匿名です 2013-12-10 00:03:55 |
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この前の授業中も冷や汗タラタラだっただろ?
(以前、授業中に相手に視線を向けたら配布されたプリントを前に呆然としていたことを思い出し、これは相手から一手取ったのでは、と勝ち気な気持ちでいて。自分は古文が得意なので、難しい問題で相手を困らせてやろうとニヤニヤして。“大丈夫って言ってるじゃないですか“と恥ずかしさから声が裏返り、“はず…“と頬に添えられた手に自分の手を重ねて
嗚呼うん、勉強してなかった。
(”以前”というのは前回勉強していなかった奴の事だろうか、と思い出してはあっさりと困惑していた事を明かして。さらりと上記を述べてはいつ迄経ってもニヤニヤしている相手に呆れた様に静かに肩を竦めて。「先生の頬あっつー…。…俺の手つめたくね?」と頬が赤い所為なのか熱い相手に対し手を重ねる相手ににっ、と笑って)
つまりそれは、勉強してたら出来るんだぜ、っていう感じですか?
(相手を挑発してしまったことに今更ながら後悔の色を全体的に出してきて、これはヤバイ、と思うが後の祭り、なるようにしかならない状況で。“真柴の手、冷たい“と小さく言えば冷たいその手を小柄な手でそっと握り
だって毎日って疲れるけど…、今回は先生の御褒美がかかってるし?
(実際本音ではある上に相手が其れを承諾したのであれば頑張らない訳にはいかない、と緩くも見える其の笑顔は既に決心している様子。「俺冷え性だからね。…けど先生の熱い頬にはちょうど良くない?」と此方の手を握る相手を見つめては先程迄とは違いからかいの色も無く穏やかに微笑んで)
一日ってことは休日ですよね…?
(相手と一日過ごすことを考えると身体的にも精神的にも自分が耐えられるかわからないが、約束してしまった以上、相手が満点を取ったら無駄な抵抗はせずに言うことをきこう、と心に決めて。微笑んだ相手に、胸に何かが引っ掛かる感覚を覚えて、“確かに、気持ちいいたと誤魔化すように、なにかを否定するように言って
んー?俺は学校で他の連中に自慢してもいいけど?
(休日に独り占めするのも悪くないし、他の生徒の目の前で先生を独占するのも悪くないだろうと考えては「ま、そんときは選ばしてあげる。」と不安がる相手を態とらしくも笑顔で告げて。「そ、よかった。」再度其の侭相手の頬を上下に優しく撫でては何も無い相手に安心した様子 )
自慢するようなことじゃないと思うけど…
(他の生徒の前で相手に一人占めということは、授業中は離れているということ。丸一日過ごすことと、授業を抜けば役半日、明らかに後者のが自分にとっては都合がいいが、何故か“真柴と一緒に居たい“と思ってしまい。撫でられた頬が更に熱くなるのを感じれば、“子供扱いすんな“と
生徒に独り占めされてる先生って面白くない?
(クス、と笑う其の様は既に満点を狙う気満々と言った様子。その言葉の裏には”先生を独り占めしているのは自分”と周りに見せるのも悪くないという明らかなる独占欲も含まれていて。しかし相手と休日一日中いるのも良い為に結局其処は相手に任せようとしている様で。「子供相手にこんなこと、しないんだけどなぁ…。」照れた様に此方に怒る相手に小さく笑えば意味を含んだ言葉を呟き、そっと手を離して)
オレは面白くないよ、まったく…
(溜め息混じりにそう言えば、相手が満点をとれないくらい難しい問題を作ればいいんだ、と単純な思考で考えると“満点とれたらの話だもんね!“と何故か余裕の笑みを溢して。“何ですか、それ。どうゆうこと?“と意味深な言葉をこぼした相手に問いかけて
楽しみ楽しみ…。
(余裕の笑みを零す相手を微笑ましげに見詰めては早くその日になり点数の採点も終わらないだろうか、と期待している様で思わず上記を呟いて。「…先生国語教師なのに考え浅過ぎ。」と己の意図を理解しきれていない相手に態とらしく溜息を吐いて)
と、とにかく!もう今日は下校時刻だから、帰る帰る!
(本題に気付きハッとすれば、もう下校時刻はとうに過ぎていて校舎に残っていた先生も残りわずかになっていた。“お家の人が心配しますよ“と。“考えましたけど、真柴の思考はいまいちよく掴めません“と苦笑して
はーい。またね、先生。
(そういえばそんな時間か、と本人的には大して気にもしていない様で相手と入れなくなる事に物寂しく思っては肩を竦め、”また”と言う言葉を言えばゆるく微笑み。「結構分かり易いと思うんだけどなぁ。」他の人間ならわかる言葉だと思っていた所為か相手は鈍いのだろうか、という疑問を募らせて)
……。
(外は暗い。いくら男子とはいえ、一人で帰らせるのは少し抵抗があり、相手の腕をつかめば、“送ります…“と小さく呟き目線を逸らして。わかりやすい、と自負する相手に、“は?どこが?“という目線を向ければ、“オレの勉強不足ですね、すいませんでした“と肩を竦めて謝り
…は?
(急に腕を掴まれては告げられる言葉に素っ頓狂な声を上げては驚いた様に相手を見詰めて。自負する訳ではないが学校柄か自己防衛は一般男子より優れているつもりだったが、急に心配されては不思議そうに相手を見て。「…先生素直だな。変なの。」唐突にしおらしく謝りだす相手に思わず吹き出してはけらけらと笑って)
一回で聞いてくださいよ、バカ。
(男子生徒だが、学校外で問題を起こされては困るし、後々の処理も面倒だ。女子生徒なら心配だから、という理由で片付けられるが、相手は男子。適当に理由をつけては、“だから、送ります“と車の鍵を出しながら相手を見つめて。“たまには素直なとこ出してかないとね“と意味のわからない理由で
……嗚呼、うん。
(いきなり過ぎる発言で思わずからかう事も無く普通に頷いては相手が車の鍵を出す仕草を自然と見ていて
。何故送られるのか分からない為に僅かに呆然としては不思議そうに首を傾げて。「やっぱ変なの。」其の理由に尚更笑みを深めて)
…一応心配してやってんですからね…!
(相手がわかってくれないことに焦れてしまい上記を述べれば早足で駐車場まで歩を進めれば、自分は全く防寒していないことに気付くが相手を送るのが最優先だろうと車に乗り込んで、助手席を軽く叩き、“こっち“と。“変だと思うから変なんですよ“と子供のような決まり文句を言うと“変じゃないですし“。
…先生、変わってる。
(早々に自分から離れる相手に漸く小さく笑えば上記を呟き、相手に誘われる侭に足早に相手の車へと赴き。叩いていた助手席へと乗り込んで相手を見れば何処か寒そうな格好をしており、思わず自分の首元に巻いていたマフラーを外しては相手の首にやんわりと掛けて「温まる迄の間貸しといてあげる。」と悪戯っぽく笑って。「うーん…、思考回路が変わってんのかなぁ…」と相手の発言を流しては独り言の様に呟いて)
また子供扱いですか…
(相手なりの優しさだろう、しかし悪戯っぽい笑みと共に行われた動作では自分が子供扱いされている気がして。だが、寒いという事実には逆らえずに、“かりてあげます“と呟けばそのあとに“ありがとうございます“とボソッと言い、以前見回りで通ったことのある相手の家へ向かって。“誰が?真柴が?だったらそうとう変わってますよ“と真剣に言って
だから違うって。
(今回のは只単に寒そうだったからなのだが誤解しているような相手の反応に小さく笑っては緩く首を振り「どーいたしまして。」と相手の御礼に対して告げ。真っ直ぐ自分の家へと向かって運転する相手の横顔をぼんやりと見詰めて。「…だとしたら先生もだけどな。」自分が変わっているという自覚はあるものの相手の自覚の無さに呆れ混じりに呟き)
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