時は幕末。
この世界の歴史と平行して、この世界の幕末とまったくそっくりな世界が存在した。
そこにいたのは刀や鉄砲を持った人種ではない。
“魔術師”と“半妖神”。
魔術師は見た目は他の人間と何ら変わりない、しかしゼロから1を作りだすことのできる、魔法と呼ばれるものを操る人種。
半妖神は見た目からして獣の耳や尾があり、半分妖怪と成り果てた人種。神の造りだした破壊の能力に長けていた。
そのなかでも最強の力をもつ二人がいた。
しかし幕府の犬とされることを拒み、逃げ、追っ手を倒しながら新しい世界を望む。
そんな世界の物語。