匿名です 2013-12-10 00:03:55 |
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最近、やっと免許とれたんですよ。
(指摘されては思い出したかのように呟くと、“バイクはすぐとれたんですけど…車はちょっと、相性が“と苦笑しながら言う。“抜けてませんよ、ちゃんと詰まってますから“と頬に空気を溜めてみせては息苦しくなったのは吹き出して
じゃあ尚更ちゃんと運転しなよ。
(前髪で覆い隠そうとする相手に呆れた様に苦笑しては外したピンを右手からさりげなく抜き取ると相手の運転に影響が出ない様素早く前髪を押さえて。「はいはい。」子供らしい仕草に軽く吹き出してはいなす様にへらりと笑って)
車は嫌いです…。
(前髪を押さえてくれる相手に、“手、疲れちゃいますから、離して大丈夫ですよ?“と相手の負担にならないように言うと、“いい加減前髪切ります“と堪忍したように言って。“だいたい、俊汰はあざといし、かっこ可愛いですし、なんなんですか“とどさくさに紛れて呟き
何それ、…わかってるよ。
(車嫌いなのに運転してる相手に小さく笑っては相手の右手から抜き取ってピンで前髪を留めてやり、「短くした祐さん、楽しみにしてる。」と微笑んで。「かっこ可愛い…、うーん、複雑。」かっこいいだけならいいのに、と残念がってみせて)
バイクで学校来たいです。
(バイクだったら、と幾度となく感じており、校長にも話したのだが認められなくて、それ以降自分の中で、“校長=禿げちゃびん“というなんとも捻りようのないアダ名をつけたようで。“いや、楽しみにしなくていいですよ“と。“可愛いです。たまにだけど“と言うと相手の家についたようで。
教育上良くないんじゃない?
(自分もそう言う乗り物は好きだが大凡教師が乗る物ではないだろうと苦笑を零し。「…はーい。ほら、着いた着いたっと。」認めないよりは認めておいた方がいいだろうと素直に返事してみせれば見えた自分の家を指差し、相手が駐車してから降りて)
そうかもしれませんけど……あの禿げちゃびんめ…
(ぶつぶつと校長に対する不満をぶつけては、なにかを思い出したように、“前髪をピンでとめるのもダメなんですって“と唇を尖らせて言って。“車、ここでいいんですか?“と問い掛けると、“両親は居ないって言ってたけど、もし帰ってきたらヤバイかな“と考えては“近くの駐車場にとめましょうか?“と
こーら。
(急にぶつぶつと呟く相手を注意する様な口調だがクスクスと笑っており、「そうなのか?じゃあ切るしかないな。」と肩を竦ませ。「いいよ、明日の夜迄帰れないって二人とも言ってたし。」慣れているのか平然と言ってのければ相手を手招きしつつ自分の家の玄関の方へと向かって。)
教頭までは話が順調に進んでたんですよ?
(なんでも、教頭、生活主任、学年主任まではうまく話が通ったのだが、校長で跳ね返されたという苦い経験で。前髪を切らなくては怒られるし、相手にそう言われたら切るしかなくなり、“絶対変になります…盛大に笑ってください“と。慣れたような相手の口調に、“慣れてるんですか?“と不本意ながらも問い掛けて、自分の荷物を持ち相手の後をつけて
よしよし…、大変だったね…。
(落ち着かなさそうな相手をあやす様にゆっくりと髪を撫でては怒っている姿も子供にしか見えず、「大丈夫、笑わないから。」と相手の髪を切った姿を楽しみにすることにして。問い掛けられれば首だけ後を振り返り、困った様に微笑んでは「まぁ、昔から共働きだったからね。」と肩を竦めては玄関迄行くと鍵を開け、荷物を持っている相手を先に通す様に扉を支えて)
交通費だってたかがしれてるし…
(相手に撫でられて怒りがおさまったのか、上記を最後に校長に対する不満を溢すことはなくなり、“本当ですよ?何があっても絶対笑わないでくださいね?“と念をおすように相手に言えば、“あんまり期待はしないでください“と。“…寂しかったら、オレが傍に居ます。いつでも呼んでください“、昔から共働きだった、という相手に上記をのべれば、“すいません、お邪魔します“と中にはいり
そうだよねぇ…。
(不貞腐れた子供の様に文句たらたらな相手の言葉を聞きうんうん、と頷いては「分かってるって。」と疑って掛かる相手を落ち着かせる様に言って。「…ありがと、祐さん。」唐突な言葉に少し驚いた様な表情を浮かべてはそんなことを言ってくれる相手を愛おしげに見詰めては礼を言い、「どうぞどうぞー。適当に荷物置いていいよー。」と楽しげに相手を中に入れては自分も入り、扉を閉めて)
歩いていけなくもない…
(実際昔は、もう少し遠い所から、徒歩で通っていたのだから、歩いていけない距離ではない。しかし、朝が苦手な自分にとって、早起きするのは無理難題、偏差値の低い人が東大を目指すようなもので。“その為にオレが居るんですから、寂しい思いはさせません“と笑いかけ。相手の家、というだけで緊張してしまい、“あ、は、は、は、はい“と歯切れの悪い返事をすれば、荷物を隅の方に置いて
俺が車運転出来る年齢になったら車で送り迎えして上げる。
(ずっと悩んだ様にしょぼくれている相手に仕方なさそうに肩を竦めては相手の顔を覗き込み、卒業しても相手が此の学校に勤務するのなら迎えに行ってあげよう、と明るく笑ってみせて。「…あー、全く。可愛い事言ってくれるよな。」相手の言葉に照れ臭そうに頬を掻いてはへらりと笑い、緊張気味の相手に微笑ましそうに笑みを浮かべつつ近寄っては後から唐突に抱き締めて「…緊張してんの?」とそっと相手の耳許に囁きかけて)
それは嬉しいです、ありがとうございます。
(相手が送り迎えをしてくれるなんて、願ったり叶ったりだ、と嬉しそうに笑えば、“いつか一緒に暮らしたいです“なんて言ってみて、相手の反応を伺ってみて。“だがら、可愛いくなんかないですから!当然のことをいったまでです。“と相手の顔を見つめてはそう言って、“俊汰が悲しかったらオレも悲しいんですよ。月並みな言葉ですけど“と。“っ…!!だから、緊張してるのにそんなことしなくてもっ…“と耳を押さえながら顔を赤くし
そうだよな…、同棲したらずっと二人で居れるもんな。
(嬉しそうな表情に胸を高鳴らすもいっその事同棲してしまえば普通に一緒に居られる訳で、此方を伺う相手ににこ、と笑ってみせて。「…俺も、祐さんが悲しかったら嫌だし。」と相手の言葉に驚くもふわりと笑って同意を示して。「だって、今ここに二人っきりじゃん?今日全然祐さんと会えなかったし、充電。」と茶目っ気混じりに笑って返せば耳を押さえる手を掴んでやんわりと外させ、相手の耳にふ、と息を吹きかけて)
幸せですね、それ。
(相手とずっと一緒に居られるなんて、幸せ以外の何者でもない。そう感じたことは、恥ずかしくて相手には言えないが、ただ一言、“幸せだ“と溢して。“んで、嬉しかったら嬉しいです“とありきたりだが、一番真意のある、意味の深い言葉を言ってみて。“確かに授業ありませんでしたけど“と言えば、相手のことを盗み見て、耳に息がかかると、“ふぁっ“と
良いなぁ、…けど卒業するのも惜しいしな。
(同棲するのはいいのだが卒業するのも相手と昼間居られなくなる物であり考えように寄っては勿体ない事で困った様に笑って。「…確かに。」相手の言った言葉にうんうん、と頷いて。「…祐さん、其の声可愛い。」不意に聞こえた相手の上擦った声にくす、と微笑んでは悪戯っぽく口角を上げ相手の耳をぺろ、と舐めて)
卒業しないでください…。
(自分が昼間、相手に会えなくなってしまうなんて考えたくなくて、寂しくて上記を述べれば、“オレも一緒に卒業します“と。“古典だったら、“月が綺麗ですね“って言うんですよね“とならではのことを言えば、“可愛くないです“と震える声で言うと、耳に舌の感触を感じて、思わず甘ったるい声をあげてしまい、“もう止めてくださいっ“と
え、俺に留年しろっていうの?
(自分も寂しいが現実は無理だと分かっている為に困った様に微笑んでは「…祐さんの仕事は教師でしょ。」と寂しそうに述べる相手を慰める様に頭をぽんぽんと撫でて。「…夏目漱石って現代文学じゃなかったっけ?」と不思議そうに首傾げて。甘ったるい其の声にきゅんと来ては「…そうだよね、楽しみは後にとっとかないと。」と相手の耳に音を立てる様に口付けては相手を抱き締めていた手を離して)
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