主 2013-11-23 22:51:07 |
通報 |
…えぇ、期待していてください。
(額に口付けを受ければ、相手を見て照れ笑いし頷き。箸や器をテーブルに運び引き続き大分煮立ってきた鍋も運びガスコンロの上に乗せていれば相手の声が聞こえ其方を向き「丁度いい感じですよ、座っていて下さい」とエプロンを外して片づけにキッチンへ向かい
ん...、美味しそ。
( 完璧と言える程準備された食卓を見、掠めた美味しそうな料理の香りに無意識にも近い状態で上記を呟き。流石は相手だ、と感心しつつ促される侭に椅子の方へ歩み寄って行き、腰掛けて。きちんと箸も食器も用意されておりその情景が同棲や自分以外に相手が居る生活を彷彿とさせる所為か、意識せずとも何処か照れ臭そうに目を細め頬を少しばかり緩めて )
ありがとうございます
(エプロンを置いて戻って来れば相手の言葉が聞こえ嬉しそうに笑って礼を言い相手の座っている向かい側に腰かけ「さ、食べましょうか!…何かいい事あったんですか?」と相手を見て声を掛ければ何やら頬を緩めている相手に一瞬きょとんとして何か相手にとっていい事があったのかと口角を上げて尋ねて
…エプロン、似合ってたのに。
( 戻って来た相手に真っ先に告げたのは先程迄相手がつけていたエプロンの事。何時もの姿も良いが家庭的なのにそそられたのかぽつりと呟いて。向かい側に座って来た相手に視線をやれば悪戯っぽく口角を上げ、机に頬杖を付いては「ん?…良いお嫁さんを貰ったと思ってな。」と不思議そうに問い掛けて来る相手に茶目っ気混じりに答えて )
…そんな物珍しい物でもないでしょう?毎日見てるんですから
(戻って来て早々に聞いた"似合っている"との言葉に照れ、それを悟られない様に何とも思ってない素振りで淡々と返して。毎日食事担当の様になっている己のエプロン姿等見飽きているだろうとも思いつつ。何があったのだろうと相手の話しを聞こうと耳を傾けていると言われた言葉に「なっ!…何言ってんですか!!お嫁に来た覚えはありません!!」とかぁっと顔を真っ赤にし驚いた表情をしては勢い良く否定して
毎日見てるけどやっぱり可愛いなと…。
( 相手の言う通りなのだが仕事場と家庭での差なのか知らないが相手の姿に思わず上記をボソッと呟き。見飽きる事などないのだが不意に出るものはしょうがなくて。勢い良く発言を否定してくる相手にクスクスと密かに笑みを漏らせば「まず嫁って所否定しないのかよ…。」と相手の発言を飄々と返して。結婚と言えるものではないがすっかり板に付いた相手の家事姿にどうしてもそう思わざるを得なくて )
…馬鹿な事言ってないで器貸してください、よそってあげますから
(あまりにもエプロン姿を褒められ照れ臭くなり少しむっとした表情で話題を変える様に相手の方に手を差し出し器を寄越す様に促し。笑っている相手とは反対に照れ隠しから不機嫌そうな顔で「からかうのは辞めてください」と。相手の"嫁"発言を聞いて結婚したらこんな感じなのかな、と頭の隅で薄ら考えていて
はいはい…。
( 此れ又機嫌を損ねてしまった相手の表情に素直にしたがっておこうと緩い返事を返せば自分の器を取り差し出された相手の手に渡して。半分は本気で言ったのだが矢張り冗談と受け止められてしまった様で仕方無さげに口元を緩ませては「…結婚するとしたら奥さんは怜士だけど。」とさらりと告げてはあながち嘘でもないのか目は真面目で )
……はい、
(器を受け取れば様々な食材を満遍なくよそい手渡して、今度は己の器を持ち先ほどと同じ様によそって。真面目な瞳で言われればドキッとして薄ら頬を染めて伏せ目がちで「…俺だって司さん以外とするつもりはありません」とポツリと呟く様に述べ
...あーんして欲しいって言ったらどーする?
( 満遍なく美味しそうに煮込まれた鍋の具材の入った器を手渡されては其の侭一度自分の目の前に置き、相手がよそって居るのを見ては伺う様に云うが要求する様に口角を上げ。「ん、いい子だ。」と照れ乍らも正直に告げる相手に愛おしげに口元に笑みを浮かべては褒めるように告げ )
…今日だけなら、してあげなくもないです。……はい、あーん、
(己の分をよそっていれば相手からの要求に今日だけ、なんて言いながらも了承して、己の器から一口大の食材を箸で掴めば落とさない様に手を添えて相手の口元へと持って行き口を開ける様に促し。「当たり前です」と気恥しさから相手を見る事もなく何故か偉そうに言い切って
...今日だけ、か。
( 了承されて嬉しいものの相手からの限定的な言葉に困った様に微笑むも自分から言い出した事なので大人しく口を開けては口元迄相手が箸で寄せて来た食材を口の中へと入れて。咀嚼し乍らも程よい味付けに頬を緩ませては相手に感心せざるを得なくて。「ふっ...。ん、美味い。」偉そうにも見える態度だが目は合わせようとしない相手に軽く笑えば食べた感想を口にして満足気に頷いて )
…気が向いたら、またしてあげますよ、多分
(困った様に笑う相手に照れ隠しで今日だけと言ってしまっただけで本当はいつでもそれくらいしてあげると回りくどく伝える様な言い方で言えば、相手の口へ食材が入れば箸を持つ手を引いて感想を伺う様に見詰めて。頬を緩ませる相手にほっとすれば"美味い"との言葉に「お口に合ってよかったです」と嬉しそうに微笑み己も食べ始めて
...はーい。
( あくまで肯定的に受け取っておこうと相手の言葉にゆるりと微笑みを浮かべてはだらしなく聞こえるであろう返事をし。嬉しそうに微笑む相手に此方も心を和ませては自分で箸を持ち「いただきます。」と今更ではあるが呟く様に述べては自分の為に装われた食事に手を付けて )
全く、子供みたいな返事ですね
(だらしなく間延びした返事に子供に接している様に思えてくれば、呆れた表情で相手を見て述べ。相手が食べ始めるのを見て己も、と両手を合わせて「いただきます」と述べて己の器を手に取り食べ始めて。数口食べていると体の中からぽかぽかする様な感覚を感じ「温まりますね」と口角を上げて相手を見て
そうかぁ?
( 自分では特に気にせず、と言うよりも気にする程の事でもないのか食事を口に入れ乍らにして答えて。おいしい料理に体も温まってくれば相手の言葉に穏やかに頷き、「最近寒いからな…。…風邪引くなよ?」とめっきり寒くなった気温に少し心配した様に器から視線を上げてはちらりと相手を見て )
ええ。あ、ビール、飲みます?風呂上がってからにしますか?
(己も料理を口にしながら返して。あ、と声を発すれば冷蔵庫にあらかじめ準備しておいたビールの存在を思い出し相手に視線を向けて問いかけて。穏やかに頷く相手にこうやって二人でゆっくりしてる時間が好きだなぁなんて考えながら、風邪の話題を振られれば「大丈夫ですよ。司さんこそ、手洗いうがいをきちんと行って予防しておいて下さいね?」と一応己なりに気を付けている為大丈夫だと頷けば、相手は予防等していないだろうと勝手に思い込んでは忠告する様に述べ
んー…、風呂上がりに一緒に呑むか。
( 用意が良いな、等と思って少し考えるも今呑むより風呂上がりに相手と一緒にゆったりと呑む方が心地がいいだろうと考えては酒を相手と飲む楽しみを後に回して。「御前は俺のお袋か。」急に子供に言い聞かせる様な口調で自分に忠告する相手に思わず苦笑を零せばなんて心配性なんだろう、と今更乍ら実感。自分が倒れれば周りに迷惑がかかると少なからず自覚している為か其の様子はしっかりとしていて )
そうですね、風呂上がりの方が一層美味しく感じますし
(相手の返答を聞けば己も同じ様に考えだと頷き、風呂上がりの火照った体に冷えたビールの美味しさは格別でそれを相手と一緒に味わう方がいいと薄ら笑って述べ。「こんなだらしのない社長を産んだ覚えはありません。それに、万が一移されると困りますので」と否定するもまた的外れな否定の仕方で、気を付けているとはいえ四六時中一緒にいる相手が風邪を引けば移る可能性は格段に高くなり二人共ダウンしてしまっては会社の仕事が回らなくなると心配症が顔を出し。いくら日頃だらしない相手でもそれくらいは自覚してくれているだろうと信じて。
調子のって酔っぱらうなよー?
( 自分は酒には強い方だから平気なのだがからかう様にケラケラと笑って相手に言っては風呂上がりが楽しみだ、と密かに心の中で思い新たに鍋の具を器に装っては尚も食べ進めて。否定のずれが此れ又面白く、クスクスと笑っては「大丈夫、引かない様には気をつけてるし例え引いたら御前が看病してくれるんだろう?」と確信めいた笑みを浮かべては相手をじっと見詰めて。相手が秘書であるのは前提で何よりもこの家では相手は自分の恋人という目線の方が大きく、会社の仕事の事も念頭には勿論置いているのだがそれでもゆったりと余裕の様子で笑っていて )
トピック検索 |