主 2013-11-23 22:51:07 |
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だろ?…怜士は普段厳しいが十分優しいっての。
( だらけた自分叱るのは会社と自分の為でもあると分かっているから遠慮なく身任せれる訳で、考える素振りする相手優しい目で見ては小さく微笑んで寝転んだ侭顔上げる相手の前髪邪魔にならない様指先で払いつつ相手の額に唇押し付けて。駄々捏ねる程の年齢では無い、と言う事は十分分かっている為特に考える事もせずに居て。「はいはい、…それ、キスを強請ってるって言う風にも見えるからな?」威張る様な言葉発する相手茶化す様に告げると小さく口角上げつつ相手に怒られる前に早々と其の場を立ち去りリビングへと戻って )
…好きな人に優しくするのは当たり前でしょ。
(相手を叱る事も時々あるのだがそれでも優しいと言ってくれる相手に"あんまり自分を甘やかさないで欲しい"なんて思うも相手なりの愛情表現なのだろうと考えて、額に口付けられれば照れ臭げに眉を寄せ伏せ目になってはぼそりと呟いて。「何言ってんですか!…全く。」相手の発言に頬を染め立ち去る背中に向けて勢い良く否定するも、心の何処かで期待していたのかもしれないと一人更に頬を赤らめ。キッチンへ来た本来の目的を思い出し、相手は風邪を引いていないが一緒に飲ませようと生姜湯を二人分入れて。
じゃあ俺が御前に優しくしても其れが当然なんだからな?
( 自分に言うのだから恐らく理解しているのだろう、と照れた様に視線伏せる相手に距離縮めた侭諭す様に言い聞かせ、優しくしたり甘やかしたりしたくなるのは相手位なもので。困った様に視線俯かせたままで居る相手見詰め乍此方は穏やかに微笑んでいて。背中に怒っている様な否定の声受けつつ相手に頼られたり強請る様な言葉受けたりと其処其処機嫌良くしては相手が生姜湯自分の分淹れてるとも知らずソファへと戻り腰掛けてゆったりと相手が戻って来るのを待ち )
そうなりますが…当たり前になんて思ってしまったらバチが当たります。…何時もありがとう、司さん。
(優しくするのは好きな相手だからこそ尚更ではあるが其れを当たり前の様に思うのはどうも納得がいかなく、感謝しなくてはと思えば相手の首へ腕を伸ばし軽く引き寄せては微笑み乍礼を述べ、そっと相手の唇へ自分のを合わせて。「…はい、こっち司さんの分。」生姜湯を入れ終えれば二人分のコップを持ちリビングへと向かい、ソファに腰掛けている相手の隣へ座れば相手用にと用意した生姜湯を差し出し。
んっ、…どういたしまして。此方こそ、何時も一緒にいてくれて有り難う。
( それはそうだ、と相手の言い分に納得した様子で頷いてみせて、珍しい相手からの口付けに小さく微笑みつつ受け取ると自分も相手の腰へと腕回し抱き寄せて距離縮めると自分からも相手へと唇押し当て、何度も角度変えつつ口付けていき。「ん?嗚呼、…俺の分迄態々済まないな。」相手から貰えるとは思っておらず戻って来た相手に差し出されては驚いた様に目見開き、嬉しそうに微笑んでは温かい其れを手で包み込む様にして受け取り、湯気の出る生姜湯冷ましつつ飲んでいき )
…ん、出逢ったのが…司さんで…良かった。
(顔を離せば礼を述べられ応える様に満面の笑みを浮かべて、近付いて来る相手の顔を見詰めて繰り返される口付けの合間に途切れ途切れ述べつつ、相手の髪を愛しげに優しく撫で。「いえ。あ、熱いですから気を付けて下さいね?」驚いた様子に日頃余り飲まない為相手が苦手に思っていたらどうしようかと一瞬不安になったものの嬉しそうに受け取る相手を見てほっとし薄く微笑んで、まだ熱くて飲めないと自分のコップをテーブルに置き相手は大丈夫だろうかとチラリと見れば冷ましつつ飲んでおり、まだ熱いから注意してと告げて。
…ふ、…なんか改まって変な感じだな。
( 病人の相手に互いに礼を言い合う状況に思わず笑み軽く零しては一度唇離し間近で相手見詰め手は柔らかい手付きで撫でられていく髪に居心地良さそうに目元緩ませて。「分かってる。…流石に其処迄子供じゃない。」冷まそうとしている相手尻目に猫舌でもない己は早々に口つけていっては徐々に温まっていく身体に居心地良さそうにほ、と吐息零し。何やら熱そうに冷めるのを待っている相手横目にみては大丈夫だろうかと心配そうに見詰めて )
ふふ、そうですね。…そろそろ起きましょうか…俺、シャワー浴びたいですし。
(相手の笑みに釣られて確かに可笑しな感じだと此方も笑を漏らし、大分目が覚めた事だし昨日は其の侭寝てしまった為風呂に入ってない事を思い出してはそろそろ行動を開始しようと告げて、相手の髪を撫でている手を離し一人先にもぞもぞと起き上がり、相手を起こしてやると言う様に両手を差し出して。「ですよね。…はぁ…落ち着きますねぇ、温かい飲み物と司さんのセット。」入れたてで熱いからと声を掛けたものの相手は言われずとも気を付けており早々に口を付ける姿を見ては心配し過ぎかと改め乍、少しは冷めただろうかとテーブルに置いたコップを再び手に取りふぅふぅと冷ましつつそっと口を付ければ飲めない程ではなく、体が温まるのを感じ乍少しずつ飲んで。時間がゆっくり過ぎる様な落ち着いた感覚になれば、安堵の息を付いて前を向いた侭思った其の侭の事を述べて。
ん…、…一人で浴びれるか?
( 戯れ付く時間も楽しいが何時迄もそうしていられないのも事実で、差し出された手掴んで起き上がると一息ついてから布団から出て、未だ一応風邪引きである相手振り返り問い掛けつつ出れる様にと今度は自分から片手差し出し。相手が入っている間朝食を作るでも良いし相手と共に入って背中流してやるのでも良いと考え。「…俺もこういう時間は好きだ。帰ってからでしか出来ないからな。」普段懐かない猫の様な発言する相手から出る珍しい言葉に少しばかり驚くも仕事場では出来ない穏やかな雰囲気は自分も好む物で小さく微笑むと両手で包み込む様にコップを持ち、吐息混じりに呟いては自分から相手に近寄り負担にならない程度に相手にくっついて )
…大丈夫です、直ぐ上がって来ますから。ありがとうございます。
(相手の差し出してくれた手を掴んで出乍相手の問い掛けにどう答えようかと考えて、一緒に入りたいのも山々だが昨日から相手には世話を焼いて貰ってばかりで、まだ僅かに倦怠感は残っているもののそこまで重症という訳でも無いし此れ以上はと遠慮する事にし、心配してくれているのであろう相手を安心させるべくにこりと微笑んで告げて。「所構わずでは幾らセットがあっても落ち着きませんね…家である事と二人きりだからこそ、でしょうね。」会社ではやはり仕事が気掛かりであり公私をしっかり分けている自分にとっては何処でもでは無く、今の要素が揃っているからだろうと述べてはくっついて来た相手に小さく微笑んで、コップを零さないよう気を配り乍自らも少し寄り掛かる様にして。
ん、…なんかあったら呼べよ?
( 相手の事が心配なのは同じ様で、心配させまいとした笑顔察しては小さく微笑んで頷き、自分は其の間に胃に優しい朝食でも作っておこうと考えに至ると相手の頭ぽふぽふと軽く撫でて、着替えの支度も有るだろうと考えては直に手離し自分は食事の用意の為に寝室を出てからキッチンヘと赴き。「公私混同しないのはいいが…、まぁその通りだな。」真面目な相手らしい言葉に苦笑零すも確かに職場で其の様な行動は恐らく出来ない為に仕方なく頷き、今は相手から近づいてくれる様な距離感に嬉しそうに目元緩ませては手元に置いてある生姜湯口元迄持って来ては一口啜り、身体が温まっていく感覚にほ…、と一息ついて )
はーい。
(何かあったら声を掛けろと言ってくれる相手に緩く返事をして大人しく頭を撫でられた後、相手が別行動を始めれば自分も着替えを準備して風呂場へ向かって。「俺達は周りとちょっと違った付き合い方なんだから余計にね、不満は無いけど。…これ、ちょっと憧れてた。」自分達は一般の恋人同士とは違って男同士だし会社では上司と部下であり外では余計に気を遣わないとと日々思っているが、家では何も気にする事無く過ごせるし仕事の立場上一緒に居られる時間も多く、又温泉などでも別れる必要がないのはむしろ特だと思っている位で不満は無く、自分達らしく居られれば其れでいいと思っていて。コップをテーブルに置けば、そっと相手の腕に自分のを組んで実は腕を組むという行為に少し憧れていたんだと照れ臭げに俯いて告げて。
( 相手が風呂場へ行く事をちらりと振り返り確認してからキッチンヘと向かうと胃にいい物とは言ったものの何を作ろうか暫し迷い、少しして昼食に近いという事も有り柔らかく煮た饂飩にする事にしては饂飩の麺棚から取り出して。「不自由させて悪いな。…まぁ普通なら御前がされてる側だとは思うんだけどな。」自分は特にそう言った概念は
気にしないが相手に迄強いてる状態に少しは心苦しい様で困った様に眉寄せては小さく吐息つくも、唐突に相手から腕組まれては目丸くして。取り敢えず零さない様に自分もコップをテーブルに置けば、普通の相手の立場なら女性に組まれる側だろうに、と小さく微笑み浮かべると距離縮める様に相手の方へと僅かに凭れ )
(脱衣所へ着けば服を脱ぎ風呂場へ入りシャワーを浴びて。まだ倦怠感は残っているものの明日には治るだろう、昨日は相手に世話を焼かせちゃったな等温かいシャワーを浴び乍ぼんやりと考えていて。「もう!不満は無いって言ったでしょう、気にしない!…そうですねぇ、俺に彼女か…。」困った様に眉を寄せる相手に気にさせたくて言ったんじゃないと軽く叱る様に告げては安心させたく微笑んで。腕を組むという行為は確かに男女を連想させる物であるが恋人同士ならではの行為だと思って憧れていて。相手に言われては自分に彼女がいたとしたら、日頃は相手しか眼中に無く考えた事も無かったが想像してみて。自分よりも背も低くやっぱり手を繋いだり組んだり、抱き締めたりキスしたりするんだろうなと使い慣れない想像力を使いつつ、男女であっても公私混合は無しだと。
( 鍋で汁作り茹でた饂飩入れて暫く煮ている間に眠気混じりに大きく欠伸しては誰かを看病する朝等は初めてな為に妙に新鮮で、思わず小さく口元緩めてしまうも同時並行で御茶を淹れたり器用意する等して一応は手際良く動き。「…は−い。…なんか、其れは其れで複雑だな。」叱る様な口調であるものの微笑む相手に仕方なく間延びした返事返しては此れ以上言わない事にし。相手が自分以外の男性と居るのも勿論厭だが相手の隣に女性が居る事考えても其れは其れでやはり複雑なものが有りそれ示す様に眉間顰めては小さく唸り。自分が彼女居たら、とかは考えないものの相手の隣に居るのが自分でよかったと安堵する様に肩竦ませて )
(シャワーを浴び終えればタオルで頭と体を拭き脱衣所に出て服を着て、ふとドライヤーが目に入れば風邪を引いていた手前髪は乾かしておこうとドライヤーを手に取り乾かし始めて。シャワーを浴びた事で気分もスッキリしては何処か軽い足取りでリビングへと向かって。「俺に彼女なんて想像付きません。やっぱり、貴方の隣じゃないと。」間延びした返事にフッと頬を緩め。想像しても何だかしっくり来ず辞め、代わりに相手に女性がいたとしたらと薄ら考えては、それだけでもうやきもちを妬きそうで深く考える事は止して。小さく唸る相手をチラリと見れば眉を顰めており、自分に彼女が居たらという発言に対しての表情だとしたら嬉しいなと口元を緩めて先程凭れる様にしてきた相手に戯れる様にぐっと力を入れて凭れ返して告げて。
( 味見しては大丈夫そうなの確認し、風呂場の音聞こえてはそろそろ相手もこちらへ来る頃だろうと出来立ての柔らかめに煮た饂飩器へと盛りつけてはちょうど良く此方にやって来るのが見え小さく頬緩ますと、「出来てるから座ってくれるか?」とリビングへと持っていく為に自分と相手の分の器両手に取って。「…嗚呼、俺もだ。御前の隣に俺以外が居るって考えると正直どうしたらいいか分からなくなる。」誰かに依存するなんて事は無いと思って居たが現に相手が居ないと困るという考えに至っている自分に眉間寄せた侭苦笑零しては凭れ掛かって来る相手に優し気な視線落としもう片手相手の頭へ伸ばしては愛おし気に相手の髪指先で梳いて )
(美味しそうないい匂いがすると吸い寄せられる様にリビングへと来れば、相手は食事の準備をしていてくれた様でぱぁっと明るい表情をし「ありがとうございます!」と礼を述べれば言われた通り食卓の椅子に座り、器を運ぶ相手を嬉しそうに眺めていて。「…もし、そういう事態になってしまったとしたら、どうしてくれるんでしょう?」相手の表情見ては有り得ない事は前提なのだが意地悪くクスクスと笑い乍尋ねるも、相手の事だから身を引くなんて言うんだろうなと大方の予想をして。優しげな視線と愛しげな手仕草にドキリとして、こういうのに弱いんだよな、と相手を見詰めつつ思い。
どういたしまして。
( 明るい表情に此方も自然と頬緩ませては相手の元へと饂飩運んでやり箸と共に目の前に置いてやっては自分の席へと自分も饂飩と箸置いて。席へと座り軽く手合わせて「いただきます。」と小さく呟き。「どうする、か…。御前が本当に幸せそうなら諦めるしか無いが、少しでも悲しそうなら御前に付け込んででも傍に置いておくことになるな。」と相手の言葉に暫し考える様に明後日の方向向くと意地悪な笑いと裏腹に案外まじめに考えては最後は付け加える様に本気か冗談か分からない笑み口元に浮かべて。此方見詰めて来る相手に小さく微笑んでは最後に軽く撫でてから手離して )
わぁ、饂飩だ!…俺、好きなんですよね。
(目の前に運ばれて来た器に目をやれば饂飩で結構好きなんだと更に嬉しそうにし、相手が席に着いた事を確認しては「いただきます。」と同じ様に手を合わせて呟き、食べ始めて。「すみません、後半…きゅんとしちゃいました。」前半は予想していた通りでやはり自体の事を優先してくれる優しさを感じるも、後半の"付け込んでも"の言葉に不覚にもときめいてしまい顔を赤らめては片手の平を相手に向け、顔を隠す様に反対の方向を向いて告げて。
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