて良いッスか? 」なんて、執事なのに許されるのだろうか。/、
(/全然大丈夫ですよ!)
ああ、良いよ?(最近は珍しいことばかりだ、それでも嬉しいから良いか、なんて心のなかで考えていて、そー、と撫でてみて。
( / 有難う御座いますッ / )
.. もうずっとこうしていたいくらいッス 。
( 愛しい 、他人を此処まで愛おしく想ったのは初めてだ 。もっと長い時間 、こうしていたいが己は執事 。何時迄も此の侭で居るのは拙いだろう 。抱き締めていた手を離し 、「 俺はまだやる事が有るッスから 、赤司っちは自分の部屋に戻ってて下さいッス 。」にこり 、笑顔を浮かべ 。/、
僕もだよ、(自分だってこうしていないのは同じ、相手の仕事がある、という言葉に『それなら僕も手伝うよ、涼太と一緒にいたいし。』と笑顔で相手の手を握って
トピック検索 |