【ｲﾅｽﾞﾏ】疾風少年×赤眼鏡の後輩【ｲﾚﾌﾞﾝ】

うーん…でも、忘れてって言われて忘れられるものでもないと思うぞ。(頬を膨らませる相手を見て少し慌てるが、かと言ってすぐに忘れられるという方法もなくてどうしよう…と考えながら

そうだな…でも、まだ他にも乗り物があるんだし、そっちを楽しめばいいんじゃないか？(自分も残念そうにするが、相手のことを元気づけようとふわりと微笑みながら言い、相手が馬車から出ようとすれば入った時と同じように手を差し出して

た、確かにです…あっ、では話題を変えましょう！…えっと…良いお天気ですね！(しょぼんとした顔になるが、話題を変えてみようと思い真っ暗な夜空を指差しながら言って

…そうですね！では早速コーヒーカップに向かいましょう！(相手の言葉で元気づけられたようでニコッと微笑み、差し出された手を握り馬車から降りて

そうだな…やっぱり、冬だから星が綺麗だ。(話題が変わっても特に気にしたりする様子はなく、相手に指差された夜空を見上げて

…よし、行こうか！(相手が笑ったのを見て安心して、手が握られたのを確認すると地図に載っていたコーヒーカップの方に向かって歩き出して

そうですよね…！星、きらきらしていて綺麗です…(話題変えるの成功した…！なんて思いながらうんうんと頷き、夜空をじっと眺めながら

はい！コーヒーカップ、遠いですか？(繋いだ手を軽く前後に振りながら歩き、気になったらしく聞いてみて

…流れ星とか、流れてくればいいのにな。(星座のことはあまり詳しくないので、他のことを話そうとそう言って

いや、結構近いぞ。…ほら、もう見えてきた。(しばらく手を繋いだまま歩くと遠くの方にコーヒーカップが見えて、それを指差して

寝落ちすまない…返しておくな。

流れ星が流れてきたら、何をお願いしますか？(流れ星がないかキョロキョロ、と確認しながら聞いてみて

…あ、本当ですね！コーヒーカップも楽しそうです！(指差された方を見て、クルクルとコーヒーカップが回っていたためわくわくしながら言って

全然大丈夫ですよ！すみません、遅くなっちゃいましたが返しておきますね！

うーん…毎日健康でいられますようにとかでもいいけど、やっぱり、これからも春奈と仲良くできますようにってお願いするかな。(少しの間どんなお願いをするか真面目に悩んだ後、照れくさそうに頬を赤らめながら言い

そうだな、楽しそうだ。(楽しそう、じゃなくてきっと本当に楽しいんだろうな…なんて思いながらふふっと笑い、少しだけできていた列に並んで

ありがとう！大丈夫だぞ、俺も返しておくな。

えっ…！わっ、私も同じことお願いしようと思ってました…！(相手の返事を聞けば目を見開き、頬を赤らめながら嬉しそうに言って

はい！一郎太さんは、何色のコーヒーカップに乗りたいですか？(列からカラフルな色のコーヒーカップが見え、首を傾げながら聞いてみて

どういたしましてです！ありがとうございます！すみません、また遅くなっちゃいましたが返しておきますね！

えっ…そうなのか？春奈がそう思ってくれてたなんて、嬉しいな。(相手の言葉に驚いて何回か瞬きをするが、俺って大事に思われてるんだな…と思うと嬉しくなり、思わずにやけ気味になって

うーん、色んな色があるから迷うな…(列の隙間から回っているコーヒーカップをじっと見て、んー…と唸りながら考えて

すまない、寝てた…返しておくな。

はい！私も、すごく嬉しいです！お互いがそう思っていれば流れ星にお願いしなくても、きっと仲良くできますね…！(にやけ気味の相手を見て自分も少しにやけてしまい、それを隠すように額から眼鏡を下ろし普通に掛けて

そうですね…あ、あの青っぽいのはどうですか？(青と水色で彩られたコーヒーカップを指差し、綺麗だな、と思いながら聞いてみて

全然大丈夫ですよ！すみません、遅くなっちゃいましたが返しておきますね！

ああ…これからも、仲良しでいような！(相手が普通に眼鏡を掛けたのを見て不思議に思うが、自分と同じでにやけているのだと分かれば指摘はせずにニッと笑いながら相手の手を握って

おっ、いいな。…あっちのピンクっぽいのも可愛いんじゃないか？(指差されたコーヒーカップを見て、あれにしようかな…と思うと同時に 春奈は可愛い方が好きかもしれない…とも思い、薄いピンクで所々にハートや星の模様のついたコーヒーカップを指差して

ありがとう！大丈夫だぞ、俺も返しておくな。

はい！これからも、よろしくお願いします！(手を握られれば嬉しそうに微笑み、ぎゅっと握り返して

あ、可愛いですね…！でも一郎太さん乗るの、恥ずかしくないですか？(指差されたコーヒーカップを見ればぱぁっと目を輝かせ、ハートや星の模様がついているため聞いてみて

どういたしましてです！ありがとうございます！また遅くなっちゃいましたが返しておきますね！

ああ…こちらこそ、よろしくな！(手を握り返されれば自分も嬉しそうな表情で、手を握ったまま上下に軽く振ってみて

確かに、一人だと恥ずかしいけど…春奈と一緒だからあんまり恥ずかしくないかな。(自分一人でコーヒーカップに乗っているところを思い浮かべるとかなり恥ずかしいが、春奈と二人で乗るなら違和感はないよな…と思って、少し考えてみた後で答えて

どういたしまして！返しとくな。

はいっ、もちろんです！(安心したように笑い、負けじと少し強めにぶんぶんと振り返して

あ、確かにカップルの方とかは乗ってますもんね…！じゃあ、ピンクのに乗ってもいいですか？(よく考えてみたら一郎太さんなら一人でも全然違和感ないかも…なんて思うが言わないことにして、ピンクのコーヒーカップを見ながら言って

わっ…今日も元気だな。(強めに振られて驚くが、それは相手が元気な証拠だと考えて、ふふっと笑いながら言い

ああ…いいぞ。ピンクのにしよう。(自分も改めてピンクのコーヒーカップを見た後、微笑みながら頷いて

寝落ちすまん…返しておくな。

はい、元気です！一郎太さんも元気ですか？(振る力を弱めにして、首を傾げながら聞いてみて

ありがとうございます！楽しみですねっ！(嬉しそうにニコニコしながら、ピンクのコーヒーカップを目で追って

全然大丈夫ですよ！すみません、遅くなっちゃいましたが返しておきますね！

勿論さ…俺も元気だぞ！(こくこく頷いた後、先程相手がしたように握った手をぶんぶんと上下に振り返して

どういたしまして。ああ…そうだな。(相手の笑顔を見て自分もにっこり笑い、話している間に順番が進んでいっていよいよ自分達が一番前というところまでやってきて

ありがとう！大丈夫だぞ、俺も返しておくな。

そうですか…安心しました！(先程自分がしたようにぶんぶん振り返されれば、少し驚いた顔をするもすぐにホッとため息をもらし微笑んで

…よし、私たちの番になりましたね！行きましょう！(順番がきて係員の人にどうぞと言われれば軽くお辞儀し、相手の手を引きピンクのコーヒーカップに向かおうとして

どういたしましてです！ありがとうございます！すみません、また遅くなっちゃいましたが返しておきますね！

それに、春奈と一緒だとすごく楽しいしな…いつも話してくれてありがとう。(言葉どおり楽しそうに笑って、手を離して軽く頭を下げつつお礼を言い

そうだな…よし、行こう！(自分も係員の人に軽くお辞儀をした後、相手に手を引かれながらコーヒーカップへと向かって


すまない、すごく遅くなった…返しておくな。

私もすごく楽しいです！あ、改まってどうしたんですか！？(自分も満面の笑みで返し、頭を下げつつお礼を言われればあたふたし、「私の方こそ、いつもお話してくださってありがとうございます！」と深々とお辞儀をして

よし、乗りましょう！(ピンクのコーヒーカップの前まで来ると、ぐっと片手で拳をつくり意気込んだ後に乗り込んで

全然大丈夫ですよ！すみません、ちょっと熱があって寝てたりしたら返すのがすごく遅くなっちゃいました…ごめんなさい！返しておきますね…！