匿名です 2013-12-10 00:03:55 |
通報 |
俊汰のものにしてください、全部。
(どこでこんなセリフを覚えてきたんだろう、と自分でも笑ってしまうくらいの言葉で。“ん…ッ“と、相手の唇を感じれば、目を軽くとじて相手を受け入れて
…誘ってる風にしか聞こえないよ、それ。
(純粋無垢な相手故に其の言葉の意味を理解しているのか呆れそうになってしまう為思わず苦笑を零し、相手をぎゅっと抱き締めて。「んっ…、は。…風呂場だからか熱いな。」相手の唇舐めとったり軽く吸ったりすると或る程度してから至近距離の侭相手に話して)
別に誘ったわけじゃ…!
(やはり意味なんて知らないまま言っていたため、相手の解釈が正しいだろうと手を振りながら上記を述べれば相手の背中に腕を回し。「ふ、ぁッ…」と息を洩らしては、近い距離で話しかけられ、顔を赤くしながら「そろそろ出ますか?」と
無自覚天然は怖いよ、ほんと。
(意味も知らぬまま此方に言っていた相手に溜息混じりに微笑んでは抱き締めたまま相手に擦り寄って。「出よっか。…祐がのぼせちゃう前に。」と赤い相手の頬にちゅ、と態と音立てて口付けると相手横抱きにして浴槽から立ち上がって)
調べようとはしたんですよ?
(“無自覚天然“と称されるのは初めてだが、天然とはよく言われるので、自分の中のマニュアルにある言葉を述べて。「わッ…オレ、一人で歩けます」と、まるで女の子のような扱いをする相手に言えば、「重いだろうし、無理しないでください」と
調べた結果は?
(調べる程の物でもないのだが思わず聞いてみたくなってしまうと相手に不思議そうに問い掛け。「えー?折角俺が丸ごと着替えさせてあげようかと思ってたのに。」と大袈裟に残念そうに告げては抱き上げたままの相手の首筋に軽く唇押し当て)
えと、その…わ、忘れました。
(最後になるにつれて、だんだんと声は小さく、弱々しくなっていけば、誤魔化すように苦笑して。「い、いいですよ!着替えぐらいでしますから!」と遠慮(?)していると首筋に相手の唇の感触を感じ、腰が跳ねると同時に抱き付いて
…本当に?
(動揺見せる相手が本当に真意を知らないのだろうか、と疑う様にじぃーっと相手の顔見詰めて。「残念。…ふふ、驚いた?」着せ替え人形状態の相手想像し楽しくなるも自分が口付けたのに此方に抱き着いて来る相手にクスクスと笑っては余り苛めるのも悪いだろうと素直に脱衣所まで移動すると床の上に下ろしてやり)
本当に!
(相手を伺うように見ては、やはり隠すことは出来なかったのか“…小説に書いてあったセリフを引用しました“と。“驚いた何てものじゃないですよ“と言っては熱くなった身体が足裏から冷えていくような感覚がして、“床って気持ちいいですね“なんて言って
…なんて小説読んでるんだよ…。
(思わず呆れてしまいそうになる言葉に瞼の上に手の平当てて溜め息ついて。「驚かせたかったのも有るし、衝動的にしたくなったんだもん。…そう?ほら、湯冷めしないうちに。」くすくすと楽し気に笑っては何時迄も立っている相手に頭からバスタオルかけてやり)
オレが選んだ小説じゃなくて、2年の高沢くんに薦められたんです。
(国語を教えているからか、読書家の生徒からは頻繁に本を薦められることがあって。学校のイメージから、本なんて読まなそうな印象だが、意外と読んでいる生徒が多くてビックリした、と言って。頭に被されたタオルを受け取り、“ありがとうございます“と笑っては身体をふきはじめて早々と着替え
…ふーん…、どんな本?
(相手が他の男子の名前上げるのが気に食わないのかむっとしつつ相手の台詞の元となった小説は何なのだろう、と物問いた気な目つきで。自分も自分の分のバスタオルとって身体拭いて行っては「…あ、寝る前に何か飲む?一応お酒も有るけど。」と前回相手の家に泊まった時の事思い出し着替えながら問い掛け)
ふがいない僕は空をみる、っていう感動するけどR-18の小説です。
(自分も読むまではわからなかったが、途中から、やはりそういった表現のある本で。しかし、その時は感動したのだろう、学校の図書室にもおいてほしいと懇願した覚えがあり。“お酒をいただいてもいいですか?“、なければコンビニに買いに行こうと思っていたが、相手の気遣いに甘えて上記を述べては“あの“パジャマ兼、着ぐるみを着て
…なるほどね、…で、意味は理解出来た?
(やっぱりそう言う表現付きか、と些か納得気味に頷いては先程意味が分かっていなかった様子の相手ににやにやと笑いながら顔覗き込んで。「ん、…それなりに大人っぽい格好して買って来たけど、俺は飲まないから。」と自分で買って来た事明かしては相手のパジャマに小さく笑い)
いえ、全く。
(そこまで言ってもシラを切ろうとしては、どうにか話題をそらそうと、“俊汰のクラスの金髪の人にも変な本薦められましたよ“と苦笑ぎみに言っては前髪を横に流して。相手が自分で買ってきたことを知ればびっくりしたように目を見開き、“オレなんて、身分証明書……“と呟くと、“俊汰も飲みましょう“と教師らしからぬ発言をし
…ふーん。
(そう言う題材の本読んでる段階で此方を誘っているのは見え見えで、不意に言われた言葉にぴくりと反応すると眉間に皺寄せ「…どんな?」と若干声のトーン下がり気味に問い掛け。吃驚した様にこちらを見ている相手に楽し気な表情すると不意に言われた言葉に今度は此方が驚き、「…祐って教師だよね、仮にも。」と呆れた様に)
読むまでは内容とか知らなかったんです!
(それは事実なので、手を振りながら否定しては、相手の様子が目に見えて変わったので“変なっていっても怖い感じの…アリス殺人事件っていう小説ですよ“と説明して。ふと思いついたのか、悪戯に笑っては、“口うつしなんてどうですか“と提案してみて
…今は、分かるんでしょ?
(慌てて否定する相手の言葉にくすくすと笑っては相手の様子に軽く頷くも「大丈夫?怖いのとか。」と少しばかり心配した様に問い掛け。見当違いな答えに仕方なさそうに笑っては、「…分かった、じゃあ俺が全部口移しで祐に飲ませてあげるから、…覚悟しといて。」と意味有りげに笑うと相手の手掴んで浴室から出て)
え、あ、え…は、はい。
(いさぎよく認めれば困ったように笑って、相手の問いかけに“あ、文章なら結構平気ですよ“と自信ありげに答えて。“え、はい?全部?“と理解出来ないまま相手に手を掴まれてはついていく形になって
R18か、…まあ祐はそうなったら組み敷かれる側だろうけどね。
(困った様に笑う相手揶揄う様に告げては、相手の問い掛けに少し安堵した様に頷き。「そ、俺は飲まないけど、全部祐に口移しで飲ませてあげる。」と繰り返す様にもう一度告げながら歩いて行くとリビング迄戻り、相手をソファに座らせて自分は酒を取りにキッチンヘ歩いて)
トピック検索 |