主 2013-12-03 18:06:54 |
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ふ~ん、色々ねぇ~(恐らく込み入った事情があるのだろうと相手の反応からなんとなく察すれば必要以上の詮索はやめて「で?まさかこれからずっと他の奴ら騙して俺らの学校通うつもりなわけ?」と、頭の後ろで腕組みをしながら問いかけてみて
(/いやいや、お世辞抜きに主様のロルは素敵ですって!←
そ、そのつもりだけど…やっぱり無理あるかなあ…?
(相手からの問いに改めて考えてみる。普通に考えて、いくら男装しているとはいえ男子校に女子が、なんてあり得ない。といってもここ以外に行く宛てもないわけで…。まさに背水の陣とはこのことだと近くのベットにへたり込むように座りながら多少潤んだようにも見える目で上述を問い掛けてみて
(/そんな!その勿体無いお言葉、そのままお返しさせていただきます!←
素敵なロルありがとうございます‼︎)
はぁ…、まあ、なんとかなるんじゃねーの?俺もお前だって気がつかなかったら女とは気がつかなかっただろうし(目を潤ませる相手を見ればからかう気にもなれず、面倒なことになったななんて考えながらも溜め息をつきながら自分なりの素直な感想を述べて。どうやらここより他に行く宛もないみたいだなと察すれば「仕方ねぇから俺は黙っといてやる」と言って
(/いいえ、返却は拒否いたします←←←
ほんと⁈
魁斗、ありがとう!
(黙っていてくれるという相手に途端に表情は明るくなり笑って礼を言い。これで一安心、と胸を撫で下ろす。それから改まって考えてみれば、数年間離れている間も恋い焦がれて忘れられなかった相手とルームシェアすることになったんだ、というこの状況に嬉しいような照れ臭いような何とも言えない感覚となり
(/えっ、では拒否を拒否しまs←←)
別に、ただしバレない努力は自分でしろよな?俺はそこまでは面倒みきれねぇ(今はなんとも思ってはいないがやはり初恋の相手というのは無意識に意識してしまうもので、素直にお礼を言われ、なんだか照れ臭くてなってしまい、突き放すような物言いになってしまって
(/やれやれ、わがままですねぇ←←
あ、うん…、その辺は何とかするつもり。
魁斗に迷惑かけらんないもん。
(相手の物言いも最もだと感じたようで、苦笑いしながらすんなり頷いては上述を返す。相手が黙っていてくれるとはいえ問題はまだまだ山積み。とりあえず今から自分のクラスに行き自己紹介しなくてはならない。「…よし、頑張ろ」と頬を叩いて呟き
へぇ、案外すんなり引き下がるんだな(少しキツく言い過ぎてしまったかと後悔しかけたが、存外相手が気にしていないようだとわかれば意地の悪い笑みを浮かべて「てっきり、俺を頼って泣きついてくるかと思ったんだけどな?小学生ん時みたいに」なんて言っては小学生の頃は何かある度に泣きついてきた相手を思い出しながらケラケラ笑っていて
(/自分はわがままじゃないでs 事実を言っているだけなので←←←
ちょっ!やめてよ、昔の話は!
…そりゃ、今だって泣きつきたい…じゃなくて!
(昔の話をしてケラケラ笑う相手を見れば、いくら昔のこととはいえ恥ずかしくなり顔を赤くして止めに入り。そのままドサクサに紛れてぼそりと本音が漏れてしまうも、すぐさま首をブンブンと横に振り無かったことにして
(/そんなの自分だって!←あ、真似じゃないですよ?(笑))
ふはっ、いいのか?そんな大きな声出して(ムキになってこちらの発言を食い止めようと口調が強くなっている相手にここが他の生徒も居る寮だと思い出させる為に、遠まわしに声のトーンを落とすよう仕向けて
(/あ、それズルくないですか←←
っ!…そう、だった。
(相手の指摘に思わず両手で自分の口を押さえて小さく呟き。「と、とにかく男らしく男らしく…」と続けて呟いて自分に言い聞かせればネクタイを緩めにしめる。「あ、ねぇ?教室ってどこ?」と首を傾げて相手に改めて問い
(/ズルくないです!事実なのd←←)
くく、い、いいぜ案内するからついてこいよ(改めて男らしく振る舞おうとする相手の姿を見れば思った以上に男子と言っても普通に通用しそうな感じで、そのことに笑いを堪えながら先立って歩き始めて「ついでに校内も案内してやろうか?玲くん」と再び「くん」付けで呼んで
(/はいはい、まいりました降参降参←←
あ、あぁ。頼む。
(笑いながら先立って歩いていく相手からの問いに頷きながら慣れないながらも男っぽい言葉遣いをしようと頑張り。その姿はどこかぎこちないながらも、確かに相手が笑うほどに可愛らしい系の男の子という感じに見えて
(/うわ、何だろう?負けた感が…←←)
とりあえず、ここが俺らの教室な(一つの教室の前で足を止めて相手へとそう説明をしている間にも廊下を歩いている数人の生徒が見慣れない相手を物珍しげに見ていて
(/キノセイダヨ←多分ね←←←
…なんか視線が痛いんだけど。
(教室に案内され、「へぇ〜、ここが」なんて言うところなんだろうが、それよりも今は周囲の視線が気になって仕方なく。少し遠慮気味にキョロキョロと見返しながら相手の後ろにくっついていく
(/カタコト!しかも多分!←←)
そりゃ、新顔だし皆気にもなるだろ(あからさまに視線を向けられて挙動不審に陥っている相手をフォローするように言っては見るが、実際のところ可愛い系の男子というのが目に止まるんだろうな、なんて内心では考えていて、実際周りの男子の中には「男でもいいかなぁ…」などと危ない発言をしている生徒も居て
(/じゃあ気のせい…ってことでいいよ←←←
そりゃまぁ…そっか。
(相手のフォローも最もであり、更に恋愛経験がほぼ無い自分には周囲の危ない発言もよく分からないままで。それでもやはり周囲は気になって、相手の腕を思わず掴んでくっつきたくなるも、男らしくしなければ、と思い出しては出しかけた手を引っ込めて
(/ちょっ、いつから上から目線に⁈←)
…よし、そろそろ別の場所行こうぜ?(好奇の視線に晒されて相手が居心地悪そうにしているのが痛いほどに伝わってくると、なんとなく周りの男子生徒の視線に晒しておきたくなくなれば肩にガシッと手を回し軽いノリで上記言い、教室から離れるように歩き出そうとして
(/調子乗りましたすんません←←
お、おう。そうだな。
(肩に回された相手の手に内心ドキっと心臓が高鳴るも平静を装えば男口調も忘れずに頷く。続けて「次はどこ案内してくれんだ?」なんて付け加えながら相手が教室から離れようと足を踏み出した方向に合わせて自分も歩き。そんな2人を周りは面白くなさそうに見ていた
(/えっ!そんな急に下から‼︎頭を上げてください‼︎←←)
とりあえずまずは学食にでも行くか(周りの視線など気にも留めず、声の調子を変えることもなく言えば、周りの生徒に対して「見せもんじゃねーぞ、こいつは特別気が弱えんだ、あんまりガンつけてやるなよ」と言い放てば面白くなさそうな表情をしながらも周りの生徒達は去っていって
(/上からでも下からでも駄目っすか←あれ、これ詰んでね?←←←
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