匿名です 2013-12-10 00:03:55 |
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誰が居てもびっくりします。
(“そうだよ“と素直に言ってしまいたいのに、年齢の差やまた相手に子供扱いされているのではないかという思いが邪魔をして素直に言えなくて。紅茶を淹れてきた相手に精神年齢の差を感じて唖然とするが入れてしまった以上残すわけにもいかなく、たくさん入れてしまった炭酸を飲みはじめて
ちぇ…。
(思った答えが返って来ない事に唇を尖らせてみるもやはり一筋縄ではいかない、と思う程度で諦めている訳でもなくて。「咽せない様にね?」炭酸を飲み始める相手にくすくすと笑っては紅茶片手に飲み乍ら其れを眺めて)
何をそんなに悔しがってるんですか。
(本当のことを言えなくて、一番悔しいのは自分なのにな、と自負すれば、唇を尖らせた相手に“それ、誘ってるようにしか見えないよ“と冗談で言って。精神年齢の差はキツい、と相手よりも年上のはずなのに焦ってしまい、店員がもってきたたらこスパゲッティーにも気づかず
…誘ってるって言ったら先生はどうしてくれんの?
(冗談混じりの其の言葉を”冗談”だとはわかっているもののついつい相手の反応が見たくなってしまってはゆるりと意味ありげに微笑んでは小首を傾げ。自分のサンドイッチも来たからか店員に軽く礼を言っては「ほら、先生。食べないの?」と目の前の食事に気付く素振りを見せない相手に軽く笑って)
…チューぐらいならいいですよ。
(そう言ったあと、“って言ったらどうしますか“と悪戯っぽく笑いながら相手を見つめて。所詮、人間は気持ちを押さえるなんてことは出来ない生き物なのだ。だったら冗談だと思われててもいいだろう、と。“い、いただきます“フォークを持ってそう言い、一口食べれば瞳を輝かせて“美味しい“と
…先生のキスはそんな簡単にいろんな人に振りまけるものなのか。
(へぇ、意外。といわんばかりに鼻で笑っては肩を竦めて。勿論そんな事で目の前の相手を嫌いになれる訳でもないのだがせめてもの嫌味にと。相手の明るくなった表情を見ては此方も嬉しくなったのか表情を和らげては「よかったね。」と美味しそうに食事を取る相手に声をかけ)
…真柴だから、だよ。
(出来るだけさりげなく、出来るだけ相手に聞こえないように呟けば、“オレは思ったことしか言わないし、やりいことしかやらないからね“と意味深な言葉を言って。適当に頼んだたらこスパゲッティーがこれほどまでに美味しかったのか、と感動すれば炭酸がなくなり
じゃあやりたいことやれば良いんじゃない?
(相手の発言は不意に耳について、其れでも相手が呟いたのだから聞かれたくないのだろうと考えては後者の言葉を優先することにして。コップが空になったのが分かれば立ち上がり、相手のコップを手に取れば「次は炭酸?それとも別の?」と穏やかに声をかけ)
まぁ、時と場合によるよ。一応、大人だし。
(“一応、大人だし。“と自分で言ったくせに自分が一番ダメージを受けたようで。相手とはたしかに年齢の差があるし、生徒と先生という立場がある。この状況でやりたいことしかやらない、というのは大人としてどうなのだろうと考えると行動にうつせなくて。“え、あ、オレ自分で……えと、同じの“相手の優しさが素直に嬉しく同じものを頼み
別に何もかも我慢する事が大人じゃないと俺は思うよ?
(何も無理に自分を抑える必要等無い、と言わんばかりにさらっと述べては何やら悩んでいる様子の相手を眺め乍ら自分の意見を述べてみて。「ん、じゃあ紅茶な?」自分と同じのと言えば紅茶で、答えてくれた相手ににっ、と明るく笑ってはドリンクバーへと歩き出して)
例えばの話、年齢とか地位とかの差がある恋ってどうかな…
(例えば、と話すことによって少し相手の反応を伺うことにする。否定されることを理解したうえで聞いているから、なにを言われても大丈夫だろう、と。次はオレがいれてあげよう、と決めれば、“ありがとう“と
…俺は良いと思うけど?
(実際目の前の相手にしている時点で肯定する理由もある挙げ句自分自身そう言ったものに対する偏見等も無い。其の為か相手からの質問にも平然と答えては何か気にしているのだろうか、と相手を見詰め。席へと戻ってくれば相手の目の前に紅茶の入ったカップを差し出して「おまたせ。」と)
…じゃあさ……ううん、なんでもないです。
(いいかけて止める。自分のこの気持ちはなんだろう、と考えてみても、答えなんてもう決まっていた。なのに気づかないふりをして、誤魔化していた。全部は自分と相手の年齢の差、先生と生徒という壁が邪魔をしてた。一度はいいかけた言葉を、静かに言った。“好きになってごめんなさい“と。ありがとうございます、と微笑んで紅茶を受けとり
……本気?嘘で言ったんなら流石の俺でも怒るよ?
(急に告げられた言葉に一瞬聞き間違えかと戸惑うものの其れは紛う事無き相手からの言葉。驚きに目見開くが先程の件もあってか確認する様に相手をじっと見詰めて。本当に其の言葉通りだったらどれだけ自分に取って嬉しいものか)
なんでオレが、そんな嘘つくんですか…
(相手が戸惑っているのがわかる。無理もないが、引かれただろうと考えると、言わなければ良かったな、そんな思いがかけめぐり。相手が見据える先に自分はどううつっているのだろう。怖くなって視線を外すが、“本当です“というと相手と視線を合わせ
…あー…、俺恰好悪…。
(信じられない、と言った意味で驚いた様子で相手の事を見ていればふとそんな疑心暗鬼になっている自分に思わず笑えて来ては片手で自分の顔を覆っては自嘲気味に笑って。少しすれば顔を上げ、ふっと表情を緩めてみては「…謝んないでよ、俺も先生の事好きなんだから。」と微笑んでみて)
え?
(引かれるだろう、嫌われるだろう、そう思っていたが、相手の思いがけない一言に拍子抜けしたように相手を見て。気持ち悪いと突き放されるのを覚悟していたからか、相手の“自分を好きだ“という言葉が頭から離れなくて
だから、俺は中崎さんのことそういう意味で好きなんだって。
(いまいち反応が返って来ずにぼーっとしている様子の相手に呆れ混じりに笑っては”先生”と言わず相手の苗字で呼びもう一度云い直して)
……ッ…
(瞳にはる水の膜がふえ、一度瞬きをすると涙が一筋の線を描いて頬をつたり。“好きだよ…“と涙声で相手に伝えればもう地位も年齢も関係ないんだ、と
ちょっ、泣かないでよ…。
(相手の涙が流れた事に若干動揺を露にし、困った様に眉を下げては座っていた席から少し身を乗り出し、相手の頬へと手を伸ばしては指先で相手の涙を拭い取り「…俺が苛めてるみたいじゃん?」と冗談っぽく笑ってみせて)
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