[BL] 社長と社長秘書の秘密…

いわれると思ったー。
( 相手の事だからきっと動物の話だとそう言う事をいって来るんだろうと予想していた故か大して怒る事もせずに返って相手につられてｸｽと小さく笑みを零せば撫でると此方に擦り寄って来る相手に目を細めて。やはり相手は猫のようだ、と確信を深めつつ擦り寄って来る相手に思わずもう片方の手を相手の背中の方へと回せば此方に抱き寄せて。「りょーかい。じゃあ大人しくしとく。」とすっかりやる気になっている相手に此方も可笑しげに答えては存外心地いい感覚に頬を緩ませて )

あはは、御自分でわかってました?
(自分の言う事を分かっていた様子の相手に未だ笑っていて、相手の手の感覚を感じていれば抱き寄せられ相手の素肌が目の前に来れば顔を赤らめ。お互いの肌の感触に緊張と恥ずかしさから体を強張らせ心臓の鼓動は速まって。「ええ。…どうですか?気持ちいいですか?」と擦り続けるまま背後から相手に声を掛け


(/明日早いので今日はこの辺で!また明日です!
おやすみなさいﾉｼ

なんていわれる位は、な。
( 相手の思っている事は其れぐらいだろう、と思っていれば未だに笑う相手に眉を下げて微笑み。何時も服越しに感じる相手の温度とは違い素肌の感触に自分も少しばかり鼓動を早めては其れでも心地よい温度を離せずにいて。「んー…、丁度良い。」と背後から聞こえる声にのんびりと答えては久し振りに誰かに背中を流してもらうという行為に相手に身を預けたままで )

(　了解しました!、御相手感謝です!
おやすみなさーい　)

お見通し、ですね。…あの…司さん、?
(笑い終われば自分の事を分かってくれている事に嬉しく思い口角を上げては述べ。無言のままに抱き締められれば相手の様子を伺うように相手を見上げて首を傾げて。相手の声色からもリラックスしている様子が伺え「よかったです!」と明るく返せば、無防備な背中にちょっと悪戯してやろうと思い背中を擦っていた手を止めれば背筋に沿うように人差し指で上から下へとすーっとなぞり

御前の考えている事位はな。んー…?…どうかしたか?
( 良くも悪くも自分がどういう評価なのかは心得ている様子で相手の嬉しそうな笑顔に笑い返して。先程の照れた様な反応も分かっている為相手が尋ねて来るのも分かるのだがしらばっくれるようにのんびりと返しつつ相手を抱き締めたままで。其の侭御機嫌気味にしていれば不意の相手からの行動に少しばかり息を詰まらせ。「っ…、こら。」と僅かに肩を揺らしては振り返り、相手の腕を掴んでは何処と無く不満げな表情で )

有難いです。…いえ、それは此方の台詞です
(唯でさえ分かりにくい自分の言動をこうしてちゃんと理解してくれる相手がいるからこそ関係が成立する事に感謝しフッと笑い述べ。未だ抱き締められたままでこれだけ密着していると心臓の音が伝わってしまいそうだと考えながら相手から返って来た言葉をそのまま返し、平然を装っているが内心はそんな事なく。どんな反応をしてくれるんだろうと楽しみにしていれば僅かに肩を揺らす相手に"可愛い"ときゅんとしては腕を掴み振り向いた不満顔な相手に「あれ?司さん、背中弱いんですかぁ?」と態とらしい言い方でニヤニヤと笑みを浮かべて

なんとなく…。何時もと違って直に御前を抱き締めてられるし。
( 素直じゃないと自覚している相手だが感謝される程の事もしていないと曖昧に微笑み返しては抱き締めている理由を平然と述べて。自分自身別段落ち着き払っているという訳ではないのだが誤魔化すのは上手な様で。余り頻繁には一緒に風呂に入る事も無い為に新鮮な気持ちで相手に抱き締めている理由を述べて。何時もなら自分にからかわれている立場の所為もあってか得意げに此方に笑みを浮かべる相手にむっとした表情をしては「…そういう御前はこういうの平気なのか?」と片手で相手の片手を掴んだままもう片方の手を相手の首筋へと持っていき、指先でゆっくりと撫でて )

そりゃあ普段は服を着てますけど…
(理由を聞いては確かに自分も同じ気持ちはあるが他人に見られる事なんて殆どない裸の状態でしかもこんなに密着していては落ち着く事なんて出来ず何処に目をやればと視線を泳がせており。むっとした相手に"珍しい表情だ"なんて考えていては首筋をなぞられ「ん……別にこれくらい何ともないです」と僅か顔を歪めては相手と同様ピクッと体を揺らし

だろ?…流石に緊張するか?
( 同意されて満足げではあるが落ち着かなさそうにおろおろとする相手にほくそ笑んで顔を上げては相手を見つめ不敵に笑ってみせ。首筋をなぞれば自分と同じ様に体を震わすものの其れを認めようとはしない相手に何処か妖しげに笑ってみればなぞっていた手を離し、相手の手の中にある泡の付いたﾀｵﾙをすっ、と取り上げては「…交代。今度は俺が背中流してやる。」と相手が数刻前要求したのを良い事に仕返しする為なのか言葉を述べ )

別に、緊張なんてしてません。慣れてますし
(笑って問い掛けてくる相手が余裕そうに見え自分だけがドキドキしている様に思えれば悔しくなりむすっとしては意地を張って首を左右に振り。首筋への刺激に思わず反応してしまったと後悔していれば交代するよう言われたが「ヤです。仕返しするつもりでしょう?」と流れ的にそう来るのではとじとっと相手を見て疑い

ふーん…、慣れてるならいいけど。
( 強がっているのも分かり易い相手に密かに片口端を悪戯っぽく上げてはもう一度抱き締め直し、相手の肩口に顔を埋める様にしては首筋に僅かに息を吹きかけて。「…じゃあさっきの怜士からの御願い、聞かなくても良いのか?」と頼んで来たのは相手の方だといわんばかりに笑みを浮かべては此方はどちらでも構わない、と言わんばかりに態とらしくも首を傾げて )

…っ…慣れてますよ、こんな事も出来るくらい。
(首筋にかかる息に更に胸の鼓動を早めては平然を装い再び抱き締められた事で近くなった相手の鎖骨の辺りにちゅ、と吸い付きキスマークを付けて離れれば痕を満足気に見詰めて。「う…それもヤです。…わかりました」と言葉を詰まらせ否定すれば確かに先程お願したのは自分からで、してもらいたいし…と少し悩んだ末、お願いする事にし

…ｯ…、こんな事何処で覚えてくるのやら…。
( 不意の刺激にﾋﾟｸｯと僅かに眉間に皺を刻ませては自分の鎖骨をちらりと見、其処に残った後に満更でもなさそうに笑みを浮かべては視線を戻し、直ぐ目の前にある相手の首筋に唇を寄せては舌先でぺろりとなぞって。「よろしい。…ちゃんと洗ってやるから。」素直に従う相手に満足げにするもからかうはからかうが洗う所はしっかりしている様で立ち上がれば自分が座っていた場所を譲って )

ひゃっ…な、何するんですか!
(痕を見詰めていれば首筋の刺激にピクンと反応し体を捩らせてはぞくぞくした感覚に驚いた表情で相手を見て。「お願い、します」とまだ腑に落ちないのか途切れ言葉で述べては相手に譲って貰った場所へと移動して

何って…、見りゃ分かるだろ?
( 反応を示す相手に意地悪くも何処か嬉しくも感じては相手の質問にしれっと答え、唇を触れさせては軽く吸いつき首筋に所有印をつけては「…ちょっと見える位置かもな。」と赤く残った痕に指先を滑らせて。大人しくも移動する相手の後ろに行けばﾀｵﾙを相手の背中に優しく擦り付けていき )

そういう事ではなく!舐めないで下さい!
(確かに見れば分かるのだがそういう事ではなく、と叱る様に述べては先程とは違う首筋への刺激にほんの僅かに反応して。見える位置と言われその痕の辺りに片手で触れて「こんな所、誰かに見られたらどうするつもりですか」とむすっとした顔で相手を見て。未だ仕返しをされるのではないかと体を強張らせていたが優しく背中を洗って貰えれば段々と無駄な力は抜けていき気持ち良さげに目を細めて

御前が悪戯ばかりするからだろ…?
( 相手の反応の可愛らしさに邪な考えが過るも叱る様に云う相手に顔を上げては先程から積極的にも見える行動をする相手にふっ、と軽く笑って。「…所有されてるって見せつけとけ。」と不貞腐れた表情を見せる相手に言っては自分も鎖骨に付いた印に触れて。「…よさそうだな?」力加減が気になった様で顔を背中から上げ、様子を見ようと鏡で相手の表情を見れば相手が心地いいのが分かった様で )

た、偶にはいいじゃないですか…!
(偶には自分からもスキンシップを、と行っていた様でふいっと顔を逸らしては不貞腐れた様な表情と声で述べ。「誰に見せ付けるんですか!誰に!」と突っ込む様に勢い良く述べて自分の付けた痕に触れる相手を見て司さんは俺のだと独占欲を抱いて。「あ、はい。気持ちいいです」と声を掛けられれば微笑んで頷き

別に悪い事じゃないけど、黙ってもられないしな?
( すっかり不貞腐れてしまった相手に小さく笑えば漸く抱き締めていた体を離し。「御前は俺のものだと言う自覚がある方がいいだろ?他の奴にでも宣伝しておけば良い。」会社の人間にでも外でも、他の人間に狙われなければ其れで良いと横暴にも告げて。「そ…、ならよかった。…なんなら前も洗うか?」と背中にお湯を流し泡を落とし乍らも冗談混じりに笑い乍ら言って )

……また悪戯してもいいですか?
(体を離されれば反応を伺う様にチラリと相手を見て。「んー…そうですねぇ。特定の人には効果あるかもしれません」と考える素振りをしては何時ぞやに道を歩いて居ればいかにもチャラそうな男の人に言い寄られた事を思い出して、そういう場面では案外使えるかもしれないと。「変態。」と冗談だとは分かっているが振り向き眉間に皺を寄せて相手を見て