匿名です 2013-12-10 00:03:55 |
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うるさい兄さんですよ、あはは…
(思い出したのか乾いた笑いを溢せばやっとジャージを見つけたらしく、安堵の表情を見せて振り替えれば自分の卒業アルバムを片手に壁にもたれかかる相手がいて。“なな、な、な、なにしてんですか“と相手に近付き“見てないですよね“と。“俊汰以外は撫でる気ありません“と。
いいじゃん、俺一人っ子だったし。
(本を流し見ながら返事するも本心はきちんとこもっており、相手が此方に近づいてくるのが分かったのか顔を上げては「今ばっちり見てる。…なんなら携帯に写真でも収めとこっかな。」等とにやける手元には相手の学生時代の写真が丁度乗ってるページで)
いや、喧嘩ばっかりだよ…
(自分は兄と年齢が近いせいか喧嘩ばかりしていた記憶があり、むしろ喧嘩をしなかった日はないくらいで、一人っ子の相手が羨ましく思い。自分の写真が載っているページが開かれているので、“ちょまじ、ね、ね!?“と焦った表情で必死に手で自分の写真を隠せば、“ダメだって、本当に!くそみたいだから!!“と。隠す理由はただ一つ、“皆より幼く見えるから“。
だって俺喧嘩する相手も居なかったし。
(相手の話を聞いていると思う所もいっぱいあったのか、相手の話を聞きながら楽しそうな笑みを浮かべて。「もう見ちゃった。…可愛いなぁ、祐さん。」ページを開いているという事は既に見てしまった様で、慌てて隠す相手にくつくつと喉奥で笑いを漏らせば今もなお可愛らしい相手に感心すらする様で)
そのぶん、今謳歌してるでしょ?
(相手の性格上、頻繁に喧嘩するタイプではないと思うが学校が学校なため、上記を述べれば苦笑して。“可愛くない…!本当にコンプレックスなんですから!“学生時代、何度となくからかわれたせいか、どの写真でも薄ら笑いかしかめっ面でうつっていて、唯一笑っているのは個人写真ぐらいで。
…まぁね。でも其れとこれとは話が別じゃない?
(確かに喧嘩は弱い訳では無いが自分の言いたいのは兄弟が居る方が賑やかだという事であるため相手の言葉に少し拗ねた様な表情を見せ。「大丈夫だって、…どれも祐さんでしょ。」相手の愛想の無い顔は分かってる為に其れでも慌てる相手を宥めようと相手の頭をよしよし、と撫でて)
まぁ、そうかもですけど…
(確かに兄弟がいると賑やかだが、何をするにも比較されるのは、気持ち的には落ち込むし、兄は自分とは違い童顔じゃないため怨めしく思っていて。“だから、撫でたら縮むから…“ムスッとしながら言うがどこか嬉しそうな様子。ハッとすれば“もう、早く寝ますよっ“と卒業アルバムを奪いとり、しまって
…一人っ子は一人だから嫌だったなぁ。
(納得いっていない相手にクス、と笑っては幼い頃を思い出す様に目を細めながら小さく呟いて。奪い取られては仕方ない、と肩を竦めては立ち上がり「分かったから怒らないで。」と笑いながらアルバムを仕舞う相手を後ろから柔らかく抱き締め)
なるほどね、そこは嫌かも…
(自分が一人で居ることがあまり好きじゃないためか、嫌かもしれない、と言葉を溢せば''俊汰は一人っ子って感じしない''と。抱きしめられては''怒ってません''と言い、後ろから伸びる相手の手に自分のそれを重ねて
でしょ?
(相手の言葉に同意しては不思議そうに「そうかな?…おにーさん。」ふと思いついた様に口角を上げれば茶目っ気たっぷりに相手の微笑みかけ。「…折角祐さんの学生時代の写真だったのに、もったいない。」とクスクスと笑えば抱き締めた侭囁いて)
杞憂はちょっと、変わってるから嫌いです。
(杞憂、とは兄のようで自分のように性格が歪んでいて、その上、一歩歩けば思考が変わるような気分屋で振り回された経験が幾度となくあって。“もったいなくないです。こっちはもうあんな写真燃やしたいですたと苦笑しながら相手に向かって述べ
ふふ、じゃあ俺祐さんがお兄さんだったら良かったのに。
(不機嫌気味の相手に微笑みかけてはそんな事を呟くも、恐らく兄でも好きになっただろうなぁ、等と内心で考えて。「…今度祐さんが居ない時にでも見とこ。」燃やしたい、と述べる相手に小さく呟いては相手の頭頂部に顔を寄せてから手を離し、一緒に寝ようと言っていた相手を促す様に手を引っ張ってベットの方へと移動し)
オレがお兄さんだったら大変だよ、きっと。
(相手の兄だとして、自分はわりとワガママなところがあるので、きっと相手は苦労するだろうなぁと苦笑して。“ダメです。見ないでください“と釘を指せば相手に手を引かれてベットへ移動。枕がないことに気づけばクッションをクローゼットから出して
…今恋人なのに?
(兄ですら苦労すると苦笑いを浮かべる相手に悪戯っぽく口角を上げればぐっと顔を近づけてみせ。「はーい。…本当に一緒に寝ていいの?」小さく笑うも大して本気にしておらず、相手がクッションを出しているのを見ながら自分はベットの縁に腰掛け)
…チューしますよ、そんなに近付けたら。
(相手の顔が近付けば頬を赤くしてそう述べ。確かに、相手は恋人だ。これから自分のワガママで相手を困らしてしまうかもしれないと思い、なるべく自己規制しようと心掛け。“うん。寒いし…あ、朝ごはんどうしますか?オレは食べないタイプなんだけど…“
残念、祐さんからのキスは御褒美だから後に取っとかないと。
(明日の約束もあるからか顔赤くしている相手に自らそっと口付けては上唇を少しばかり舐めては唇を離して。「俺も別に要らないかなー、珈琲とか一杯飲めばいい方。…酔っぱらいさん、寝ないの?」明日の事を考え乍述べるも此方に来ない相手に小さく笑えば相手に向かって両手を伸ばし)
条件が守れたら、ですけどね。
(皮肉っぽく言うと、相手からのキス。何回かキスをしているのに、未だに慣れないこの感覚が愛しくて。“酔っぱらってません!もう忘れかけてたのに…もうふて寝してやりますよ“と述べれば相手の腕の中に飛び込み
大丈夫だって、祐さんこそイメトレしといたら?
(少し距離を置いてはされるだけで力の抜けていた相手に意地悪くも口角を上げては揶揄う口調で述べ。相手を抱きとめ其の侭ベットに寝転がる様に身を倒しては「そっかそっか、…じゃあ一緒に寝ちゃおっか。」幼い子供を宥める様に微笑みながら告げては相手にもきちんと布団をかけてやり、布団の上からあやす様にポンポンと軽く叩いて)
イメトレすると逆に緊張しちゃうの。
(学生時代、学園祭でやる劇のイメトレをしたら逆に緊張し、本番では見事に台詞を忘れるという思い出があり、それ以来イメトレはしていないようで。“子供扱いしないでよ“と言うと近くにあった抱き枕を抱きしめ、前髪につけていたピンを外せば前髪に目が隠れて
イメトレしなくても、緊張すると思うけど。
(多分相手から舌を絡める様にキスをする等緊張しない訳が無いだろうと思ってはクツクツと喉奥で笑って。「お互い様でしょ、其れは。」隠れてしまわぬ様指先で相手の前髪を撫でて整えれば顔を近づけ、相手の額に口付け)
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