常連 No.368 2013-12-05 21:08:37 |
通報 |
…………
(しばらく教室にいるも何もやることが無く“今の寒い時期に屋上行く人はおそらくいないだろう”ゆっくり立ち上がり廊下へ出て屋上に続く階段を上っていき
……やっぱり、少し寒い。
(屋上へと出れば、やはり肌寒く、体を抱えるようにして腕を擦り。貯水槽の近くにある段になっているスペースに腰を下ろし、膝掛けを掛けて本を開き読み始め
……………
(屋上につけば貯水槽の近くの段のスペースに腰掛けて本を読む相手の姿を“外寒いのに此処で本読んでる”と内心驚きながら見て“邪魔かな”と思い相手の目の前を通りすぎて
…………ぁ、……
(読書も一区切り付いたところで休憩がてら顔を上げれば、目の前を通る男子の姿。今読んでいる恋愛小説のせいか、まるで王子様の様に輝いて見え、思わず目で追い掛けてしまい
………………
(相手に目で追い掛けられてるとは知らず相手から少し離れたところで立ち止まり“まだ本読んでるのかな”と内心思いどうしても気になってしまったのか先程本を読んでいた相手のほうを見て
(すんません…寝落ちしました
! ……ぁ、 …あの! どちら様ですか?!
(相手が振り返れば目が合い、ドキリと目を見開いて。何か話し掛けなくてはと咄嗟に思い、バッと立ち上がり、膝掛けが落ちたことにも気付かずに、おかしな問いを投げ掛けて
(/大丈夫ですよー!
…………………え?
(相手と目が合い相手の質問に一瞬キョトンと目を見開いて“どちら様ですかって……この子何年だよ!!”と思いながら「………えっと…鈴木亜廉だけど…」ととりあえず自分の名前を言いキョトンとしたまま「…………君は?」と首傾げて聞いてみて
(ありがとうございやす!!
………ぁ、すいません。 ありがとうございます。
(相手が言葉を交わしてくれたことで少し冷静さを取り戻し、足元の膝掛けを拾いながら答えてくれたことにお礼を言って。再び顔を上げれば、「…私は、一年の雛森結花です。」と流れ落ちた髪を片耳に掛けながら、相手を見て緊張したように微笑んで
……………あ、いえ…
(相手の名前を聞けば「…………1年!?」と驚いたように言い相手をマジマジとガン見して緊張したように微笑んでる相手に「…………まぁ緊張すんなって」と相手の肩ポンポンと軽く叩きながらニッと笑って言い
ぁ、…はい。 …一年に見えませんか?
(叩かれた肩へと視線を向けてから、相手の顔へと視線を移していき、一年ということに驚いていた相手へ問い掛けつつ、目が合っていることに僅かに頬を赤らめて
……………俺と同学年かと思った
(いまだに信じられないと言うように相手をジーーッと見て上記言い相手の頬が僅かに赤くなってるのに気付き「…………熱あるのか?」と聞きながら相手のおでこに自分の手を当てて
ぇ、…赤いですか?
(気持ちが高揚していたが、顔に出ているとは思っておらず額に手を当てられれば、てて両手で頬を包んで確認し。その格好のまま相手を見上げ、「一年じゃないってことは…先輩、ですよね?」と
………………うん
(相手のおでこから手を離して頷き。見上げられて「…………まぁ別にそんな変わりないけど俺は2年だよ」手で2を作って言い
(てては除外ですね!わかりました!
……二年生、ですか。 ……、ぁ。
(両手で自分の頬を包んだまま、ボーッと相手を見上げて呟くも、額に触れられていたことに今更気付き、両手を額へと移して其処を押さえ、更に赤くなり
………………さっきより赤いけど…大丈夫か?
(相手が更に赤くなったのでかなり心配をして上記を述べて“もしも熱あったら大変だ”と思い「……………保健室行くか?」と首傾げて聞いてみて
(買い物行ってくるので落ちますね!夜また来ます!
…いえ、大丈夫です。
(保健室へと言われるも、顔が赤いのは体調不良のせいではないことは自分がよく分かっているので、少し慌て気味に横に首を振り。はたと思い、ポケットから携帯を取り出して時間を見れば、昼休みが終わる頃で
(/自分もまた夜に来ますねー!
………………そっか
(少し心配そうに首を傾げて相手を見るが“相手が大丈夫と言ってるんだから大丈夫か”と思い。「…………あ…そろそろ昼休み終わるのか」と腕時計を見ては呟いて
(遅くなりました…
…そうですね…、 あの、…では、失礼します。
(携帯はポケットにしまい、相手の顔から視線を外せずに見つめたまま、手元の膝掛けと本を胸元に手繰り寄せて抱え。ペコリと頭を下げれば耳の赤みがまだ引かないまま屋上の出入口へと向かい
(/すみません! 私も寝落ちてました…。
(/来られないようなら、このまま沈めますね。 削除依頼は一応出しましたが、対応して頂けてないようです…。では、お相手ありがとうございました!
トピック検索 |