匿名です 2013-12-10 00:03:55 |
通報 |
汚い所ですが…
(相手は気付いているかもしれない、と考える。だが、この歳になって着ぐるみを着て寝ているなんてことが知られたら一生の恥だ。しかし、相手に隠し事なんて出来ないんだろうな、と思うと、ザックリと“パジャマですよ、パジャマ“と
うん、それはいいけど…。
(手元にあるものに視線を注いでいれば不意に言われた言葉に不思議がり乍らも頷いて「パジャマ…ね。…そいえば祐さん、風呂入る?それともテスト作りする?」余り深く追求しない様にすれば今後の予定を聞いて。未だ其処迄遅い時間ではないのだが、と相手の顔を覗き込んで)
この季節はこのパジャマじゃないと寝れなくて、はは…
(自ら墓穴を掘るような発言をしてしまうが、風呂かテスト作りかと相手に問われれば、テスト作りをする前にさっぱりしたいという気持ちがあり、“お風呂入ります。“と相手を見つめて言えば荷物を持ってリビングに案内して。黒を基調とした家具で揃えられた室内にはいろんなものが散乱していて
…じゃあ其のパジャマ、後で見られる訳だ。
(自分から地雷を踏んだ事に気付いていない相手にニタリと片方の口端だけ上げては相手の隠しているものが見れるとだけあって楽しみな様で。案外綺麗かと思いきや色々と散乱している部屋に苦笑を零しては風呂に入るという相手に悪戯っぽく微笑めば「背中、流して上げようか?」と首を傾げ)
あー、えっとー……は、はい。
(冬場は寒さに耐えきれないから着ぐるみしか着ないのが自己流。自分で自分の首をしめたことを後悔すれば、“もうどうにでもなるがいい“という気持ちになり。相手の問いかけに目をパチパチとさせれば急に顔を赤くして、“だだだだ、大丈夫!大丈夫ですから!!DVDでも見ていてください!“と言ってテレビのリモコンを渡せばバスルームまで走り
ん、よろしい。
(素直に認めた相手に得意げに笑っては後の楽しみにしておこう、と決めて。リモコンを受け取っては走り去って行く相手の姿を見、予想通りの反応にクスクスと笑っては「ほんと、からかいがいがあるなぁ…。」と小さく呟き、相手に言われた通りに適当に床に腰掛けてはテレビをつけて)
(バスルームにつくと相手を待たせる訳にはいかない、と豪快に服を脱げば浴室に入りシャンプーとトリートメントを電光石火で終了させ、体を洗えば前髪をピンで留めて。水気を落としてから体を拭き、着ぐるみに袖を通す。勢いで買ってしまったミッキーの着ぐるみだが、かなりお世話になっている。意を決してリビングに戻ろうと踵を返し
(のんびりと特にする事も無く丁度よくやっていた程度のテレビ番組を眺める様に見ていて。一応は思春期男子である自分が風呂に入っている恋人と考えては他事に集中する事が出来ないのは当たり前の事。今日付き合いだしたのが信じられないくらいに嵌まっている自分に取って風呂上がりな相手は考えるに魅力的で思わず意味有りげに口角を上げれば「楽しみ楽しみ…。」と呟き)
(ドアを静かに開けて物音を立てないように中に入る。相手の背後に近づけば、“わっ!!“と驚かせてみる。ついいつもにように前髪をピンで留めているため、水で濡れていたおでこがキラキラとは反射し、頬はわずかに赤くなっている。
…っと!もう、びっくりし…ッ…!
(ぼんやりと考え事をしていた所為か相手の物音にも気付かず肩を僅かに揺らしては全く…、と言わんばかりに振り返っては相手を見て予想以上の扇情的な姿に目見開き。恐らく其の危険性も相手は気付いていないのだろうが僅かに染まった頬や濡れた髪を見ては思わずごくりと喉を鳴らし「…あ…うん。…風邪引くから髪乾かしたら?」と僅かに動揺した様に相手から視線を逸らしては耐える様にして)
ふはッ、めっちゃビックリしてましたね。
(相手の驚く姿は見たことがなく、貴重な体験が出来たなぁ、と内心喜べば何故か動揺している相手に首をかしげるが、あまり深く入り過ぎるといけないので“はい。乾かそうと思っていたところです“と微笑み、肩からかけていたタオルでガシガシと髪を拭きながら“俊汰もお風呂入っちゃったらどうですか?“と問いかけ
ああうん、…風呂借りる。
(屈託なく笑う相手とは対照的に此方は何とも言えず、ふわりと相手から香る石鹸の香りも分かってしまえば相手の問い掛けに立ち上がり、側に置いた鞄から寝間着等のものをさっと取っては足早に其の場を立ち去って。全く無自覚とは恐ろしい、と部屋から出て盛大に溜息を吐いては風呂場の方へと向かって行き。相手を待たせるのも申し訳ないだろう、と慣れない場所ながらもさっさと服を脱いで髪を洗い始め)
(髪をドライヤーで乾かしはじめ、そういえば、とテレビのほうを見れば今日は自分が毎週みている番組の日。髪を乾かしながらテレビを見て、相手が慣れない場所で大丈夫だろうかと心配になる。
(借りるのも申し訳ないと思ったからか一応持参したシャンプー等で一通り洗ってはさっさと風呂から上がり、此れまた持参したバスタオルで拭いて。水気を落とすが普段はワックスで整えているのもあってか全体的に下ろしている状態となり、其の侭肩にタオルを引っ掛けて廊下へと出てはリビングへと戻り。未だ水気を帯びた髪で戻れば相手がテレビを見ているのを見つけ「…風呂借りたよ。」と一応声を掛けては鞄の方へと歩み寄り、鞄の中へと着ていた服やら洗面用具を詰めているようで)
わざわざ持って来たんですか?まぁ、人それぞれ好みとかありますもんね。
(シャンプーやタオルを律儀に持参してきた相手に感心したように上記を述べれば“ドライヤー、使っていいですよ“と相手に渡して自分はソファーに座り、クッションを抱き締めたままテレビに見入り。しかし内心は、普段とは違う相手の甘美な姿にドキドキしており、前髪を留めてあるピンを外して前髪で顔を隠し
ん...、ありがと。
(ちらりと相手を見遣れば、髪は乾いているものの未だ普段と違う魅力もあってか返す返答も適当になってしまい。取り敢えず髪を乾かそう、と片手で自分の髪を掻き上げながらドライヤーのほうへとよっていき。乾かす最中も相手を見るがパジャマの所為もあってかクッションを抱きしめている相手は何処か幼く、其れでいて風呂上がりの温度もあるからか何処か色っぽくもあってくらりとし。そうしていれば髪も有る程度乾いたからか乾かす手を止め、相手の座るソファへと近寄って)
Aかなぁ…B?
(クイズ番組なのかブツブツと答えを呟きながら見ていれば髪を乾かし終わった相手が視界に入り、“いつもと髪が違って新鮮ですね“と相手に向かって笑いかければやはり前髪が邪魔なのか、再びピンで留めてクッションを抱き直せば相手も座れるように端に少しだけ移動してクッションを置いて。この相手の姿を見れるのは自分だけ、ということに嬉しくなり、意味もなく微笑み
...そう?
(真剣にテレビを見る相手に微笑ましく思うも直ぐに此方を見る相手の視界には自分が映っている事に思わず微笑み返して。相手の姿を見ているのは自分だけ、と考えてしまえば独占欲が湧かない訳がなくて。「祐さん、こっち。」と片手でひらりひらりと手招きしてはソファで足を開いて座っている為に片方の手で自身の足の間を指差し、此処に座ってと要求している様で)
はい。なんか、いつもワックス使って整えられてますから。
(相手に呼ばれれば立ち上がって移動するが、着ぐるみ独特の股下が動き辛い作りになっていて、ちょこちょこと動き。“失礼します“といえば相手の足と足の間に座り、クッションを抱きかかえて。相手の行動の真意はわからないが、相手に包まれている感じがして幸せになり
それもそうか...。
(ちら、と自分の髪を流し見るも納得する程度で特に何も考えず、寧ろ素直に自分の元にやって来る相手に満足気に微笑んではそっと相手に緩く力をいれつつ抱き締めて。いい香りだな、なんて呑気な事を考えては「ん、祐さん抱き枕みたい。」とクスクス笑っては小さく呟き)
トピック検索 |