柊このは 2013-12-04 00:44:27 |
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うにゃ?…って、え?(相手の言葉に振り向くと自分の髪が目に入り、「ええと…人間になってます?」と状況の読み込めない表情で相手に逆に尋ね)
いや、人間になってるもなにもお前はどっからどう見ても人間だろ(相手の問いに意味がわからないような表情で言い「それよりお前は誰なんだ?何処から入ってきた?」と再度問い
は?お前なに言ってるんだ?(更に相手が訳のわからないことを言ったので益々意味がわからなくなり「そういえばお前、あの猫と同じ目の色だな」と特徴的だった猫の目と同じ色をしている相手を見て見つめ
猫が人間に?(現実では有り得ないことを言われ困惑するも、現に猫と同じ目の色をした女性が目の前にいるのでそうなんだろうと思い「しっかし、猫が人間にねぇ」と唸り
家系、ね(初めて聞いた話を聞き確かに不思議だなと思い「とりあえず何か食うか?」とお腹が空いていたことを思いだしどのみち話が長くなりそうなので先に腹ごしらえをしようと思い
拾ったのは俺だし責任があるからな
別に良いぞ(暖房をつけることを忘れていたのでつけながら言い「簡単な物しか作れないが良いか?」と聞き
ふーん…?…ありがと(相手の言葉にその場で丸くなったまま聞こえるか聞こえないか程度の声で礼を言い。「手伝うよ?」と立ち上がって)
あぁ助かる(用意をしようと思い台所へ行くも何かを思いだしかのように相手のところへ行き「そういえばお前ずっと外にいたのか?」と気になったので問い
え?うん、そうだよ。行くとこなかったしね(相手の質問に頷きながら答え。「人間になれるって言っても普段は猫だもん、野良猫」と苦笑し)
成程ね、だから冷えきってたのか(と少し考える素振りを見せ「とりあえず風呂入ってこいよ、暖房つけてるけどそのままじゃ風邪引くだろ」と言い
どのみち今日はもう遅いし猫っつってもお前女だろ?こんな暗いなか女1人で外に追い出すのもあれだしな(そう言うと部屋を出て着替えとタオルを持って部屋に戻ると「はい、これ着替え。でかいと思うが我慢してくれ。風呂場は部屋を出て2番目のドアだから」と言うと着替えを渡し
え、あ、ありがと…(ここまで親切にされるとは思わずに目をぱちくりさせながら着替えを受け取って、もう一度「ありがとう」と微笑んでから風呂場に向かい)
意外と優しい人なんだなー…(風呂に入りながら1人呟き。相手のクールな雰囲気から微笑を浮かべるなど想像できなかったため意外におもい)
ふぅ、こんなもんか(相手がお風呂に入っている間簡単な物を作ろうと思いしばらくしてハンバーグとサラダ等ができ「あとは風呂から上がるのを待つだけか」と1人呟き
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