【ｶｹﾞﾌﾟﾛ】　○○　×　キド　【NL】

買い物...?
( こんな時間に迄買い物をする等無理があると怪訝そうに相手を見詰めるもこれ以上問うのも彼にとっては嫌がるだろう、と｢そうか...ま、余り遅く迄出歩くのは止せ｣顔逸らし乍上記を呟くかのように告げて。己なりに心配の仕方を表しているが例の如く無愛想な態度では大半の人は感じ取りにくいのであろう。ふと相手からの発した言葉に己は迷いもせず｢ずっと起きてたわけではないが....ね、眠気が覚めてしまってな。｣と返答をし。ﾍﾞｯﾄﾞから落ちたなんて誰もが笑うであろう事実なんて言える筈もなく掌で雑に頭を掻いて )

りょーかい。気を付けるよ。
（咄嗟に出ただけあって流石に無理があっただろうか。疑問符が付いたのは敢えて流し、彼女の言葉に素直に従う様緩くではあるが返事を。恐らく夜中に帰って来ると迷惑、という理由だとは思うが彼女なりに少なからず心配もしてくれているのだろう。昔から素直じゃないからなあ、と脳内で過去を巡って。此の時間に目が覚めるのは特別驚く事でも無いが先程の鈍い音の後に現れたのが如何も気になる所、「そっか。ならいいんだけど。」実際自分が起こしてしまったのではと心配だったが如何やらどうでは無いらしく小さく安堵の息を吐いて。）

....なら良い。
( 己の中では恐らく相手は曖昧に返答をする、と勝手に思い込んでいたがその必要はない様子。素直に従った彼に上記の言葉を並べるがそれ以上は話題が思い付かなく部屋に長い沈黙が流れる。強いて言うならば聞こえるのは窓越しから流れる僅かな風音と時計の音のみ。汗が滴りそうな程顔から猛烈な熱気が襲ってくるも、この静まり返った部屋では聞こえそうなくらいの鼓動の音を隠すのと話題を探すのが精一杯であり。頼むから何か話し掛けてくれ、と内心で呪文のように彼に頼むも勿論相手の耳迄届く筈がないわけで。)

（続く沈黙。普段の彼女なら此処ら辺で自室に戻ると思っていたのだが其の様子は一向に無い。ふと相手に視線を遣れば恐らく寝巻きであろう服に身を包んでいる。室内とはいえこんな夜中に暖房が点いている筈も無く更に冬、己は先程帰宅した事もあり普段着だった為其れ程寒さを感じる事は無い、立ち上がっては相手の背後に回り肩にﾊﾟｰｶｰを掛けては「着てなよ。夜だから冷えるよ?」再びｿﾌｧに戻り腰下ろしてはぐぐっと背筋を天井に向けて伸ばしては次いで机に片肘をついて何処を見る訳でも無く視線を部屋内に泳がせて。）

あ....否、もう部屋に戻るからいい。
( 相変わらず鼓動がわかりすく鳴いているが、相手の一言によって収まり。肩に掛けられたﾊﾟｰｶｰに気づくも俯いていた顔を上げて断り、再びﾊﾟｰｶｰを相手に返して。きっと彼も気まずいのであろう、己が戻った方が相手も安心すると思い込み上記を述べて。すっかり覚めてしまった眠気だが、音楽でも聴いていれば取り戻せるだろうという提案を弁えつつ白いｲﾔﾎﾝを耳に当て乍ﾄﾞｱﾉﾌﾞに手を掛けて、聞き慣れたﾄﾞｱの開く音が部屋中に鳴り響いているのを感じ。)

そう。おやすみ。
（やんわりと返されれば相手には気付かれまいと平然を装うが多少目を丸くする。然し此処で無理矢理押し付ける理由も引き止める理由も己には無いので笑みを浮かべ上記を述べる。自室に入って行くのを見届ければ、背凭れに頭を預け深く息を吐く。無邪気に話しをしていた昔が嘘の様だ、たった数年で沈黙にすら耐えられなくなるんだな、とぼんやり天井を見詰めては段々と瞼が重くなって。数分寝るつもりで其の侭目を閉じて寝息立て始め。）

...嗚呼、おやすみ。
( 短い間を空けた後に軽く片手を上げ乍己も返事を残してﾘﾋﾞﾝｸﾞを後にし、自室へと向かう廊下を控えめの足音をたてて歩き。ふと思い出したのは先程迄まともに相手の顔を見れなかったこと。俯いたり、顔逸らしたりと思えばそんなことばかりだ。相手の前で己はどんな表情をしていただろうか、と思い出すのも嫌になるほど後悔していれば小さく溜め息を吐いて、短い時間に辿り着いた自室のﾄﾞｱを開ける際部屋の中へと入れば棚に入っている雑誌を一冊取り出し )

（再び静まり返ったﾘﾋﾞﾝｸﾞ、矢張り此れは此れで落ち着かないな、何て。暫く同じ体制でいたからだろうか、はたまた頭を後ろに預けているからだろうか、首に痛みを感じれば目を開け先程迄読んでいた雑誌を手に取りｿﾌｧに横になって其の雑誌を顔に被せ。朝皆が起きてくる時間まで此処で寝ている訳にはいかない、というか個人的に寝顔を見られたくは無いだけなのだが。6時頃に起きればいいかな、と再び寝付き。）

.....ね、
( 眠れない...!!と、内心では大袈裟に叫び声を洩らす。音楽を聴いても、雑誌を諦めて細かい字が並ぶ小説を読んでも一向に眠気は覚めた侭だ。そのことに苛立ちと共に不安も現れる、何にせよ暗い室内には己一人。幽霊や怪奇現象その他諸々信じない、正格に言えば信じたくない己であったが矢張怖いものは怖い。iPodの音量を最大にして｢怖くない怖くない怖くない...｣と涙目ながら必死に同じ言葉を唱え続け、明るい世界になる朝が恋しく感じ。)

さむ....。
（部屋に行くのが面倒だとはいえﾘﾋﾞﾝｸﾞで寝るのは無理があった。眠気で今にも閉じかけている瞼を拳で擦ってはｿﾌｧを降り足取り重く自室へ向かう為にﾘﾋﾞﾝｸﾞを出て。そういえば先程彼女は目が覚めたと言っていた、朝ご飯の用意を毎日の様に行っている彼女が遅くまで起きているのは体調不良に繋がると考えては自然と足は彼女の部屋の前に。流石に勝手に覗くのは気が引けるが起こしてしまうのは申し訳無いと思い静かにゆっくりと其の扉を開けて。）

__ひいぃｯ...!
( 相変わらず幽霊を寄せ付けないためか『怖くない』という祈祷を言い続け、寧ろ幽霊様達にとっては面白がって寄り付きそうな程の涙流し状態な様だが、突然開いたﾄﾞｱに上記の如く悲鳴と大きな震えを一瞬させて。いくら最大の音量で聴いてるとは言えども流石に気づき、両手で耳を抑える。それでも勇気を振り絞って恐る恐る開いたﾄﾞｱの方向へ目線を向ければ、彼の姿が目に入り。安堵の溜め息と共に全身が力抜けて。←)

えっと..、ｷﾄﾞ?
（何が起きたというのだろうか。思わず此方が驚く様な悲鳴が耳に入ったと思えばふっと声が止んで、室内は暗く相手の表情は見えないが恐らく己が物音を立てまいと扉を開けたのが原因なのは明白だろう。苦笑い浮かべ頬を搔き乍ﾍﾞｯﾄﾞに近付けば如何やら只事では無い様子で。「あっちゃー、そういえばお化け苦手なんだっけ。」案の定己を幽霊だとでも思ったのだろう、相手のﾍﾞｯﾄﾞに腰掛けては綺麗な緑の髪をくしゃっと撫でて。）

んだよ...、ﾉｯｸぐらいしろｱﾎ...!
( 睡眠中だと思い込み己を起こさせないためにﾉｯｸをしなかった、という相手の気遣いを知ることもなく喉が震えて上手く回らない口を懸命に動かしながら強気な口調で上記を述べ。恐らく彼は己が横になっているﾍﾞｯﾄﾞに腰を掛けたのであろう、ﾍﾞｯﾄﾞからやや軋んだ音が響くと同時に撫でられたのを感じつつ、｢ち、違う...少し驚いただけだ...｣と顔を伏せながら一向に滲んでくる涙をなるべく気づかれないようｼｰﾂで拭い。)

ごめんごめん、寝てると思ってさ。
（ﾑｷになる相手を落ち着かせる様にと両手を前に出しては苦笑い其の侭上記述べる。顔を伏せている為表情を読み取る事は未だに出来ないが、声が若干震えているのは涙が出ているからなのだろう。幽霊が苦手なのは変わらないな、とｸｽｸｽ笑い乍相手の髪に指を通していれば強気な発言に思わず吹き出して、「..ふーん。眠れないの?」彼女の事だ、怖くて寝れないとかそんな理由で起きていたのだろうと問い掛けて。）

そ....そうか、なら良いが...
( 相手の説得が利いたのか、曲げた指で涙を拭い際いつもの如くクール振った雰囲気を漂わせ、少々目が赤くなっているが勿論能力を使っているわけでもなく。笑い声が彼の口元から流れれば、ﾑｯとあからさまに苛立ちを覚えるも｢...まぁな....、昨日の昼結構寝たのが原因かもしれん｣後半は己自身に言っているかのような呟き声だが、上記を返答しつつ触れられている頭にやや意識をしてしまい、目を泳がせて。)

( / 今日は落ちさせて頂きますねｰ;;
お相手感謝でした！)

( / 上げますｰ､ )

( / あげ、)

( / あれ、飽きちゃいましたかね;;
上げます。 )

久し振りに来たな...
来ないようだから、再び募集するぞ。

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